結婚してから、嫁とのコミュニケーションや夫婦生活が思うようにいかないことに悩むことはありませんか?
「もしかしてアスペルガー症候群では?」と疑問を持つこともあるでしょう。

発達障害は、子供の頃にはなかなか気づかれないものですが、大人になってから発覚することも少なくありません。

また、彼氏彼女の関係の時には、深く付き合っていない場合(同棲)、発達障害を疑うこともないかもしれません。

私自身も、大人になってからASD(アスペルガー症候群)と診断された一人です。
私の場合は発達障害の概念が無い時代でしたので仕方がありません。

しかし、今では発達障害の理解が進んでいます。
親や教師、周囲の人が気づいて、専門機関に受診して、発達障害と判明することも少なくありません。

ただ、グレーゾーンだったり、軽度の場合は発達障害が見過ごされがちです。

子供の頃は、個性的な行動も「ただの個性」として受け入れられることが多いのです。

発達障害は、正確な診断を受けることで、それに合わせたサポートを受けることができます。


今回のテーマである発達障害のASD(アスペルガー)の男女比は4:1で、女性の診断が少ない傾向にあります。

ASD(自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群)について


そこで今回は、ASD(アスペルガー)が疑われる嫁のための簡単なセルフ診断プログラムをご紹介します。

これは公式の診断ではありませんが、自己理解や今後の対応に役立つと思います。

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日常や夫婦生活を通じたアスペルガー症候群セルフチェックガイド

あなたの嫁が「アスペルガー症候群の特徴」を持っているかどうかをチェックするプログラムです。

以下の質問に答えて、日常生活の中での嫁の行動や反応について考えてみましょう。

各質問には、最も当てはまると思われる選択肢を選んでください。採点は自己評価のためのものであり、結果はあくまで参考としてご利用ください。

配偶者の理解度チェックテスト

質問1: 家事や日常の責任分担について、妻はどう感じていますか?

質問2: あなたの妻は、予期せぬ来客があった際にどのように反応しますか?

質問3: 感情表現について、妻はどのようですか?

質問4: あなたの妻は夫婦での外出計画を立てる際、どの程度柔軟ですか?

質問5: あなたの妻は夫婦の時間をどのように価値づけますか?

質問6: 外出時の妻の行動は?

質問7: 妻はどの程度、変化を受け入れられますか?

質問8: 会話中、妻はどの程度目を合わせますか?

質問9: 夫婦間での趣味や興味の共有について、妻はどう思いますか?

質問10: あなたの妻は、あなたの冗談をどの程度理解しますか?


【注意事項】
このセルフチェックは、専門的な診断を代わりにするものではありません。もし心配な点があれば、医療機関や専門家に相談してください。

自己理解や今後の対応に役立つ一歩としてご活用いただければ幸いです。

また、安心して、適切なサポートを受けることができるように、専門家の意見を求めることが大切です。

嫁(妻)がASDかもしれないと思ったらどうすればいい?

パートナーがアスペルガー症候群(ASD)の可能性があると感じたら、まずは冷静になりましょう。不安や疑問を抱えるのは自然なことですが、正しい知識を得ることが大切です。

ASDは一人ひとりで症状が異なり、特定の行動がすべての人に当てはまるわけではありません。ですから、専門家の意見を聞くことが何よりも重要です。

専門家に相談する前に、自分自身で情報を集めることもできます。インターネットや図書館でASDに関する資料を読み、症状や特徴を理解しましょう。また、セルフチェックリストを使って、パートナーの行動や反応を観察するのも一つの方法です。

しかし、これらはあくまで参考程度にとどめ、最終的な診断は専門家に委ねるべきです。

専門機関に相談する

もし嫁がASD(アスペルガー症候群)かもしれないと感じたら、専門機関に相談することが一番です。発達障害者支援センターや心療内科、精神科、専門のクリニックは、そうした疑問や不安を抱える家族をサポートするために存在しています。

発達障害者支援センターでは、専門のカウンセラーや社会福祉士が、発達障害のある人々やその家族に対して、相談支援や情報提供を行っています。また、地域の支援体制や利用できるサービスについての案内もしてくれます。

心療内科や精神科では、医師が診断や治療を行い、必要に応じて薬物療法や心理療法を提供します。専門のクリニックでは、より特化したアプローチで、個々の状況に合わせたサポートを受けることができます。

専門家に相談することで、正確な診断を受けることができるだけでなく、日常生活での具体的な対応策や、夫婦関係の改善に向けたアドバイスを得ることができます。また、専門家は、家族全員が快適に暮らすための支援計画を立てるお手伝いもしてくれるでしょう。

大切なのは、一人で悩まず、専門家の意見を求めることです。

専門家のサポートを受けながら、家族としての絆を深め、お互いを理解し合うことが、より良い未来への第一歩になります。

どんな小さな疑問や心配事でも、専門機関はあなたをサポートするためにあります。安心して相談してみてください。

今後どう接すればいいのか考える

パートナーがASD(アスペルガー症候群)の可能性があると感じた時、今後の接し方を考えることは非常に重要です。ここでは、そのための心構えと具体的なアプローチをご紹介します。

理解を深める

まずは、ASDについて理解を深めることから始めましょう。ASDの人々がどのように世界を感じ、どのように反応するかを学ぶことで、パートナーの行動や感情をより良く理解できるようになります。

