発達障害の子どもを育てる親や姉弟は、
ストレスが異常に溜まってしまいます。

普通の人ができることができないため、
何度注意しても同じミスを繰り返したり、
あり得ない行動をしてしまい、
家族を困らせてしまうからです。

普通の子ども(定型発達)の育児方法も
通用しない場面が多く、
悩んだりストレスの溜まる毎日で、
心身ともに疲れて切ってしまいます。

私も発達障害ですが、
普通の子どもとは違って、
変な言動や行動をしてしまい、
家族を大変困らせてしまっていました。

例えば、スーパーに買い物に行ったとき、
何故か大声で意味不明なことを言って
しまって恥をかかせたり。

音にも敏感なため、
気になる音があるとパニックになり、
泣き叫んだり、暴れてしまうなど。

視野が異常に狭く、
考えたことが上手くいかないと、
癇癪を起したり。

今思うと、明らかに普通の子どもではなく、
親に恥ずかしい思いや、
姉達に関りを持ちたくなくなる
言動や行動をしていました。

家族に発達障害の子が1人でもいると、
普通の家庭生活を送ることが
難しくなるのです。

昨日、ダウン症の子どもを
堕ろす親が90%以上にのぼると、
話題になっていました。

「新型出生前診断」で、
体内にいる子どもにダウン症が
あるかどうかが、99%の確率で
わかるそうです。

ダウン症の子どもを育てる苦労は、
発達障害の子どもよりも大変です。

知能指数の低さ、体の異変など、
脳だけでなく、身体にも問題が
あるからです。

この問題については賛否両論がありますが、
私は産まない方が絶対に良いと思います。

ダウン症の子どもの場合、
一生面倒を見なければなりません。

もちろん、発達障害も症状によって
人生が終わるまで、理解やサポートが
必要なケースが多いです。

ダウン症にしても発達障害にしても、
親の苦労は尋常ではなく、
その後の人生は絶望に落とされます。

それ以上に子どもには、
悲惨な人生が待ち受けているのです。

私も生まれてきたくはなかったですし、
親や家族の為にも、
生まれてくるべきではなかったと
確信しています。

障害を持つ子どものほとんどは、
普通にはなれず、
最底辺をさまよい続ける
人生
になるのです。

そしてそれを支える親や家族も
不幸に巻き込まれてしまいます。

しかし、それでも産んだ以上は
育てるしかありません。

普通の子ども(定端発達)を育てるよりも
辛い目に合い続けることは確かですが、
理解とサポートをし続けなければ
ならないのです。

そのため、親の苦労や家族の心労は
並大抵ではありません。

ストレスが異常に溜まりますし、
育児放棄したくなる気持ちはわかります。

それでも見捨てられず頑張り過ぎてしまい、
鬱になってしまうケースもあります。

そうならないためにも、
無理をしない、ほどほどの支援が
大事なのです。

今回は、発達障害の子どもに
家族が苦労しすぎない支援の必要性
についてお伝えしていきます。

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発達障害の子どもにはほどほどの支援

発達障害の子と向き合うのは大切ですが、
全てを受け止めることは無理です。

普通の子にはない問題が何度も引き起こされ、
対応に疲れ切ってしまうからです。

もちろん放置してしまうのはNGですが、
何もかも相手にしてしまうと
ストレスや不安感から
鬱になってしまうこともあります。

うつのような状態が続くと、
子育てや家事が適当になります。

また、マイナス思考によって意欲が低下し、
自暴自棄になってしまいます。

浮気や離婚など、
家庭崩壊にも繋がりやすくなります。

うちの場合は、私があまりにもダメすぎて、
家庭が崩壊していました。

父は浮気、母は辛い思いを耐え続け、
姉達とのコミュニケーションも無く、
家族の関係は崩壊していました。

全て私の変な言動や行動で迷惑をかけた
ことが原因だと思います。

そのため、家族は私との接触を
避けていたと思います。

家族は、私と相手をすると
疲れるということがわかっているので、
放置ではありませんが、
程よい距離感を保っていたのです。

発達障害の子どもに対しては、
付かず離れず」が正解だと思います。

発達障害の子には、絶対に理解と
サポートが必要ですが、
親や家族が疲弊してしまうと
余計に支援ができなくなるからです。

一生懸命になりすぎず、
不安感や心労などのストレスを
抱えないことが大切なのです。

それでも普通の子どもを育てるよりは、
圧倒的に苦労してしまいます。

いつのまにか心身が疲れ切ってしまい、
体や心が不調になることもあります。

そのようなときは、無理せず、
休養したり、親族や心療内科に
相談しに行ってください。

発達障害の子どもを育て続ける苦労は
並大抵ではありません。

近道や終着点もなく、
苦労してしまいます。

必要以上に頑張らず、
辛いときは周囲の人に頼り、
ほどほどの支援をすることが
大切なのです。

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まとめ

発達障害の子どもを育てるのは
大変なことから、
自分の子を愛せない」と感じている
親御さんも多いようです。

とにかく手がかかり過ぎてしまい、
ストレスが溜まり過ぎて
イライラするからです。

心労続きの毎日で、
精神が不安定になってしまうのは
仕方がないことです。

ただそこで子どもを見捨ててしまったり、
怒鳴るなどの対応をしてしまうのは
よくありません。

発達障害の子は、
普通の人ができることができず、
自己肯定感が低下し続けます。

さらに親から怒られたり、
家族に冷たい対応をされると
対人恐怖症、うつ、不安症などの
二次障害を引き起こす原因となります。

不登校や引きこもりにもなります。

そうならないためにも、
親や家族がストレスを溜めないように
支援することが大切です。

発達障害の子どもの育児に
頑張り過ぎても、
脳の機能異常が治ることはありません。

もともとある脳の特性を受容し、
問題が起こるのは仕方がない、
自分のできる範囲で頑張ろうという
意識を持つことが大切なのです。

必要以上にあれこれ考えすぎても
無理なものは無理です。

問題行動が起こっても、
脳の特性が原因なので仕方がないと
割り切って対応してください。

ただ、絶対に見捨てたり、
理解やサポートをするという気持ちは
忘れないで
ください。

放置された発達障害の人は、
運が良くない限り、
その時点で人生が終了となります。

一人では問題解決ができない、
誰かの支援やサポートが絶対に必要です。

発達障害の症状の重さによって違いますが、
生涯にわたってサポートが必要です。

そのため、親や家族、周囲の人は、
無理をせず、ストレスを溜めないように
支援し続ける必要があるのです。

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