3月に生まれた悲劇。

3月生まれは、脳や身体の成長が常に他の月よりも遅れてしまいます。
4月生まれの人と比べたら約1年も成長に差が出るのです。

数カ月程度なら仕方が無いとしても、子供の頃の成長は少しの差でも「発達の段階」に大きな違いが出ると言われています。

たった数カ月の違いなのですが、そのせいで友達作りとかクラスでのカースト、勉強の結果にまで差がつくのです。
そしてこの小さな差が積み重なって、人生全体にまで影響を及ぼしていきます。

私自身も子供の頃から明らかに幼いと感じていました。
大体3~5歳くらいです。

例えば中学1年生の頃に、文化祭でプラネタリウムをやることになりました。
周りは各々アイディアや考えなどを出しているのですが、私は何をどうしたらいいのかわからない状態。

そもそもプラネタリウムって何。
結局、何もクラスの作業に加わることが出来ずに隅っこにいるだけ。

中学生の中に小学生の低学年が一人混じっている感じ。

でもやはり自分が周囲と比べて一番幼いと感じていたのは、思考。
説明が難しいのですが、考えが幼稚すぎるのです。
その年でその発想、考え、コミュニケーションの取り方など、明らかに幼い。

年齢よりも思考が幼すぎて周囲についていけない原因は、私の場合はIQの低さとASDの影響です。
でもそれ以外に3月生まれというのも20%くらい関係しているのではないかと思いました。

3月生まれは、4月生まれに比べてほぼ1年くらい成長の差があります。
4月生まれと比較するのは極端としても、少なくとも12月くらいまでの人に比べたら、知能や身体能力の成長が劣っている。

もちろん、IQ次第で何月生まれとかは関係なく差がめちゃくちゃ出ます。
身体能力に関しても、親の体が丈夫だったり、スポーツが得意であれば子供にも遺伝して強靭になるので、誕生月によるハンデはなし。

