最近YOUTUBEを見ていると、発達障害、もしくは発達障害っぽい(グレーゾーン)と感じられる人をよく見かけます。
不注意が多かったり、だらしない人など。
発達障害のADHDの症状と酷似している配信者が多いように思います。
しかし、ADHDの症状は多動性、衝動性、不注意などの特性(ハンデ)はありますが、想像力が豊か、好奇心旺盛、記憶力が良い、普通の人とは違う独創性など、YOUTUBEで目立つ特徴も持ち合わせています。
私がよく見ているYOUTUBEチャンネルの人もADHDっぽい人が多いですが、人とは違う視点や魅力的な部分があります。

発達障害と感じられる人が近年増え続けているデータがあります。

文部科学省のホームページに記載されていたグラフを見てみると、2002年の頃の発達障害の人の割合は約22000人。
以降、2007年までは2000~4000人位の割合で増え続けます。
その後2023年現在に至るまで、6000人以上増え続けていました。

昨年、2022年12月13日、文部科学省のHP上の記載によると、小学校・中学校で発達障害の症状がみられる人の割合は8.8%と書かれています。
文部科学省は10年おきに小・中学生の発達障害の調査を実施しています。
10年前の2012年は6.5%、20年前は2002年は6.3%の割合で小・中学生に発達障害の症状の傾向がみられました。

毎年増え続けており、今後も発達要害の人が増え続けることが予想されます。
では、なぜ発達障害の人の割合が増えているのでしょうか。

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発達障害の人が増え続ける原因

発達障害の人が減少せず、毎年増え続ける理由は主に3つ考えられます。

1つ目は、発達障害の概念が広まったことです。

私が子供の頃1980年代は発達障害という言葉はありませんでした。
ただの問題児としての認識しかありませんでした。

2000年代前半になり、発達障害と思わしき症状の人が増え始め、2005年に発達障害支援法が制定されました。
この法律により、発達障害の症状に気づき、精神科や心療内科などに受診し、発達障害と判明する人が増加したのです。

発達障害の概念や理解が広まるにつれ、「自分も発達障害なんじゃないか」と思われる人が増えます。
似たような症状(グレーゾーン)でも、ウェクスラー式知能検査や心理士の判断で発達障害の区分に分けられたのだと思います。

2つ目は、年々進化する食生活の変化です。

私が子供の頃は発達障害の症状を持つ人の割合は少なかったです。
その理由は何故なのか。
私が思うには、食生活。
現代は化学調味料がふんだんに使用され、添加物満載の食事が多いです。
私が子供の頃もありましたが、今ほど使用されてはいないです。

食事の影響が脳にもたらす変化があると考えらえます。

昔、予備校のご年配の頭の良い先生が言っていたことを思い出します。
「マ〇クには絶対に行くな」と。
理由は言っていませんでしたが、今思うと原料や体に悪い何かがあり、食べ続けると脳に悪影響があったのだと思います。

食生活によって、脳や体に与える変化が発達障害の子供が生まれる要素と関係していると思います。

私の父親の場合、アル中であり、ヘビースモーカーでした。
明らかに脳に多大な悪影響を与えるお酒とタバコを大量に摂取していました。
そもそも私の父親自身がASDの症状だったのですが、さらに脳に悪影響を与えるお酒やタバコの影響から、私のような重度の発達障害が生まれたのだと思われます。

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3つ目は社会の変化、進化です。

成長を続ける社会から、生活、環境、メンタルの変化の脳にもたらす影響が、発達障害の増加と関係していると思います。

便利な生活になるにつれ、快適な生活が送れるようになりました。
昔とは違い、エアコンのある一定温度の部屋で過ごせるし、外で遊んだり、作業をすることは少なくなりました。
しかし代償として、大気汚染や地球温暖化、騒音問題などが発生し、体に害を及ぼす環境になってしまいました。

さらに現代はストレス社会といわれています。
ストレスによる脳への悪影響が遺伝のリスクになっていると考えられます。

現在は情報化社会です。
多大な情報があふれかえっており、取捨選択が求められます。
その為、大多数の人の意見が正しい判断と思い、考える時間を省略、信じてしまう。
結果、簡単に人を導き、誘導することができる。

何が言いたいかというと、情報によって高齢出産になり、発達障害の子供が生まれるリスクと関係しているからです。

最近は20代後半以降にならないと結婚しない人が増えてきました。
少子高齢化とも言われ、結婚、出産をする人も減りました。

結果、高齢出産が増えました。
では何故、高齢出産が増えたのか。

私が勝手に思っていることですが、雑誌やニュース、その他のSNSを通じて晩婚化、結婚しない、高齢出産が誘導されていると感じているからです。

昔のベビーブームの頃は、赤ちゃんや子供のCMや歌など、子供を授かることにポジティブな要素、扇動がなされていました。
しかし、現在は子供を作ることを称賛するような記事やニュース、話題は故意的に作られていない。
むしろ、少子高齢化や晩婚、結婚しないことを暗に仕向けられているように感じるのです。
勝手な憶測であり妄想なので真実かどうかはわかりません。

高齢出産、高齢の親によって発達障害の子供が生まれる可能性は高いと言われています。

私の場合、父親が40歳、母親が34歳くらいで生まれました。
父の影響から発達障害の遺伝のリスクがあり、さらに高齢の親によって発達障害が確定したと言っても過言ではありません。

まとめ:発達障害が増加する理由

発達障害の子供や発達障害の人が年々増大し続け、数年後には10人に一人、発達障害の人がいると考えられます。
気づいたら「自分も発達障害なのかも」と疑ってしまうかもしれません。
現在は発達障害の診察も進化し、容易に判明できます。
発達障害の定義もわかりやすくなり、グレーゾーンでも発達障害の枠に入るケースもあります。
発達障害の増加する要素はあっても、減少する理由が無いため、今後も増え続けます。

大人になって発達障害と判明する人も増えています。
私のように子供の頃は発達障害の概念が無く、大人になって発達障害の症状と酷似し、診断、発達障害認定されます。

発達障害の子供が生まれる理由は、親からの遺伝であり、環境や外部的要因が理由でのちのち発達障害になることはほぼありません。
現在ではその要素もあるとは言われていますが、ほぼ無いと思っています。

発達障害の子供を産む可能性のある親の遺伝子は、進化する社会の影響から増大し続けます。
添加物や化合物の食事、ストレス。
体に悪影響のあるタバコや過度の飲酒、薬など。

子供が発達障害になってしまうリスクは親の体や脳の健康が関係しています。
現代の環境が発達障害の子供を産むリスクを増加させてしまっています。

また、個人的な偏見で申し訳ないのですが、発達障害や何かしらの問題がある人がたくさん子供を産む傾向があると思っています。

しっかりと今後を見据えた将来の計画性が無いことが影響していると思われます。
発達障害の人や子供を十分に育てられない人が結婚し、子供をたくさん産む。
逆に頭の良い人や、優秀な遺伝子を持つ人ほど子供が少ない、結婚しない。

私の家も私を含めて子供が3人います。
父親が発達障害であり、母親は物が捨てられない。
貧乏、最悪な家庭etc…。

逆に近所の裕福な家庭の子供は一人っ子、多くても二人までです。

発達障害の子供が生まれるリスクの多い親が子供をたくさん作り、発達障害の人が増えているのだと邪推しています。
さらに発達障害は遺伝による影響が多大にあるため、連鎖していくのです。

発達障害は脳の未発達、欠如があり、大変生きづらいです。
今後も発達障害の人が増え続ける未来はどうなってしまうのでしょうか。
心配です。

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