
健康食として常に注目されている納豆。
でも、正直あまり美味しくは感じない…そんな方も多いのではないでしょうか?
私もその一人です。特に好きなわけではないけれど、母親が毎日食事に出してきます。
引きこもりの身で残すのも申し訳ないので、贅沢は言えず、毎回無理やり食べています。
しかし、もう何十年もほぼ毎日食べ続けているので、飽きを通り越して無の状態で食しています。
ただ納豆は、体に良いとよく言われているので、修行僧にでもなったつもりで食べている感じです。
今回は、「納豆が苦手だけど健康のために仕方なく食べている人」に向けて、私が試してみた納豆アレンジ(特に鰹節を加える方法)について正直な感想を書いてみました。
また、飽きずに食べられる工夫や節約しながらアレンジする方法もご紹介しています。
納豆生活と、ちょっとした悩み

先日、心療内科の帰りにスーパーへ寄り、鰹節を買いました。
母親が現在、田舎へ行ってしまっているので、食事は自分で用意しました。
その中で、冷蔵庫に常備されていたのが「納豆」です。
ただ、私はもともと納豆があまり好きではありません。
正直に言えば、食べなくていいなら食べたくないです。
しかし最近、健康のことを調べている中で、納豆がとても栄養価の高い食品であると知りました。
さらに、母親が毎日のように納豆を出していたため、習慣的に食べるようになってしまった…という感じです。
ちなみに、私は食後に飴やチョコなどの甘いもので口直しをしないと気が済まないタイプです。
納豆のにおいや後味もあって、食後に甘味類を取らないとダメな身体になってしまいました。
納豆に鰹節を加えると美味しくなる?実際に試したリアルな感想

納豆は毎日食べていると、どうしても飽きてしまいます。
そこで、ネットで見かけた「鰹節を加えると美味しくなる」という情報をもとに、試してみることにしました。
実は今回で、納豆に鰹節を加えるのは3回目になります。
過去2回は、納豆にそのまま鰹節を混ぜてから食べていました。
でもその時は、鰹節の味が強すぎて、納豆の風味が完全にかき消されてしまい、「鰹節をメインで食べているような感覚」でした。
そこで今回は食べ方を少し変えてみました。
- まず、納豆を先に混ぜて、
- ご飯の上にのせてから、
- 最後に鰹節を上にふりかけてみる
という順番です。
納豆は混ぜた方がいい?味と健康の視点から考えてみる
ちなみに、私は普段納豆をあまり混ぜない派です。
混ぜると粘りが強くなり、あの独特のネバネバ感がどうしても苦手だからです。
また、混ぜすぎると逆に味が薄くなるような気もするので、いつも最小限のかき混ぜにとどめています。
でも、健康面では「しっかり混ぜた方が良い」という話もよく耳にします。
調べてみたところ、以下のような成分が関係しているようです。
- ナットウキナーゼ
納豆特有の酵素で、血栓を溶かす働きがあるとされている。
混ぜることで活性化し、血流改善や脳梗塞・心筋梗塞の予防にもつながる可能性があるそうです。 - ポリグルタミン酸
納豆のネバネバ成分の一つで、保湿性や腸内環境の改善作用が期待できる。
また、ミネラルの吸収も助けてくれるとのこと。
混ぜることで栄養面ではメリットが多いというのは確かなようです。
私は粘り気がどうしても苦手なので無理ですが、健康を考えると、できる範囲で混ぜた方が良さそうです。
鰹節+納豆の味は?思ったほど美味しくは…
そして今回、納豆の上に鰹節を1袋まるごとかけて食べてみた結果…
やっぱり、あまり美味しくは感じられませんでした。
鰹節の味がやはり強すぎて、納豆の風味がまたもやほとんど感じられず、結局「鰹節を食べているだけ」のような印象になってしまっていました。
納豆の味が好きではない私には、ある意味良かったとは思います。
でも、鰹節(85%くらい)+納豆の美味しくない味はきついです・・・。
ちなみに私は1日2食で、18時間ぶりくらいの食事でした。
かなり空腹だったので、「おいしく感じられるかもしれない」と淡い期待をしていましたが、特に変わりませんでした。
タレの量が少なすぎるのかも?