それでも、3月生まれは学校という競争の場においては、デメリットになってしまいます。

しかし、3月に生まれてくる人も一定多数いることは事実です。
その原因は親。

何故、親は子供が3月生まれになるとデバフを受けてしまうということが理解できないのでしょうか。
子供が生まれる月を逆算して考えてほしいところ。

ちなみに私の両親ともに頭が悪い人なので、そんなことは全く考えていない。
姉2人も、1月生まれと2月生まれ。
ありえない。

私の家は貧乏だったので、暖房や冷房器具などはほとんど無かったと思われる。
その為、子作りに快適な気温の時期に繁殖したのだと思う。

誕生月妊娠月(概算)
1月前年の4月~5月
2月前年の5月~6月
3月前年の6月~7月

しかも私の場合、姓名占いでも凶や大凶。
名付けでも本当に、何も考えていない親はどうしようもない。

個人的に姓名占いは当たると思っています。
有名人やスポーツ選手を調べてみても、大体大吉だからです。

子供の3月生まれは親の責任なのですが、IQや親の能力が高ければそのハンデは帳消しになるどころか、プラスとなります。

3月生まれでもIQが高ければ、周囲の人よりも大人びているし、勉強や運動も関係なしにハイレベルでこなせる。

結局のところ、子供の出来は親次第なのですが、それでも平均で考えた場合、3月生まれはかなりのディスアドバンテージとなります。

そこで今回は、3月生まれの辛さを考察していきたいと思う。

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3月生まれの天才

3月生まれで天才はいるのでしょうか。

個人的には、何月に生まれたとか関係は全く無いです。
確かに1年くらいの知能の差が出てしまいますが、天才という枠組みで考えた場合、そんなのは誤差の範囲。

天才とは、生まれ持った高いIQによって裏付けられるものだと思います。
実際にIQが高い人は、周囲の人の考え方や行動が幼く見えてしまうことがあるそうです。

物事の理解力が生まれつき全く違うので、例え3月生まれであったとしてもそんなのは関係ない。

普通の人が1時間かかって学ぶことを10分もかからない。
しかも、難しいことも難なく理解してしまう。この差が非常に大きいと思っています。

私は頭が悪く、難しいことをいくら考えても理解が出来ない。
そして、それに気づかずに時間だけが経ってしまう。

でも頭の良い人(天才)は、つまづかずにどんどん先へ進む。

IQは親からの遺伝と育った環境によるもので、3月生まれであろうが関係ないのです。

3月生まれの有名な天才

  • アルベルト・アインシュタイン(1879年3月14日生)
     20世紀最大の物理学者。相対性理論を打ち立て、ノーベル物理学賞を受賞。まさに「天才」の代名詞。
  • アレクサンダー・グラハム・ベル(1847年3月3日生)
     電話の発明者。音声や通信の歴史を根本から変えた発明家。

芸術・文学

  • ヴィンセント・ファン・ゴッホ(1853年3月30日生)
     後期印象派を代表する画家。没後に評価が爆発的に高まり、今では「芸術の天才」と呼ばれる存在。
  • ヨハン・セバスチャン・バッハ(1685年3月31日生)
     西洋音楽史上、最も偉大な作曲家の一人。音楽理論や和声感覚の礎を築いた。

3月生まれは可哀想?

3月生まれは可哀想なのでしょうか。

小学校や中学校(公立)は、IQでは無く、住んでいる地域で通う学校が決まっているので、かなり大変(可哀そう)だと思う。
大人びている(IQが高い)子供もいるし、逆に頭が悪く考えが幼い人もいます。

そういえば私が小学生時代は、学力でクラスが決まっていました。

6年生の時に4クラスあったのですが、私は6-1でした。
その6-1のほとんどの子供は、成績が低い人で集められていたのです。
逆に6-4は、頭の良い人の集団。

IQが20違うと話が合わないと言われており、その摩擦を避けていたのだと思われます。

また6-1では転校生や転入生が多かったです。
そして何かあると机に頭をぶつけて頭突きをしたり、授業中でもふらふらしている人もいました。

担任の先生もそれに対処できる人を割り当てるという目的もあると思います。

IQごちゃまぜの小学・中学校では、3月生まれほど幼さが際立ってしまうのではないかということです。

同じ学年の中で一番年下である分、理解力や集中力、体格でも劣って見えることが多い。
その結果としてからかわれたり、自信を失いやすいのです。

しかも学校は基本的に「横並びの評価」なので、数か月から1年近い発達の差を考慮してくれないのです。

4月生まれと同じ基準でテストや運動会に臨むことになるため、3月生まれの子どもはスタートラインからハンデを背負っているような状態になります。(高IQを除く)

なので私の結論としては、3月生まれは「可哀想」だと思います。

3月生まれの不利なデータ

3月生まれが不利だと言われるのは、実際に統計データとしても示されている事実です。

スポーツや勉強にに関するデータでも、早生まれ(4〜6月生まれ)に比べて、1~3月の遅生まれは成績が劣る傾向にあるとされています。
文部科学省の調査や複数の大学の研究でも取り上げられており、特に幼少期における「発達差」が大きく影響しています。

イギリスの教育省関連のレビューでも、同じ学年内で誕生日が遅い子どもほど、学力テストや学習到達度が低い傾向があることが指摘されています。
特に小学校低学年のうちは差が大きく、徐々に縮まるとはいえ、中学・高校でも完全には解消されないことが多いようです。

スポーツや運動能力の面でも、サッカーやアイスホッケーなどの選抜選手を調べると、4月や5月など学年の初めに生まれた子が多く、2月や3月生まれは極端に少ないという現象があります。

子どもにとっての1年も違うというのは、本当に大きなハンデだと思います。

特に幼稚園〜小学校低学年の段階では、月齢の差=発達の差と直結しており、例えば運動能力、集中力、語彙力など、あらゆる面で違いが出るとのこと。

スポーツの世界では「リレイテッド・エイジ・エフェクト(相対年齢効果)」という言葉もあります。
同じ学年でも早生まれの子の方が選抜されやすく、遅生まれは目立ちにくいためチャンスを逃しやすいという現象です。

