私は22年以上の長期引きこもりです。
職歴も4ヶ月でほぼ働いたことが無い。
友達はおろか、知り合いすらいない。
普通の人が辿っている学生時代、社会生活を全く送れませんでした。
全ての元凶は発達障害と軽度知的障害のIQ。
全て親からの超劣等遺伝。
生まれた時から抱えてしまった脳のハンデ。
人生のハードモードが決定していました。
いや、人生が絶対に成功しない、普通以下になることが確定的。
運が良くない限りは。
貧乏、変わった苗字、家庭崩壊など、その他にも様々な普通の人には無いハンデの数々はありました。
しかし、そのようなマイナスの状態の人は他にもいます。
普通の人よりは辛い目に合うけど、ぎりぎりで耐える、もしくは成功している人もいます。
でも発達障害だけは本当にダメ。
発達障害は確実に人生を困難にさせる酷い脳の凹凸であり、未発達です。
私が生まれた1970年代後半、発達障害の概念は日本では全く広まっていませんでした。
結果、何のサポートも支援も無く、発達障害の脳のハンデから人生が崩壊しました。
また、全IQ60台であり、頭が物凄く悪いです。
勉強が全くできず、理解力が極端に低く、精神年齢が明らかに周りの人よりも5歳以上低かった。
全て親の劣等遺伝の影響。
自分ではどうすることもできない状態でした。
そして長期引きこもりになってしまいました。
引きこもりになってからは、今までの辛い目に遭い続けた人生から解放されてはいます。
発達障害の影響から対人が物凄く苦手で、触れ合わなくても済むからです。
毎日、誰とも会話せずに現実逃避をし続けています。
気付いたら22年以上の長期引きこもり状態になってしまっていました。
長期引きこもりから抜け出そうといろいろと調べたり、支援センターに電話をしてみたりもしました。
しかし、話を聞いてくれただけで何も解決はしない。
自分で行動して長期引きこもりから抜け出そうとしてもほぼ無理です。
一体どうすればいいのだろうか。
答えは見つかりません。
長期ひきこもりの人生の末路はどんな生涯になるのでしょうか。
考察してみました。
長期ひきこもりの人生の末路
私もそうですが、長期引きこもりの人は友達や知り合いはほぼいないと推測されます。
ネットや掲示板を通じて、他者とのコミュニケーションをしている引きこもりの人はいるかもしれません。
でもそれは、現実とは切り離されており、一時的な交流です。
私は、怖くてネットに何か書き込みをすることはできません。
どこかでセキュリティが漏れて「引きこもりがバレるのではないか」、「本名が間違って流出してしまう」などの恐怖があるのです。
また、インターネットは基本的に匿名とはいえ、他人にどう思われるか、変な印象を与えてしまわないか怖いのです。
人生において人との交流は大切です。
人は一人では生きてはいけないと言います。
確かに、生きる上で人との触れ合いを避けて通ることはできません。
何かの手続き、病院、買い物など、毎月何かしらの対人関係が発生します。
引きこもりは、全て親や支援してくれている人任せであり、病気になっても耐え続けます。
長期引きこもりの人は、人生に必要なコミュニケーション能力が著しく低く、対人関係を築けません。
どうしても回避不能な状態に陥って、初めて人との交流をしなければならない状態になります。
長期引きこもりにとって、他人はおろか、身内でも会話をすることは非常に辛いです。
恥ずかしい、劣等感、末期的な状態を晒すのが耐えがたいからです。
それを味わいたくないから現実逃避をしてしまっている。
結果、いつまでも答えが出ずに長期ひきこもり状態から抜け出せないのです。
引きこもりの人の大半は、この劣等感が原因でリアルに復帰できないと思われます。
社会では対人関係が不可欠です。
何をするにしても誰とも触れ合わずに現実世界を生き抜くことはできません。
自己肯定感が最低レベルの引きこもりを、精神的な負担がかからない働ける場所を見つける。
この問題を解決することが、長期ひきこもりを脱出する一番の課題だと思います。
私は馬鹿にされたくない、差別されたくない、嫌われたくない思いが人一倍強いです。
