
最近、子ガチャという言葉を目にしました。
以前もどこかで見たことはあったかもしれませんが、ちょっと笑ってしまいました。
親ガチャという言葉は有名ですが、逆に親が子どもを嘆く比喩があるのは仕方が無いです。
いやでも、原因はどう考えてもほぼ親なわけで・・・。
ところで、親戚ガチャ、親族ガチャ、友達ガチャ、彼氏、彼女ガチャなどもあるのでしょうか。
超低確率のレアをひけなかった悲劇をガチャにしてしまう。
個人的にガチャ文化は規制されるべきだと思っています。
いや、ソシャゲ自体、ゲーム産業を衰退させてさらに、絵やちょっとしたミニゲームで暴利をむさぼるので、海外のように規制して欲しいです。
話がズレてしまいましたが、今回は子ガチャについて考察してみたいと思います。
子ガチャとは
子ガチャとは、子供の優劣をガチャの確率に例えて、優秀か、ダメダメなのか判断する名称です。
私の親の場合、明らかに子ガチャに失敗してます。
引きこもり23年以上、asdで迷惑ばかりかけてしまった。
しかし、子ガチャの振れ幅は親の能力によって左右されます。
親が無能であれば、子供も無能になるのは当たり前です。
発達障害の子供が生まれると、子ガチャに失敗したと言ってもいいかもしれません。
もちろん、発達障害の人でも、ギフテッドや超成功者はいます。
でも、人生が上手くいかない割合の人の方が多い。
そして、親の負担が増す。
私の場合、子供の頃から親に「私たちのダメな部分だけを受け継いで生まれてきた」と言われてきました。
確かに私もそう感じています。
本当に長所が無く、短所ばかりだったから。
しかし、親自体もASDであり、物を捨てられない、貧乏、無能、騙される、など、子ガチャに失敗する要素満載でした。
3人の子供がいますが、私は発達障害、上2人は多分違いますが、それでもいくら勉強しても3人とも偏差値45を超えられないレベル。
私に至っては偏差値30台。
親が頭の悪い人間なので、必然的に子供の知能も低くなり、将来的に成功しない=親が大変=親の面倒も見てくれない。
貧乏の連鎖。
子ガチャを嘆く前に、自分たち親の遺伝子が劣頭だということに気付いて欲しい。
子ガチャ診断プログラム
子どもを育てていると、「この子は勉強が得意なのかな?」「将来どんなタイプになるのかな?」と気になる人が多いようです。
最近では「子ガチャ」という少しユーモラスな言葉も広まりましたが、実際のところ子どもの性格や特性は完全な運ではなく、親の考え方や環境の影響も大きいものです。
そこで「子ガチャ診断プログラム」を作成してみました。
遊び感覚で自分やパートナーの特徴をチェックしながら、「子育てにどんな傾向があるのか」を見ていきましょう。
あくまでエンタメ的な診断ですので、気楽に楽しみながら進めてみてください。
※この診断はあくまでジョーク・娯楽用の簡易コンテンツです。実際の教育や医療判断には使用しないでください。
子ガチャが失敗する原理
まず大前提として、「子ガチャ」の振れ幅は完全に運ではなく、かなりの部分が親の能力や環境に左右されます。
たとえば、遺伝的要素。親がASD(自閉スペクトラム症)などの発達特性を持っていれば、子どもにその傾向が受け継がれる可能性は当然高くなります。
さらに、近年問題視されている晩婚化、環境ホルモン、食生活の変化、ストレス社会といった要素も、子どもの発達に影響を与える可能性があるかもしれないということ。
ようするに、子ガチャが失敗するのは、偶然ではなく、両親の持つ遺伝的や脳、育った環境、社会的背景などがあるのです。
頭の良い親からはIQの高い子供が生まれる確率は高い。
身体能力が高かったり、骨格が丈夫だれば、子供にもそれが遺伝する可能性が高くなる。
逆も同様です。
子ガチャが失敗する可能性は親の状態(遺伝子)次第だということ。
子ガチャが失敗した!って嘆く前に、親自身を顧みて欲しいと私は強く思います。
子ガチャの当たりハズレとは
そもそも、何をもって当たりハズレとするのでしょうか。
たとえば、偏差値が高い、運動神経が良い、社交的である、という子どもは当たり扱いされやすいです。
でも、発達障害や引きこもり、学業不振などがある子どもは、ハズレと思ってしまうかもしれません。
でも、子供の育て方次第でもその後が変わるということ。
英才教育や食生活、環境などで全く違います。
でも、子ガチャに失敗するということは、親も・・・・なので、理解していないと難しいかもしれません。
親の価値観、育て方、経済力、精神的な余裕などが、子どもの成長に影響を与えるのは当然の話なのです。
子ガチャに失敗したと嘆く前に、「自分が提供したガチャ機はちゃんと整備されていたのか?」と問い直す必要があるのではないでしょうか。
まとめ
子どもがうまく育たないのは、親のせいなのか、環境のせいなのか、それとも運なのか。
本当のところはどうなのでしょうか。
ただ確実に言えるのは、子ガチャなんて言葉で子どもの能力を嘆いて欲しくはないということです。
子ガチャに失敗したと感じて諦めてしまえば、子供の人生はボロボロになりますし、親自身も苦労します。
なので、子ガチャに失敗したと気付いたら嘆く前に、子供がどうしたら普通以上に育つのかを考えて欲しいです。
私の場合、親ガチャにも失敗、親自身も子ガチャに失敗しました。
そして、貧乏、家庭崩壊、浮気、その他もろもろの負の状態で育った結果、今の23年以上の引きこもりになったのです。
少なくとも、子供が普通の人よりも劣っていると感じたら、それ以上の教育、環境を整え、それ以上の教育、環境を整え、できる限りの工夫をして支えてあげるべきです。
子ガチャに失敗したと嘆くより、「この子にはどういう強みが隠れているのか」「どうすれば少しでも社会で生きやすくなるのか」を探してください。
個人的に子ガチャに失敗したのであれば、特化型育成の必要性があると思っています。
他の普通の子どもと同じように教育、学習してもIQや環境で負けてしまう。
ならば、得意分野だけ徹底的に伸ばして普通の人よりも勝てる分野だけで勝負する。
例えるなら職人や何かのスポーツで成功する未来。
特化型でおすすめと言えば、今ならばIT関連でしょうか。
今後ますますAIやネット関連が重要視される世界になるからです。
後は、介護や医療、環境問題に関連する分野も、少子高齢化や社会構造の変化とともにますます必要とされます。
学歴や偏差値に左右されにくい「専門職」になれるかどうかが、子ガチャの失敗を逆転させる最大のカギになるのだと思います。
遺伝や環境で不利な要素を持っていたとしても、誰でも伸ばせる分野や輝ける場所は必ずあるはず。
私で言えば、ほぼ偏差値38だったけど、数学だけは普通(好き)だった。
なので、もし親が気づいてくれて、数学を生かせる分野に教育してくれていれば、また違った未来もあったのではないか、と思っています。
親としてできるのは「ハズレだった」と嘆くことではなく、その子の可能性を少しでも広げられるよう支えること。
それが、子ガチャという言葉に振り回されない、本当の意味での当たりの育て方なのかもしれません。