今月、多分3回目の外出をしました。
普段は2ヶ月に1度の病院の心療内科へ外出するくらいです。
しかし、今月は不運が重なり、外に出なければならないことが連続で起こってしまいました。
長期引きこもり発達障害が久々に病院以外の人と接触・会話!自転車屋で普通を演じたが
今日は、定期的に通っている心療内科へ行ってきました。
今回も、前回に続き、ちょっとしたトラブルというか恥ずかしい目に合ってしまいました。
前回の記事
引きこもりが2カ月ぶりに心療内科の病院へ外出し疲れる
そして、自分のコミュニケーションの皆無さに愕然とさせられました。
詳しく書いていきたいと思います。
長期引きこもり発達障害は会話を望む他人が怖すぎる
今日もいつも通り病院までは何事もなく、無事に到着しました。
予約の順番待ちも早く、20分くらい待たされただけでストレスも無かったです。
ただ、心療内科の先生との会話で、言葉が出なくなってしまいました。
いつもは、眠れるかどうか、食事はとれているか、など簡単な質問の受け答えだけです。
後は、薬の処方についてだけです。
しかし、今回は、前回少し悩んでいたことを聞かれ、答えなければならない状況になりました。
頭の中で伝えるべき回答は何となくあったのですが、言葉として全くでてこなかったのです。
話そうと必死に考え、どう言えば上手くわかってもらえるのだろうか。
頭の中で考えたのですが、適切な言葉が思いつかないのです。
とっさに質問されたということもありますが、それ以前に自分のコミュニケーション能力が0だと思い知らせれました。
長期引きこもりで、誰とも会話していない。
発達障害(アスペルガーASD)の影響から、即時性の会話の困難さ、言葉が思いつかない。
IQの低さから、頭の中で考えがまとまらない。
自分でも驚くほど言葉が出てきませんでした。
かなりのショックを受けてしまいました。
自分が想像していた以上のコミュニケーション能力が著しく劣っていました。
とりあえず、一言二言の単語を、しどろもどろになりながら心療内科の先生に伝えました。
言いたいことは伝わったと思いますが、かなりヤバイ奴だったと思います。
なんというか自分でも感じてしまうほど、長期ひきこもりの末路の人の会話でした。
前もって決まった受け答えであれば、長期引きこもり発達障害の私でも何とか会話は可能です。
しかし、想定外の返答を求められたら、本当に言葉が出ませんでした。
そして、もう1つ悲劇がありました。
ちょっとあり得ない偶然が重なってしまいました。
私が病院から帰宅し、家に着いたとき、近所のおばさんもちょうど玄関で家の鍵を開けるところだったのです。
そのおばさん(70後半から80歳くらい)は、私が小学生の頃からずっと知っています。
交流は私が子供の頃からほぼ無いのですが、気を使ってくれている人です。
私が長期引きこもり状態だと言うことも、完全にバレています。
そして、私が自転車のカバーをかけているときに、突然話しかけられました。
おばさんが話しかけてくることは、何となく予想していました。
アクティブな人で、近所の人とよく外での会話が聞こえてくるので。
「久しぶりー」というようなことを言われたと思います。
私は、「ああ、とか、ハイ」みたいな感じの返答をしました。
そして、庭の母が作っている家庭菜園の話を振られたのですが、私は全く答えられませんでした。
「そうですね」と一言、言っただけです。
私は話しかけられたことで頭が真っ白になり、パニック状態となっていました。
おばさんは、「今日出かけていたの?」「たまにはうちに来なよ」というようなことを言われました。
私は、言葉が全く思いつかず、「あ、はい」と言うのが精一杯でした。
もちろん、絶対におばさんの家に行くことはできません。
恥ずかしいと言うこともありますが、現状の長期引きこもり状態の身分が辛すぎる。
そもそも何を話すのよ・・・。
というか、話したことすらほとんどないのに、何でそんなに構ってくれるのだろうか。
まともに接したのは、私が小学生くらいの頃に、2~3度会話しただけです。
母親と交流があるのが関係しているとは思います。
おばさんとの会話は、30秒もありませんでした。
しかし、私自身、本当にやばい奴だと気づかされました。
明らかに、長期引きこもりがバレバレの受け答えだったのです。
狼狽していて、さらに雑談が全くできず、ほぼ頷いていただけ。
声も小さくて、かすれている。
自分自身、物凄く恥ずかしくて辛いです。
おばさんは察したのか、上手く会話を引き上げてくれて帰っていってくれました。
私が明らかに異常者だとわかったのだと思います。
普通の人(定型発達)の察する能力、行動の的確さには驚かされます。
そして羨ましいと感じてしまいます。
私はどうすればよかったのだろうか。
おばさんとの会話において、適切な受け答えは何だったのか。
今思うと、家庭菜園の話を振られたとき、いくつかの回答が考えられました。
「実は虫が発生しているから、困っている」
「(狭い庭なので)邪魔なので、本当は撤去してほしい」
など、今思うと何かしらの返答がありました。
私は即時性を求められる会話が本当にできません。
発達障害(アスペルガーASD)の影響もありますが、長期ひきこもりの影響からさらに末期的になっていると思います。
引きこもり発達障害が病院に外出して疲れる
今日は、立っている時間が長く、腰が痛くなってしまいました。
電車の立ち時間が往復で1時間くらい。