忍耐を持つ

ASDの特徴によっては、コミュニケーションや日常生活において誤解が生じることがあります。こうした状況に対して、忍耐強く、穏やかに対応することが大切です。

サポートする

パートナーが必要とするサポートを提供することで、彼女の日常生活がより快適になります。例えば、ルーティンの確立や、ストレスを軽減するための環境作りを手伝うことができます。

コミュニケーションの工夫

直接的で明確なコミュニケーションを心がけましょう。ASDの人々は、暗黙の了解や非言語的なヒントを読み取るのが苦手なことがあります。言葉にして伝えることが重要です。

ポジティブな関係を築く

ポジティブな関係を築くためには、パートナーの長所や興味を認め、それを共有することも有効です。一緒に楽しめる活動を見つけ、質の高い時間を過ごしましょう。

ASDの診断があったとしても、それはパートナーシップの終わりを意味するものではありません。むしろ、お互いをより深く理解し、支え合う機会となり得ます。

パートナーとの関係を大切にし、一緒に成長していくことを心がけましょう。
そして、何か困ったことがあれば、専門家に相談することを忘れないでください。

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カサンドラ症候群や家庭崩壊にならない為には

夫がASD(アスペルガー)で妻がカサンドラ症候群になるというのはよく聞く話です。

実際、私の父親が120%のASDだったわけですが、母親は相当苦労していました。

人の気持ちを考えられず、自分勝手な行動。
子どもの前で堂々と浮気をしている異常な光景を私は目にしてきました。

また、わけのわからない妄想(思い込み)から現実を見ていない。
先の事を考えられない。
意味不明なこだわりがあるなど。

結果、母親がカサンドラ症候群になっただけでなく、家庭自体が崩壊しており、冷え切った家族でした。

さらに父親のASDが私にも遺伝しました。
遺伝だけでなく、高齢から生まれた子だったので、私は重度の発達障害ASDとなりました。

夫婦のどちらかが発達障害だと、夫婦仲だけでなく、家庭自体が難しい状態になってしまう可能性があります。

カサンドラ症候群にならない為に

カサンドラ症候群は、ASD(アスペルガー症候群)を持つパートナーとの関係において、非ASDのパートナーが感じる孤独感や理解されないという感覚を指します。

この状態を防ぐためには、まずは自分自身の感情や健康を大切にすることが重要です。

自己ケア

自己ケアは非常に重要です。自分の感情を理解し、必要であればサポートを求めることが大切です。カウンセリングやセラピーを受けることで、自分自身の感情を整理し、ストレスを管理する手助けをしてもらいましょう。

コミュニケーション

コミュニケーションも鍵となります。パートナーとのコミュニケーションを改善するためには、明確で直接的な会話を心がけることが効果的です。また、パートナーのASDについて学び、理解を深めることで、お互いのニーズをより良く理解することができます。

サポートグループ

サポートグループの活用も考えてみてください。同じような状況にある他の人々との交流は、孤独感を軽減し、有用な情報やアドバイスを得る機会を提供します。また、家族や友人からのサポートを積極的に求めることも、感情的な負担を軽減するのに役立ちます。

教育と啓発

教育と啓発も重要です。ASDについての知識を深めることで、パートナーの行動や反応をより良く理解し、適切な対応をとることができます。また、周囲の人々にもASDについての理解を促すことで、より広いサポートネットワークを築くことが可能です。

カサンドラ症候群を防ぐためには、自分自身とパートナーの両方に対する理解とサポートが必要です。

自分自身の感情を大切にしながら、パートナーとの関係を築いていくことが、互いにとって健全な関係を維持するための鍵となります。

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まとめ

今回は、嫁が発達障害のASD(アスペルガー)かどうかを診断するプログラムや対処方法についてお伝えしてきました。

「嫁がアスペルガーかもしれない」と感じたら、心配や不安になると思います。
でも、嫁がASDかもしれないと感じたら、まずは落ち着いて正しい知識を得ることが大切です。

ASDは人それぞれで、一概に「これがASDだ」と断定することはできません。ですから、専門家の意見を聞くことが何よりも重要です。

自分自身で情報を集め、セルフチェックリストを使って観察することも有効ですが、最終的な診断は専門家に委ねるべきです。

専門機関に相談することで、正確な診断を受けることができるだけでなく、日常生活での具体的な対応策や、夫婦関係の改善に向けたアドバイスを得ることができます。

発達障害のASD(アスペルガー)を直すお薬も無いですし、治すことはできません。

アスペルガーは、特にコミュニケーションが上手くいかなかったり、自分流のこだわりがあるなど、癖が強いことがあります。

また、いつも決まりきった行動でないと不安になったりもします。

しかし、アスペルガーの特性は、経験でカバーすることが可能です。

アスペルガーでも、物事をたくさん経験して慣れれば、普通の人のように振る舞うことはできるのです。
しかし、その経験値を積むまでが結構大変だったりします。

アスペルガーの私も、最初の経験が大体失敗(致命的)してしまい、挫折することがよくあります。

アスペルガーの症状や性格も人それぞれですので、全ての人に当てはまるわけではありません。

ASD(アスペルガー)の性格タイプの特徴と変化の理由【受動型・孤立型・積極奇異型・大仰型】

その為にも、専門機関や医療機関に相談することが一番の近道だと思います。

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