私は22年以上の真性引きこもりであり、40代半ばを超えてしまいました。
未だに引きこもりから抜け出す糸口さえ掴めていません。

毎日何の変化の無い日常のループを続けているだけです。
しかし、ここ1年くらいで気づいたことがあります。

それは、不注意によるミスや怪我が増えたことです。

引きこもって同じことしかしていないので、行動は体が覚えているはずなのですが、ちょっとしたズレで生傷が絶えないです。

そして昨日、朝起きて毎日シャワーを浴びているのですが、風呂場で滑ってしまい、怪我を負ってしまいました。

具体的には、右胸とあばら骨の間辺りを強打してしまいました。
骨折までとはいかないまでも、確実に骨にヒビがはいってしまったと思います。
屈んだり、姿勢を変えると激痛があり、腫れてしまっています。
深呼吸をしても痛みが発生します。

ロキソニンの湿布薬を張ってはいますが、気休めにしかなっていない気がします。

とりあえず、病院へは行くことが出来ないので、自然治癒しかないです。

長期の引きこもりなので、「働いていない」という事実が保険証から判明てしまい、病院で差別されるのが怖いからです。
以前、病院で酷い対応やあからさまに分かりやすい態度で軽蔑されたように感じられたのです。

長期引きこもりの場合、自己肯定感が欠如しています。
恥ずかしい気持ちが強すぎて、病院へ行くこと自体が苦痛だし、病院内で受付や担当医に「どう思われるのか」というのが辛すぎるのです。

また、長期の引きこもりで高齢になると、病気や怪我のリスクが高くなります
その結果、いつかは病院へ行かなければならない状態になるかもしれません。

高齢者の自動車事故のニュースをたまに見ますが、引きこもりによって脳が衰えてしまい、それに近い状態になってしまっている気がします。

そこで今回は、長期や年齢の高い引きこもりの病気・怪我のリスク、気を付けるべきことについて書いていきたいと思います。

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長期・高齢の引きこもりが怪我や病気に遭遇する理由

毎日、引きこもって同じ行動をしているだけなのに、何故、怪我や病気になってしまうのでしょうか。
私の体験としては、脳の劣化だと感じています。

毎日、同じことしかしていないので、脳に刺激が全くいかず、衰える進行が酷くなっているのだと思われます

その結果、体の一部が家のどこかにぶつかって怪我を負ってしまうことがあります。

また、ちょっといつもと違う行動をしただけで、無意識に怪我をしてしまうこともあります。
長期ひきこもりや、高齢による脳の劣化から、気付けない、思いつかない状態になってしまうのです。
そして、ちょっとした不注意が大惨事になっていることがあるのです。

長期・高齢ひきこもりによる知能の衰えについて

長期間の引きこもり生活は、脳への刺激が少なくなることで、認知機能に影響を与える可能性があります。

新しい経験や学習の機会が減少することで、記憶力や集中力、問題解決能力などが低下するからです。これは、日常生活でのミスや怪我の増加につながることがあり、特に注意が必要です。

長期・高齢引きこもりによる身体機能が衰え

身体機能の衰えは、高齢になるにつれて自然に起こりますが、長期間の引きこもりはこれを加速させることがあります。

運動不足は筋力の低下や関節の硬直を招き、日常の動作での怪我のリスクを高めます
また、バランス感覚の低下により、転倒や滑りやすくなることもあります。
定期的な運動やストレッチを行うことで、これらのリスクを軽減することができます。