病院で30分くらい。
その他、30分くらい。
計2時間くらい、立っていたり、歩いていました。
電車は空いており、座れるスペースはあります。
しかし、私は潔癖症の影響と例の流行り病が怖くて、座ることができません。
例の流行り病が流行するまでは、電車でも座ることはできました。
今は、もう無理です。
少しでも例の流行り病にかかってしまう可能性があれば、物凄く警戒してしまいます。
その理由は、絶対に病気にかかることはできないからです。
もし病気にかかってしまったら、病院へ行かなければなりません。
私は長期引きこもりであり、保険証でそれがバレてしまいます。
前に病院の受付の人や先生に、白い目で見られ、辛い思いをしてから、トラウマとなってしまっています。
もう1つの理由が、母親がワクチンを受けていないから。
最初の2回はワクチンを受けていましたが、湿疹が出てから止めてしまいました。
母親は80歳を超えています。
もし私が例の流行り病にかかり、母親に移してしまったら、取り返しのつかないことになりかねないからです。
だから、常に最善の行動を心がけています。
マスクも毎回2つ付けて病院へ行っています。
しかし、今日は本当に辛かった。
外の気温は36度前後であり、2つのマスクの影響から暑い。
そして、息がしずらくて呼吸が辛かったです。
例の流行り病を警戒して、会計の時の待ち時間もずっと立っていました。
混んでいたので30分以上ずっと、寝たふりをしながら立っていました。
久々に背筋を伸ばした状態だった為、腰に刺すような痛みが出てしまいました。
普段は、PCの前で猫背状態の為、姿勢が物凄く悪いです。
2ヵ月ぶりに姿勢を正したため、腰に影響が出たのだと思われます。
帰ってきてから上半身の疲れはなかったのですが、腰の痛みと、足の疲労が辛いです。
引きこもりの外出疲れの症状とは?
引きこもりの人が久々に外に出ると、「外出疲れ」の症状が出てしまいます。
症状の現れ方は人それぞれですが、一般的には以下のような問題が起こります。
・外出する前に、気分が落ち込んだり、やる気が出なかったりする
・外出中に、頭痛や吐き気、動悸、発汗などの身体的な不快感を覚える
・外出後に、疲労感や倦怠感、眠気などの症状が長く続く
・外出することに対して、恐怖や嫌悪感を抱くようになる
これらの症状のうち、1つでも当てはまっていれば引きこもりの人の外出疲れとなります。
発達障害の人の外出疲れの症状とは?
発達障害はASDやADHD、LDがあり、さらに人によって症状が異なります。
なので、外出疲れの症状も発達障害の特性次第となります。
asdの私の場合ですと、聴覚過敏があるので周囲の雑音が常に頭の中を支配しています。
また、社会性の欠如から変な行動をしてしまうこともあります。
一般的に発達障害の人の外出疲れは以下の通りです。
・外出する前に、気分が落ち込んだり、やる気が出なかったりする
・外出中に、頭痛や吐き気、動悸、発汗などの身体的な不快感を覚える
・外出後に、疲労感や倦怠感、眠気などの症状が長く続く
・外出することに対して、恐怖や嫌悪感を抱くようになる
発達障害の人は、健常者よりも常に外出時にストレスを感じてしまいます。
五感の過敏性だったり、理解や表現が難しい、予測や計画ができない、などの問題があります。
まとめ
今日の心療内科へは、想定外のことが起こりすぎてしまいました。
一番したくない会話を、突然しなければならない状況に置かれてしまったからです。
特に近所のおばさんと触れ合うことだけは一番したくなかったです。
長期の引きこもりが恥ずかしくて、自分の存在を知られたくないからです。
1週間に一度のゴミ捨ても、夜の1時以降にこっそりとゴミを起きに行きます。
とにかく近所の人と出会わない、存在がバレないようにすることを常に心がけています。
とりあえず今日は、自分のコミュニケーション能力の低さに絶望をしてしまいました。
本当に末期的な、絵にかいたような長期引きこもりだと思わされました。
今日の心療内科へ行く途中に、もう1つ出来事がありました。
駅と駅の間の道で、NHKから国民を守る党がシールを配っていたのです。
NHK撃退シールらしく、張るだけで集金の人が来なくなるとか。
木のところに拡声器が置かれ、周囲の人に演説していました。
シールを配っている人はおらず、籠のようなものにシールが入っていたと思われます。
ブログのネタ用にもらっておこうと思ったのですが、心療内科の時間がぎりぎりだったので、帰りに貰おうと思っていました。
しかし、帰りには既に撤収されており、ゲットできませんでした。
調べてみると、NHK党のHPで無料で送ってもらえるそうです。
なんというか、毎回、外出するだけで何かしらの精神的に辛くなる問題が発生しています。
今日はそれがより酷かったと思います。
しかし、長期引きこもり、発達障害でなければ、普通に対処可能な範囲だと思います。
普通の人であれば、何の問題にもならない出来事です。
ですが、私にはあまりにも辛すぎる出来事となってしまっていました。
今も近所のおばさんにどう思われたのか、気になってしまい辛いです。
明らかに異常者だと気づいていると思われます。
私は物凄く他人の目や、評価を気にしてしまいます。
全ては生まれつきの精神の弱さ、そして自己肯定感の異常な欠如が原因です。
心の弱さをどうにかしない限り、長期引きこもりから抜け出すことは不可能だと思い知らされました。