なので、同じ学年でも、3月生まれというだけですでに2~3歩で遅れてしまっているのです。

私も実際にこの「見えないハンデ」を子どもの頃からずっと感じてきました。
そして今思えばIQやASDを抜きにして、3月生まれが自分の性格や自己評価に少なからず影響していたのではないかと思います。

3月生まれのメリット・デメリット

3月生まれ当事者としてほぼデメリットしか感じていません。
メリットとしては、誕生日がくるのが遅いので、大人になって年齢が加算されるのが遅れるくらいです。

一般的な3月生まれのメリット

  • 年齢を若く見られる
     同学年の中で誕生日が一番遅いため、大人になってからは「まだ〇歳になっていない」と言える期間が長く、少し得した気分になれる。
  • 柔軟性が育ちやすい
     幼少期に「追いつく努力」を強いられる分、忍耐力や適応力を鍛えられるケースがある。研究でも、相対的に若い子どもは困難を乗り越える過程で強い粘り強さを得る場合があるとされている。
  • 春生まれの明るいイメージ
     3月生まれは卒業や新しい門出の季節と重なり、ポジティブな印象を持たれることもある。

一般的に言われる3月生まれのデメリット

  • 学力や体力で出遅れやすい
     同じ学年でも4月生まれに比べると最大で約1年の発達差があり、幼少期の学力テストや運動能力測定で不利になりやすい。
  • 自己評価が下がりやすい
     「自分は他の子より劣っている」と感じやすく、劣等感や自信のなさにつながることがある。
  • 選抜の機会に恵まれにくい
     スポーツや部活動で早生まれは不利とされ、実力があっても埋もれてしまうリスクが高い。
  • 進学や受験での影響
     特に幼少期に基礎がつまずくと、中学・高校・大学入試でもハンデが残りやすい。

3月生まれの性格

3月生まれの人の性格はどのような感じなのでしょうか。
基本的に何月生まれであっても、性格は親の遺伝と生活環境によって形成されるものだと思います。

でも3月生まれから引き起こされる、環境的な影響が性格に出ることはあると思います。
勉強や運動が周囲の人よりも出来ずに、自己肯定感が削られていく。
その結果、ネガティブな性格になったり、精神がよわよわになる可能性も。

私の場合、人の目を極端に気にする、遠慮、常にビクビクしてしまう性格となりました。

また逆に、早くから苦労を経験する分、人の気持ちを理解したり、空気を読む力も育つ可能性も低いですがあります。
周囲に追いつこうとする気持ちが強くなるので、努力家になったり、逆境に強くなる可能性も。

3月生まれの性格は、その影響力をどれくらいう受けたかによって、プラスにもマイナスにも働くのだと思います。

まとめ

3月生まれであっても、IQが高ければ勉強による差は全くありません。
また、身体能力に関しても、親からの遺伝で生まれつき強靭な体であれば早生まれであっても差はでない。

ただそれは親に依存しているわけで、一般的な平均値で考えた場合、3月生まれは明らかに劣ってしまう訳で。

さらにそこに私のようにIQが低く発達障害もあるとマイナスの連鎖となる。

だから、親が真剣に子供の生まれる月を考える必要があるのです。
親自身が能力に自信があれば、子供にも遺伝で優秀になる可能性が高いので、生まれる月に関してはそれほど考えなくてもいいと思う。

しかし、平均的だったり、何かしらの問題を抱えているのであれば、どう考えても遅生まれ(4月2日以降)の方が圧倒的に有利。
この有利の差が、知能の発達や身体の作りに影響し、交友関係や成績にまで及ぼしくてくる。

だから、個人的には4~7月くらいまでが子供の誕生になるようにして欲しいと思う。

3月生まれは少なくとも20歳くらいまではハンデを感じてしまう。
メリットとしては、年を取るのが遅いので年齢的に少し若いとみられるくらい。

全ては親次第。
だから親ガチャという概念が真理なのだと思う。

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