この原因として思い当たるのが、納豆に付属しているタレの量です。
納豆そのものに比べてタレの量が少なすぎるため、味がぼやけてしまい、結果として鰹節の魚っぽさだけが浮いてしまった印象でした。
次は、醤油や麺つゆなどを少し加えてみることで、味が整うのではないかと思っています。
このあたりも、今後の課題として試してみたいところです。
納豆に他のアレンジを加えて美味しく食べる方法【節約・簡単・飽き防止】
納豆は安くて栄養価が高く、ご飯のお供にもなる優秀なおかずです。
だから、あまり手を加えず、できるだけコストも手間もかけずに美味しく食べたいというのが本音です。
しかし、毎日食べれる人はそう多くないと思います。
ASDの継続力や忍耐力をもってしても、心を無にして無理やり食べている状態です。
まして、毎日同じ味だと本当に飽きます。
できれば、「毎日食べても飽きない・美味しい・健康にも良い」そんな理想的な食べ方があると助かります。
そこで、私が実際に試したことや、これから試してみたいと思っている納豆のアレンジ方法をいくつか紹介します。
卵を加えるだけでまろやかに!最強の組み合わせ
やはり、納豆と相性抜群なのが卵です。
混ぜるだけで不思議とまろやかになり、納豆独特のクセがかなり緩和されます。
ただ混ぜ過ぎには注意です。
なんか泡が沢山出てきて逆に触感が不味くなります。
味も薄くなる気がします。
栄養面では、納豆と卵はどちらもたんぱく質・ビタミン・ミネラルが豊富なので、相乗効果が期待できます。
シンプルなのに満足度が高い組み合わせです。
ただ、最近気になったのが「卵の値段が高すぎる」こと。
この前、心療内科の帰りに寄ったスーパーでは、ミドルサイズの白い卵が10個入りで260円くらいでした。
これでもまだ安い方で、大きいサイズや茶色い卵だともっと高いです。
コスパを考えると、毎日はちょっと厳しいかもしれませんが、週に何度かなら取り入れやすいと思います。
味に飽きたら「麺つゆ」で簡単アレンジ
納豆に付属しているタレは、毎日食べているとどうしても飽きてきます。
そんなときは、麺つゆで味を変えてみるのがオススメです。
少し垂らすだけで風味が変わり、飽きが軽減されます。
甘めが好きなら「2倍濃縮」、しっかり味が欲しいなら「3倍濃縮」など、濃さを調整できるのもポイントです。
他にも、ポン酢や和風ドレッシングを少し混ぜてみるのもアリだと思います。
ネギは「小分けネギ」がベスト
納豆といえば、ネギを入れるのが定番だと思います。
私も昔、小分けタイプの刻みネギを入れて食べたことがありますが、確かに少し風味が良くなって美味しくなった印象です。
ただし、普通の長ネギだと辛さが強すぎたり、食感が気になって、納豆よりネギの主張が強くなってしまいます。
小分けネギの場合は、程よい風味と細かさで、納豆の味を邪魔せずに引き立ててくれるのでちょうどいいと感じています。
でも、ネギを入れたからといって劇的に味が変わるわけではなく、あくまで**「気休め」程度の変化**なので、これだけで飽きを解消するのは少し難しいですね。
ごま油で香りづけ。納豆のクセを和らげる
実はまだ試していないのですが、次に気になっているのがごま油です。
ほんの少し垂らすだけで香ばしい風味が加わり、納豆独特の香りやクセがかなり和らぐという話をよく見かけます。
ごま油には食欲増進効果もあるので、朝食が苦手な方でも食べやすくなるかもしれません。
納豆を炒め物に使うときにも合うようなので、いずれ試してみたいな、とは思っています。
まとめ|納豆アレンジは工夫しだいで美味しくも健康的にもなる
今回、納豆に鰹節を加えてみた感想としては、正直なところ、期待していたほど美味しくはなかったです。
鰹節の風味が強すぎて、納豆の味がかき消されてしまい、バランスが悪く感じました。
期待していた分、がっかりしてしまいました。
ただ、納豆は健康に良い食品ですし、コスト的にも優れているので、できるだけ飽きずに、無理なく続けられる方法を探していく価値はあると思っています。
今回ご紹介した中で、特におすすめできそうだと感じたのは、
- 卵との組み合わせ(まろやかで栄養価も◎)
- 麺つゆを使った味変(手軽で飽きにくい)
- 小分けネギやごま油で風味を調整(コスパ良し)
といったアレンジです。
もちろん、人によって好みも違いますし、味覚の感覚もそれぞれです。
でも、「ちょっとした工夫」で納豆が少しでも食べやすくなれば、健康を意識した食生活も長続きしやすくなるはずです。
今後も、自分に合う納豆の食べ方を模索しつつ、無理なく続けていきたいと思います。