長期・高齢引きこもりの人が病院へ行けない理由

長期間の引きこもりや年齢の高いひきこもりという負い目から、病院へ行けないことがあります。

私自身がそうなのですが、本当に恥ずかしくて病院へ行けないのです。

「働いていない」という事実が医師や病院の受付や会計をしてくれる人に、「どう思われるのか」が本当に恐怖なのです。

以前、蔑まれたり、わざと薬の処方で「小分け袋に分ける」にチェックを入れられて、薬局で大変な目にあいました。

全ての病院や看護師が引きこもりに対して、悪感情を抱いているわけではないとは思います。
しかし、何かしら思うことはあるのだ感じます。

そもそも外出が出来ない

私の場合、まず近所の人の目が物凄く気になります。
周囲は家に囲まれており、ご年配の方が多数住んでいます。

家から出ると、大体近所の3つくらいの家の老人の方に見られてしまうのです。
特に右隣の老人夫婦が常に向いの窓が開いており、見られています。
そして、庭に出ていることがよくあり、外出するとなると確実に発見されてしまうのです。

私が引きこもりとバレているので、それが物凄く恥ずかしく、外出が困難となります。

それ以前に、長期の引きこもりから外の世界の恐怖や不安が強く、精神安定剤を飲んでも心が落ち着かないのです。

病院環境における恐怖と不安

引きこもりが病院へ行くことの難易度は高いです。
そして、さらに病院内でも葛藤はたくさんあります。

長期・高齢引きこもりの場合、対人恐怖症も多少はあると思うので、周囲の他人が怖い。
差別や偏見の目で見られるのではないかという被害妄想も出てしまうことがあります。

特に、保険証で働いているか否かがわかられてしまうので、医師や看護師、会計の受付の人に白い目で見られたり、どう思われるのかが非常に気になるのです。

また、長期ひきこもりによる、自己肯定感の低下から病院での対応に対して過敏になりがちです。

ただ、実際はそのような懸念は杞憂であることがよくあります。

私が経験したのはもしかしたら、たまたまであり、実際はそのようなことは無い。
もしくは、医師や看護師、会計の受付の人は心の中だけにしまっておいてくれるなど。

どちらにしても、我慢できない怪我や病気の場合は、その様な感情に関係なく、病院へ行くべきです。

まとめ

長期や高齢の引きこもりの人は、病気や怪我を負っても、病院へ行くことは難しいことがあります。

劣等感や病院へ行く勇気、マイナスの心理的状況が、怪我や病気になっても医療機関にかかることを困難にしているのです。

なので、私のように真性のひきこもりの人は、健康に十分に気を付けなければならないのです。

でも、長期間の引きこもりや高齢による脳の劣化により、無意識下に勝手に怪我をしてしまうことがあります。

今回、私が毎日同じループの朝シャワーで、足が滑って怪我をしたのも偶然ですが、脳の劣化や小さい何かの衰えがあったのだと考えられます。

今も、骨や周囲の痛みから激痛がありますが、病院へ行くことはできていません。
何とか、そのうち自然治癒で治ることを期待しています。

しかし最近、本当に免疫力が衰えていると実感しています。

ちょっとした傷でも跡が残ってしまったり、なかなか治らない状態となっています。
これも、引きこもりによる太陽の光を全く浴びていなかったり、身体の劣化だと確信しています。

今回の怪我の治りも、当分治らないと思っています。

そうならないためにも、長期・高齢引きこもりの人は、怪我や病気に十分に気を付けて欲しいと思います。

病院へ行くことができる引きこもりであればいいのですが、そうでない場合、耐えるしかなく、毎日が痛みとストレスで辛い思いをしてしまいます。

ですが、病気や怪我に気を付けていても、年齢による脳の劣化や、長期ひきこもりによる不衛生・不注意などから、突然の怪我や病気になる事もあります

その時に備えて、病院へ行くシミュレートして起き、引きこもりでも病院へ行ける心持ちや、行動力を持ち合わせておくことが大切です。

病院へ行くことを想定して、事前に情報を集めたり、必要な手続きを理解しておくことで、実際に病院を訪れる際の不安を少しでも減らすことができます。

他人の目や評価を気にするあまり、自分の健康を犠牲にしてはいけないと思います。
ただ、実際問題、引きこもり当事者にしかわからないメンタル的な問題があるのです。

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