引きこもりニートは月にいくらくらいお金がかかるのでしょうか。
また、1カ月にお金はどれくらい使っているのでしょうか。
このブログ記事でのひきこもりニートの定義は、全く働いていない長期ひきこもりや真性ニートを対象にしてます。
私のように20年以上の本物の末期の状態の人です。
真性ひきこもりは家にずっといるので、お金がかからないと思うかもしれません。
食事や家の維持費などは全て親が払っているからです。
でも本当に1円もお金がかからない、使わない引きこもりニートはいないと思います。
何かしらの出費は必ずあるはずです。
また、大半の引きこもりの人は、親からお金を貰ってはいないと思います。
長期・真性の引きこもりは、親からお金(お小遣い)を貰えない・貰いたくないからです。
恥ずかしいし、プライドがある、親に気を使ってしまう、また貧乏の可能性が大だからです。
今回は、本物の引きこもりニートが1ヶ月にいくらくらいお金を使っているのか。
また、、お金がかかってしまうのかについてお伝えしていきます。
そして、生活費の内訳や収入の有無について考えていきたいと思います。
長期引きこもりニートは1ヶ月にいくらかかる?生活費の目安
長期ひきこもりは毎日家にいるので、お金を使うことはほぼありません。
家でお金を消費するとすれば、ネット通販、youtubeなどの投げ銭くらいではないでしょうか。
もしくは、ネットゲーム、ソシャゲの課金など。
意識が高い引きこもりであれば、株や自己投資に使っているのかもしれません。
ただ、実際問題、引きこもりなので働いておらず、収入が無いはずです。
なので、趣味や自分のやりたいことがあっても、お金が無いので使えない。
本当に必要な事(医療費や通信費など)以外のお金はほぼ使っていないと思います。
長期ひきこもりの私も、約2カ月に1度の心療内科への通院費とその他の病気の病院通い、そしてスマホ代、ネット回線の費用くらいです。
後は日用品として、目薬、ガム、飴、DHAサプリメント、その他の医療品くらいです。
外出用の洋服や靴などを買いたいのですが、お金がかかる、そして交通手段が無い、対人恐怖症なので買いに行けません。
洋服はボロボロで恥ずかしいのですが、外出は病院以外ほとんどしないので、ぎりぎりで耐えています。
靴も1つしか無く、汚れていたり、靴擦れをする為買い替えたいのですが、我慢している状態です。
長期・真性ひきこもりの人は、欲しいものがあってもお金が無いので我慢するしかありません。
毎月、絶対に支払わなければならないこと以外の消費はほとんど無いと思われます。
私の1カ月にかかるお金は、
プロバイダ料金:約4000~5000円
スマホ代:約2000~3000円
医療費・交通費:約2500円
サーバー・ドメイン:約1500円
その他生活必需品:約3000円
合計すると、1万4千円~1万5千円くらい毎月お金がかかっている計算となります。
しかし、その他にも何かしらの費用が発生する月があり、2~3万円かかる月もあると思います。
一般的な本物の引きこもりニートの人の月の出費はどれくらいなのでしょうか。
考えられる要因は、私基準となってしまうのですが、ほぼ同じだと思われます。
違うのは、医療費、通信費くらいだと思われます。
私の場合は、寝食以外はPCの前に座っているので、ネット関係の費用が大幅にかかってしまっています。
また、持病や心療内科への定期通院をしています。
逆に趣味や食費などには使わない為、その分のお金はあまりかかりません。
一般的な長期・真性ひきこもりの人の1カ月にかかるお金を考えてみると、
食費10000円
趣味70000円
日用品3000円
通信費5000円
くらいだと思われます。
普通の長期・真性ひきこもりニートの月にかかるおおよその目安は25000円と勝手に予想します。
ただ実際に本物の引きこもりの人は、食費、趣味、通信費がほぼ無いと考えられます。
月に3000円も使ってはいないと思います。
私も病院へ通う前は2~3カ月に1度外出するかどうかで、お金も全く使っていませんでした。
当時はガラケーであり、ネットもADSLだったので通信費を含めても、月に3000円も使っていなかったと思います。
ひきこもりの人の事情や生活は人それぞれであり、1カ月にいくらかかるのか想定するのは難しいです。
でも、収入がほぼ無いはずなので、本当に必要なとき以外のお金の支出は無いと思います。
大体の目安ですが、真性・長期ひきこもりの人は、毎月1万円も使っていないのではないでしょうか。
長期ひきこもりの収入源や所得はいくら?
