昨日「40歳の引きこもりをもつ親の苦悩」という記事を見ました。

記事内では、40歳を迎えた女性について書かれていました。
子供の頃からイジメが原因で引きこもりになり、高校中退、通信高校卒業したが進学先の専門学校を中退。
以降、社会人の経験を経たが色々あり8年間引きこもり状態。

自分の状況と少しだけ似ていると思いました。
いや、私に比べれば100倍マシです。
私は職歴4カ月、というか働いた期間は2ヵ月であり、ほぼ研修期間。
後の2カ月は無断ではないが欠勤していました。
その後、会社を辞めてからは22年以上の長期引きこもり。

似ていると思ったのは、過去のイジメや引きこもりの親の立場、引きこもり状態の様子です。
家から一歩も出ない、食事は部屋に持ってきてもらうなど、末期状態の引きこもりが酷似していました。

また、40歳以降の引きこもりの子を持つ親の老後の現状にショックを受けてしまいました。
気になったので感想を書いていきたいと思います。

Sponsored Link

40歳を超えた長期ひきこもりの子供がいる親の実態

子供が40歳を超えているので当然、両親も60歳を超えています。
既に親は定年退職し、老後を考える時期です。
しかし、子供が働いておらず、引きこもっている状況では安泰な余生を送ることは難しいです。

記事内では、40歳を超える子を持つ親が考えていた老後生活が崩壊していました。

両親は、40歳の引きこもりの娘が今後の生活で少しでも困らないように働いています。
現在74歳の父親は退職後、今でも駐車場の警備員として働いているそうです。
本来、老後は旅行や好きなことをして、のんびり暮らす予定だったと言います。

定年まで働いてようやく休める年齢になったのに、子供の引きこもりのせいで働かなければならない。
大多数の普通の人の真っ当な老後が送れない。
親の立場からしたら不幸すぎる現状です。

ですが、引きこもり当事者の立場からしても辛いです。
親に心配をかけるだけでなく、老後も働かせてしまったり、世間の立場を悪くしてしまうなど。
多大な迷惑をかけていることを本当に申し訳なく思っています。
でも抜け出せないから現状に甘んじてしまうのです。

この記事での両親は良い人だとおもいます。
ダメな親であれば、放り出したり、放置して相手にしないでしょう。

親の責任感が強いから不幸になってしまっている。
いつまでも引きこもりの子供の面倒を見なければならない。
だから不幸になってしまう。

もうあきらめて自分の老後の幸せを追求した方がいいんじゃないかと思います。
私も母親に自分ことは放っておいて好きなことをしてほしいと願っています。

ご飯も作らなくていいし、田舎(実家)に行って帰ってこなくてもいい。
一人にしてほしい。

でもそれは難しい。
なぜなら、様々な問題があるからです。

家の維持に関する様々な手続き。
近所の問題。(回覧板、町内の集金、会合など)
他にも何かあったと思いますが、母親でないとできないことがあります。
もし今自分一人になったら解決する手段が難しい。
そして人とのコミュニケーションに難があるので、悲惨な目に合う未来しか見えない。

40歳を超えた引きこもりはダメ人間です。
ですが、親に迷惑をかけてしまっているのは辛いけど、いなくなったら本当に困る。
それを理解しているから両親も働くなどして最後までサポート(面倒)を見てしまうのだと思います。

まとめ:引きこもりの子を持つ親は大変

定年退職しても引きこもりを抱える親は不幸です。
放置すればいいのですが、様々な面からそうはいかない。
現状を維持できるように努力してしまう。
しかも普通であればのんびりと暮らせる老後の生活を犠牲にして。

どうすればいいのでしょうか。

記事内では2つの乏しい解決策がありました。

1つ目は、ひきこもりの支援団体に頼るです。
引きこもりの人を対象に様々な相談を受ける民間、ボランティア機関です。

私は大昔、上記のようないくつかの組織に頼ったことがあります。
しかし、話を聞いてもらっただけで、具体的な解決方法は提示されません。
最終的には自分で考えて行動し、引きこもりを解決していくしかないと確信しました。
もちろん私が相談したところが話を聞いてもらったり、理解してくれるだけの場所だったのかもしれません。

2つ目は、厚生労働省の長期引きこもりに対するマニュアル化です。
2023年の5月、厚生労働省が初めて引きこもり対策のマニュアルを策定する方針を決めました。
ただ、これが施行されるのは来年以降でしょう。

そして期待できない。
なぜなら、政府(厚生労働省)の若者サポートステーションや市役所の福祉課(引きこもり相談所)を利用したことがあるのですが、上手くいかなかったからです。
とにかく、具体的な解決方法がない。
私が末期的な長期引きこもりであり、解決ができない状態だからかもしれません。

長期ひきこもりのマニュアルを作っても、具体的な解決策が提示できない限り、抜け出すことは本当に難しいと感じます。
40歳を超えて引きこもっている状態を解決する手段はさらに難しい。
また、一人ひとり抱えている問題は様々で引きこもる理由も違います。

親の老後を不幸にしないためには、引きこもりを解決するしかない。
引きこもり本人の気持ちを解決し、脱出する手段を模索。
その方法を考えることが最初の一歩です。

現状を解決したいなら行動するしかない。
行動しなければ何も変わらない。
どこかで聞いた名言です。

親がいつまでも引きこもりの面倒を見続けていて脱出できないのならば、他人や他の機関などを頼ったり、違う視点、アプローチをしてみるしかないのだと思います。

Sponsored Link