自閉症スペクトラム(発達障害アスペルガーASD)の人と会話をすると、目を見て話してくれないことがよくあります。
ASDの私も、幼いころから全く人の目を見て話すことができませんでした。

今も人の目を見て話すことはできません。
どうしても目を見て話さなければならない状況に置かれれば、我慢して意識的に相手の目を見ることは可能です。
ただ、5秒くらいが我慢の限界です。
相手の目を見ると、不安な気持ちが沸き上がってきて物凄いストレスを感じます。

また、どうやって相手の目を見ればいいのか、自然な見つめ合い方がわかりません。
普通の人がどうやって相手の目を見て話しているのかわからない。
いつ視線を外すのか、会話の中で目を合わせるコツが全く分かりません。

私は、人に目を見て話してと言われれば、相手の目を凝視してしまいます。
高校生の頃にクラスの人に言われたことを覚えています。
(私に)見つめられると、怖い。ドキッとする
このようなことを何度か言われた経験があり、意識しても人と目を合わせることが出来なくなりました。

そもそも何故、自閉症スペクトラム(発達障害アスペルガーASD)の人は、生まれつき人の目を見て話すことが出来ないのでしょうか。

調べてみると、自分でも納得がいくような答えが見つかりました。
今回は、自閉症(ASD)が目を合わせられない、目線や視線が合わない理由をお伝えしていきます。

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自閉症ASDアスペルガーが目を合わせられない理由

自閉症スペクトラム(発達障害アスペルガーASD)の人が目を合わせられない原因は、生まれついての脳の特性が関係してします。
社会性の欠如、想像力の欠如、感覚過敏、興味の限定(1つのことに集中する)です。

社会性、想像力の欠如の影響

人が目を合わせて会話するのは、生まれつき備わった能力です。
自閉症ASDの人は、その機能が生まれた時点で発達していないかったのです。

普通の人はある程度の会話の経験から、目を合わせて話すことが自然とできるようになります。
しかし、自閉症ASDの場合、目を見て話す行為が身に付きづらい、普通の人が行っている目線の合わせ方がわからないのです。

自閉症(ASD)の人は、普通(定型発達)の人と脳の情報処理が異なっており、目を見て話す経験の受け取り方が違うのです。

また、自閉症ASDの人の場合「人の目を見て話す」という行為の解釈が普通の人と違います。

私の場合、気持ちを見透かされている、全てわかられてしまう恐怖心が物凄くあります。
理由はわかりませんが、相手の目を見ると怖気づいてしまうし、怖すぎるのです。

何故、目を見て会話しなければならないのだろう」と常々思います。

確かに、目を見て話していないと、相手は不快な気持ちになると思います。
世間一般的に、目を見て話すことが当たり前です。
出来ていないと「嫌われている」「話したくないのでは?」といった誤解を生んでしまいます。

しかし、発達障害(ASD)の人は、目を合わせられない理由は、相手を軽んじているわけではありません。
逆に、目を見て話す行為自体が、不快感を与えてしまうのではないかという思いがあります。

自閉症スペクトラム(発達障害アスペルガーASD)の人は、社会性が欠如しており、普通の人と同じような仕草が出来ません。
想像力の異常な欠如により、目を見て話す行為、仕草が苦手、変になる、凝視してしまうのです。

また、話し相手に違和感や変な人と思われたくなくて、目を合わせずらいのです。

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感覚過敏、興味の限定(シングルタスク)の影響

自閉症(ASD)の人は、今している1つのこと(興味の限定)に集中してしまいます。
複数のことを同時に行うマルチタスクが苦手であり、それが会話中の目線、視線にもあらわれます。

会話中に相手の目を見て会話をすることが1つのタスクになっています。
自閉症(ASD)の人は、目を見て話すことが苦手な為、意識的に相手の目を見る必要があります。

目を見る1つのことに集中する為、会話の内容が頭に入ってこなかったり、間違った受け答えをしてしまうことがあります。

また、自閉症(ASD)の人には、感覚過敏を抱えている場合、そちらに意識を持っていかれてしまいます。
私の場合は、聴覚過敏があげられます。

常に周囲の雑音が耳に入ってきていますし、ちょっと高い音がすると、脳と響いてきます。
音によって、目を見て話さなければならないタスクが脳から外れ、目線や視線が泳いでしまいます。

自閉症(ASD)の人は、目線や視線を合わせる行為自体が、視覚に強い刺激を受けてしまい、ストレスを感じることもあります。

目を見て話すこと自体に集中する為、コミュニケーションやその他の仕草、行動が出来ない、変になってしまうのです。

目線や視線が合わないのは何故?

そもそも自閉症(ASD)の人にとって、相手の目を見て話さなければならない行為自体が必要と感じていないからです。

社会性・想像力の欠如から、目線や視線を合わせて会話しなければならない行為がわかっていないし、しなくてもいいと思っています。

私も何で「相手の目を見て話さなければならないのか」全く分かりませんでした。
相手の目を見ること自体が本当に嫌でしたし、ストレスを感じてしまいます。

また、目が合ってしまうこと自体が悪い意味に捉えていることもあります。

目線や視線が合うことで、敵対する行為を与えてしまう意識があるのです。
ガンを飛ばしている、挑発してしまっているといった勘違いさせてしまう怖さがあります。

「目は口ほどに物を言う」ということわざがあります。
自閉症(ASD)の人の場合、人から勘違いされることが良くあります。
元からコミュニケーションが苦手なのに、目を合わせることでさらに誤解を与えてしまう。

目線や視線が合うことで、話さなくても「感情や思いが見透かされている」怖さがあるのです。

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自閉症(ASD)の人は、無意識に相手に間違った印象を植え付けてしまい、その後辛い目にあうことがよくあります。

目を合わせる行為自体が、不快であり、意味が見出せないのです。

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まとめ

自閉症スペクトラム(発達障害アスペルガーASD)の人は、他人との会話において目を合わせることが非常に苦手です。

人と目を見て話すこと自体が、普通であると捉えていない。

目線や視線を合わせる必要性を感じていない。

シングルタスクの影響から、意識的に目を見て話すと、他のことが出来ない、上手くいかない。

感覚過敏の影響から目線や視線が外れる。

目を見て話すこと自体に恐怖心、悪いことだと思っている。

自閉症(ASD)の人の全てが目を見て話せない訳ではありません。
また、育った環境、親の教育など、人によって克服できる人もいます。
それでも、普通の人と同じような目線や視線ではない気がしますが。

私は意識しない限り、目を見て人と話すことはできません。
心療内科でも、顔を見る事自体出来ず、常に下か人の映っていない部分を見ています。

生まれた時から今に至るまで、意識しない限り目を見て話すことはできていません。

発達障害のことを知るまで、私が人の目を見て話せない理由がわかりませんでした。
普通ができない発達障害は、日常、社会において様々な問題があるのだと、改めて思わされました。

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