発達障害の人がモテると聞いて、違和感を覚えた人は多いのではないかと思います。
人がモテる要素はある程度決まっており、発達障害であっても定型発達でも条件次第だからです。
人が恋愛に発展する・モテる理由とは何でしょうか。
一般的に財力、容姿、学歴、コミュニケーション、尊敬、美人、かわいい、イケメンなどがあげられます。
学生や若い頃は主に「見た目」や「コミュニケーション能力」を第一に考えます。
結婚を考える年齢になると、収入、学歴、頭の良さなど、将来を見据えたお付き合いを考慮します。
発達障害の人は、極端に容姿が整っており、「かっこいい」「かわいい」などの人がいます。
また、一部の分野を突き詰めて社会的に成功を収める人。
IQが高く、高学歴、有名な会社、高収入の人もいます。
女性の発達障害の人の場合は「天然でかわいい」「会話が面白い」「素直で純粋」「親近感がもてる」など、特性によってモテる・告白されやすいことがあります。
発達障害の人はその特性ゆえ、普通の人よりも尖っており、魅力的に映り「モテる」のです。
しかし、大多数の発達障害の人がモテるわけではありません。
むしろ、モテない人の方が多いと思います。
普通の人は、発達障害と聞くと恋愛対象になりずらいことがあります。
彼氏、彼女の関係になると、遅刻が多かったり、約束を忘れられる、コミュニケーションがずれていたり。
友達の状態なら楽しいし面白いけど、付き合うとなると・・・。
たまたま発達障害でモテている・告白されている人が日の当たる表舞台に出ており、SNSで発信しているのを多く見かけるのかもしれません。
それでも普通の人(定型発達)には無い、発達障害の男性や女性のモテる理由があります。
今回は、「発達障害の男性がモテる理由!なぜ恋愛や告白された女性が多い?」をテーマに書いていきたいと思います。
発達障害の男性がモテる理由
発達障害の男性がモテる理由はいくつかあります。
容姿が整っている
発達障害(ASD)の人は、イケメンであったり、中世的な容姿で見た目が整っている人が多いと言われています。
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実際に統計データがあるわけではありません。
ですが、支援団体で働いている人やネット上の意見をみてみると、ASDにはかっこいい、美顔の人がいると噂されています。
私もそう思います。
容姿が整っていれば、確かにモテますし、告白される恋愛の対象となります。
ですが、それは20代前半までです。
中身の要素が重要となってくる大人になると、ASDの人の特性のハンデによってモテなくなる可能性が高いです。
大人のモテる要素に一番大切なコミュニケーション能力が劣っているからです。
コミュニケーション能力が高い
発達障害のADHDの人は、コミュニケーション能力が高く、会話が面白い、ユーモアがあって楽しい人がいます。
ADHDの人は想像力が豊かで発想能力が高いので、普通の人とは違う視点で物事を考え、驚かせてくれます。
人の立場に立って考えることもできるので、モテる要素となっています。
ASDの人の場合、コミュニケーションは苦手な人が多いですが、興味のあることに対しての知識量は凄いです。
ある特定の分野において普通の人より圧倒的に優れており、共通の趣味の人であれば親密な関係・恋愛に発展します。
また、ASDの人は裏表がなく、純粋で素直な性格です。
嘘をつくのが苦手でバカ正直な面に好感を持つ人もいます。
しかし、想像力が欠如しており、思ったことをそのまま言ってしまいます。
嫌われる致命的な一言を言ってしまい、関係が崩壊する危険性もあります。
学歴が高い・高収入
IQが高く、高学歴の発達障害の人もいます。
発達障害の人は様々な特性があり、ある特定の能力に優れている場合が多いです。
記憶力や観察力が異常に高い。
1つのことに対する集中力や熱意がすごい。
独創性がある。
専門的な知識がずば抜けている。
など、学業においては高偏差値。
専門的な知識を生かして大企業に就職、高収入を得る人がいます。
尊敬されやすく、モテる要素となっています。
発達障害の人の全てが高学歴というわけではないです。
私もですが、普通の人よりも劣っている人が多いと感じます。
発達障害で高学歴・高収入の人の割合は、10~20%くらいだと思います。
発達障害の女性が告白されたり恋愛対象になりやすい訳
発達障害の女性がモテる理由はいくつかあります。
美人・かわいい
発達障害の女性の外見が整っている人がいます。
ASDの人の場合、こだわりが強く、細かいことに敏感な為、美意識が高い人もいます。
また、人に見られることが苦手で見た目を気にしてしまうのです。
その為、自己ケアや服装、生活習慣などを普通の人よりもこだわっています。
発達障害自体の遺伝が見た目に直接影響を与える「因果関係」は今のところありません。
しかし、自己の意識によって人からの見た目は違ってくるのです。
距離感が近い
発達障害の人は人との距離感が取れない人が多いです。
ASDの場合、極端に馴れ馴れしく、人に対して凄く親しげになります。
また、自分の全てをさらけ出してしまったり、なんでも話してしまいます。
全て想像力の異常な欠如によって引き起こされます。
男性は、「ここまで俺に対して自分を見せてくれるんだ」と思い、好感度が上がり、告白されやすくなります。
いい人・なんでも言うことを聞いてくれる
発達障害の女性の方は、その特性から辛い思いをしている人もいます。
結果、自己肯定感の低下し、「人に嫌われたくない」と思う人もいます。
その為、「いい人」になりすぎてしまったり、「相手の言いなり」になることもあります。
ナンパされやすく、悪質な男性に絡まれても断れない、拒むのが苦手なので気を付けなければなりません。
天然で庇護欲をもたれる
発達障害のADHDは女性に多く、「うっかり」や「ドジっ子」の人もいます。
普通の人から見ると「天然で可愛い一面がある」と捉えられることもあり、親しみを感じさせます。
男性によっては、困っている女性を放っておけない、かまってあげたい、と強く思う方もいます。
自然体で「天然で可愛い」女性は持てます。
しかし、発達障害(ADHD)の特性上さまざまな問題があります。
交際相手とのトラブルも普通のカップル以上に起きてしまいます。
その為、ADHDの女性は元カレが多い、彼氏が途切れない人もいるそうです。
まとめ:発達障害がモテる理由・モテるには
発達障害の特性によって、普通の人には無い魅力を持つ人がいます。
その要素がモテる要因となっています。
普通の人(定型発達)の人よりも特定の能力・技能が高く、成功して高収入の人。
発達障害の遺伝から見た目が整っており、イケメン・美人の人。
コミュニケーション能力が異常に高く、面白い・楽しい・ユーモアのセンスがある人。
IQが極端に高く、学歴に優れ尊敬される人。
発達障害の尖った才能が「モテる」「告白される」「恋愛対象」などになるのです。
ですが、発達障害の人がモテたり恋愛対象になるのは難易度が高いです。
特に発達障害の理解、サポートが無いと彼氏・彼女の関係にすらなれません。
ほとんどの発達障害の人は普通の人(定型発達)よりも人生が大変です。
恋愛や恋人を作る余裕がない場合が多いのです。
発達障害の人がモテるには「運」の要素が大切だと感じます。
発達障害を理解してくれるパートナーに出会えるのか、その人の環境運、対人運が必須です。
自ら切り開いて自然と彼氏、彼女を作るのは難しい。
しかし、発達障害の特性を発揮すれば、普通の人よりもモテる可能性はあります。
その為には、自己分析をし、どうすれば自分がモテるのか徹底的に考える必要があるのです。