過去の酷い経験からの影響だとは思います。
長期引きこもりでも、受け入れてくれる社会構造になってくれればと願うばかりです。
長期ひきこもりの人生の末路として、コミュニケーション能力の無さ、対人関係の構築が皆無の状態があげられます。
普通の人が築いてこれる友達、大切な仲間、同僚、頼れる上司など、人生の財産となる対人関係がありません。
長期引きこもりが60歳を超えても誰とも交流が無い、助けてくれない、相談相手もいない末路となるのです。
私自身は、一人でいるのが苦にならない、人とのコミュニケーションがとりたくないので、普通の人の対人関係が羨ましいとは思いません。
発達障害の受動・孤立型アスペルガーの影響だと思います。
しかし、長期ひきこもり状態の人でも、一人は辛いと思うのが大半ではないでしょうか。
出来れば普通の人のように交流したい。
老後、一人で寂しい孤独な状態は避けたいはずです。
長期引きこもりでも、似たような状態の人であれば交流できるのではないでしょうか。
普通の人と触れ合おうとしても絶対に劣等感が出てしまい、辛い思いをし続けます。
同じ悩みや問題を抱えている人同士であれば、気軽にとは言いませんが、多少は打ち解けられるのではと思います。
長期ひきこもりの日常や生涯
私は毎日誰とも触れ合わずに、引きこもってPCの前に座っているだけです。
ほとんどの長期引きこもりの人も、誰とも会話せず、自分一人で何かしらの無意味な時間を過ごしていると思います。
毎日、特に何か起こるわけでもなく、同じことの繰り返す日常です。
抜け出す術がないので、いつまでも現実逃避をし続けるだけです。
将来のことを考えられない状態です。
生涯はどうなってしまうのだろうか。
私は自閉症スペクトラム(ASD)の想像力の欠如の影響から、未来を考えることができません。
今現在の状態しか考えていません。
未来予測や、将来に向けての考え、明日実行した方が良い行動など、まったく思考が出来ないのです。
一応考えることはしますが、将来に向けての道筋を考えられない。
未来に向けて今するべきことがわからない、出来ません。
長期引きこもり状態の今後の生涯はどうなってしまうのだろうか。
答えは絶望しかないと思います。
どう考えても明るい未来は築けない。
今までの長期引きこもりや発達障害のハンデがある限り。
そこを突き詰めて考えると、物凄く暗い気持ちになり、精神が不安定になる。
ストレスや鬱が悪化する為、考えることを止めてしまいます。
そして、現実逃避をし続ける。
結果、長期引きこもりからいつまでも抜け出せないのです。
まとめ
長期ひきこもりの人生の末路は、人との交流がほぼ無い孤独な状態になります。
人が生きていくうえで必須のコミュニケーション能力が養われていないため、あらゆる場面で困難に陥ります。
いざ、人と触れ合わなければならない環境に置かれたとき、変な人と思われ、辛い思いをします。
また、社会性が無く、収入もほぼ無い為、ダメ人間扱いされてしまいます。
他人から蔑まれてしまう状態です。
その辛い思いをしたくないから、リアルから逃げ続けているのです。
長期引きこもりの末路は、精神的、金銭的に絶望しかないと思います。
どうにかして、回避する必要があります。
その方法は人それぞれであり、運にも左右されます。
障害年金を申請する、市役所の福祉課に相談する、何かしらのコネがないか親や身内に相談するなど。
長期引きこもり状態の人が行動するのは難しいですが、毎日何か1つでも考えたり、実行してみてほしいと思います。
私もこのブログをまた再開して書き始めました。
誰かが言っていたことですが、一度無の状態にしてしまうと全てが失われてしまう。
毎日、なんでもいいから少しでも継続し続けた方がいい。
辞めてしまったら全てが終わってしまうから。
「継続は力なり」という言葉があります。
毎日、同じことの繰り返しでも続けていれば、普通の人よりも上回ることができる。
結果が出る出ないにかかわらず、引きこもりでも「何かした」という状態は誇れるものになるはずです。
たぶん・・・。
長期ひきこもりの末路は明るくはないですが、人生の最後までに何か残したいとは思います。