働いていない長期間の真性・本物の引きこもりの人の収入はいくらなのでしょうか。
基本的に引きこもりは親に面倒を見てもらっていると思います。
私も、食事や光熱費、家の維持にかかる費用など全て母親が支払っています。
極論を言えば、収入が0でも生きていくことは可能です。
しかし、自分のしたいことが全くできません。
その為、自分で何とかして収入を得ている引きこもりの人もいると思います。
私の場合は、現在は障害年金を貰えているので、毎月かかってしまう出費はそこから支払えています。
しかし、22年くらいの長期ひきこもりの中で、障害年金が受給できたのは5年くらい前の事です。
それまでは、何とかして自力でお金を得ていました。
例えば、大学生の頃に趣味で集めていたカードゲームの値段が少しプレミア価格になっており、それをヤフオクで売って生活していました。
また、大学生の頃からプレイしていたMMO内での通貨の売買です。
RMT取引は、ゲームによってはしてはいけない規約がありますが、私がしていた世界最古のMMOではそのような規制はありません。
それでも得られたお金は少なく、毎月3000円くらいのの出費も痛すぎでした。
一般的に、働けない長期・真性ひきこもりの収入源は、親からの援助、昔の貯金、生活保護、障害年金、ネットビジネスくらいだと思います。
どれも不確定要素であり、確実な収入源とすることは難しいです。
でも、本物の引きこもりの人でも月に1円も使わない人は本当にごく稀だと思います。
長期引きこもりでも、何かしらの収入源を模索して、お金を得ていると思います。
収入から必要経費を引いた金額が所得です。
ひきこもりに所得の定義が適用されるのは、ネットビジネスくらいでしょうか。
ネットビジネスでお金を稼げるのは頭が良い人です。
IQが高い、高学歴の引きこもりであれば、ネットでお金を稼いでいるかもしれません。
でも、自分で考えて行動しなければならないネットビジネスは、ある意味個人事業主と同じです。
難易度は、会社勤めの数十倍だと思われます。
親からの援助も、裕福でない限り難しいと思います。
大半のひきこもりは、普通以下の家庭環境なのではないでしょうか。
うちの場合も物凄く貧乏です。
親からのお金の援助もしてもらっていません。
いや、過去に医療費を出してもらったりしていますが、引きこもりで恥ずかしく、そしてプライドもある為、お金を貰うことはありません。
生活保護を受けている長期・真性ひきこもりの人もほとんどいないと思います。
ひきこもりの定義は、親が生活全般のお世話をしている状態だからです。
生活保護を受ける条件は、全ての財産が0の状態、無収入などだったとどこかの記事で見た記憶があります。
さらに、審査もかなり厳しいようです。
長期・真性ひきこもりだけでは、受けることは無理だと思うからです。
障害年金を受けている引きこもりは多いのではないでしょうか。
厚生労働省の調査によると約8割の引きこもりが精神疾患を抱えていると言われています。
障害年金の受給条件は、日常の困難さが査定条件として最も高いそうです。
長期・真性ひきこもりの人は、かなり当てはまっていると考えられます。
そして、私のように発達障害やその他の精神疾患を抱えている可能性が非常に高いです。
ただ、障害年金の申請は手続きが複雑であり、様々な条件があります。
精神科や心療内科などの通院履歴、年金の未払いが無いかどうか(年金支払いの免除申請をしているかどうか)、過去や現在の状況説明など、記載しなければならない書類がたくさんあり、めんどくさく難しいです。
貯金がある引きこもりの人もいるのではないでしょうか。
ひきこもりになる前に働いていた時に溜めていたお金があれば、それを切り崩して毎月の出費に充てることもできます。
貯金は人によるので何とも言えないのですが、最後の命綱なのでおいそれと使うことはできません。
貯金が0になってしまうと、心が不安になってしまい、引きこもりがさらに悪化してしまう恐れがあります。
しかし、逆に貯金が無くなることで危機感を覚え、引きこもり脱出を一大決心するかもしれません。
何かしらの収入を得ようと必死に考えたり、行動をしなければならなくなるからです。
引きこもり脱出には危機感が必要だと思っています。
ひきこもりを治すには、自ら行動するしかありません。
強い行動原理があれば、恥や見栄を捨てて活動することができるのです。
私も、いろいろと心配な身体の病気を抱えています。
いつかはその病気が末期的にまずい状況になることは確定しています。
今はまだ、見て見ぬふりをして現実逃避をし続けています。
病気の悪化が限界に達した時、引きこもりを辞めて現実を考えて行動しなければならなくなると思われます。
まとめ
真性・長期の引きこもりは、1カ月にいくらお金を使っているのか、収入源についてお伝えしてきました。
まとめると、本物の引きこもりは1カ月に1万円も使っていない。
収入は無し。
もしくは、障害年金で月に5万円、貯金を切り崩している、親からの援助で1万円くらい、その他の収入源で5万円以内だと思います。
ひきこもりの収入源は人それぞれですし、無い人が多いのではないでしょうか。
本当にその人次第なので、何とも言えません。
1ヶ月にかかるお金も、収入や貯金の余裕度によってことなります。
ある程度、月に使えるお金が計算できるのであれば、それ相応の出費をしていると思われます。
しかし、大半の本物の引きこもりは収入も無く、そして活動もしないので0に近いと思います。
ひきこもりニートは、物欲を抑えています。
引きこもり状態を恥じているし、申し訳ないと感じているからです。
働いていない、社会的義務を果たしていないと思っているので、自分の欲求をしてはいけないと思っているのです。
その為、趣味や好きな事も出来ず、お金も使わないのです。
ひきこもりは働いていないので、楽に見えるかもしれません。
しかし、自分の存在を恥ずかしいと感じているし、好きな事、食べたいものが食べられない、人との交流もできないなど、絶望を感じているのです。
本当であれば、普通の人のように働いて、収入を得て、人並みの幸せを得たいと感じています。
本物の引きこもりニートは、全ての欲求を我慢している為、毎月の出費を極力抑えています。
その為、本当に必要な支出以外には無いのです。