2025年最後の心療内科に行ってきました。
しかし、今日は本当に運が悪かったです。
まず、約2カ月ぶりに自転車に乗ったのですが、とにかく重い。
タイヤの空気が少し抜けている気もしましたが、それ以上に、長く放置していたせいでどこか錆びていたり、抵抗が増えているような感じでした。
そのせいで、自転車をこぐ力がいつもの数倍必要で、冬だというのに汗だくに…。
なかなか進まず、途中の自転車置き場に着くのにも時間がかかってしまい、駅に着いた瞬間、乗る予定だった電車が出て行ってしまいました。
次の電車まで10分待ち。
もしここで一本前に乗れていれば、この先の長い待ち時間も発生しなかったはず。
予約は10時でしたが、私の前の患者さんが50分ほど話し込んでおり、だいぶ待たされました。
これも、もし私が少し早めに診察機を通せていれば待たなくて済んだかもしれません。
そもそも、私は他者にとても気を使ってしまう性格なので、診察でも他の人に迷惑をかけないようにと思い、いつも数分で切り上げています。
しかし今回は、前の人が長かったので、私が気を使う前に担当医のほうで時間調整をしていたのか、雑談も相談のきっかけもなく、淡々と短時間で終わりました。
そして今日、はっきりと感じました。
担当医が明らかに私に対して冷たいということを。
以前の担当医とは明らかに違い、「どうしようもない人間」を相手にされているかのような印象を受けてしまいます。
言葉のひとつひとつが機械的で、感情が伝わってこないのです。
前回出された宿題(寝る時間を記載する紙)を出されたのですが、それについても全く言及されず。
(実際、あまりにもめんどくさかったり、やる気がなくて書いていなかったので言い訳せずに助かったわけですが…。)
以前の担当医なら「最近困っていることありますか?」とこちらが話しやすいように促してくれたのに。
こういう雰囲気だと、私はどんどん遠慮してしまい、迷惑になりたくなくて、言いたいことが何も言えなくなってしまいます。
でも今回は、どうしても相談したいことがありました。
それは、抗うつ薬(セルトラリン)の影響なのか、感情が平坦になりすぎてつらいということです。
嬉しいことがあっても一瞬で「無」に戻り、悲しい気持ちもすぐに薄まってしまう。
まるで感情のボリュームが常に低空飛行で固定されているようで、人間味が失われたように感じます。
ただ、この平坦さが本当に薬の影響なのか、それとも長期の引きこもりで脳が防御反応を起こしているのかは分かりません。
どちらにしても、改善したいことが一つあります。
気力や行動力が極端に落ち、何をするにも動き出せないことです。
セルトラリンの作用と引きこもりの影響が重なっているのだろうと思いますが、何をするにも腰が重く、
「頑張りたくない」「どうせ無理」「やっても意味がない」「めんどくさい」
そんな気持ちが先に来てしまい、以前楽しめていたことすら楽しめなくなっています。
この状態を少しでも改善できる薬があるなら、処方してもらいたいと思い、今回の診察に臨みました。
伝えたいことを紙に書いて渡したけど
今は、鬱のお薬や末期的なひきこもりの状況で、行動力や頑張るを引き出す脳内物質が少なすぎる状態だと思います。
せめて普通の人のように、情熱やワクワク、気分が高揚するなどを得て、気力を回復させたいです。
でも直接、担当医にそのようなことを言って「ドーパミンを増やすお薬を処方してください」とか、具体的な薬名を出して「○○をください」というのはNGだそうです。
なので、現状の状況をうまく説明して、対応できるお薬を処方してもらうことが重要だと思います。
そこで、以下のような文章を紙に書いて渡すことにしたのです。
医師に渡す紙
【相談したいこと】
最近、感情が平坦すぎるのがとてもつらいです。
うれしいことがあってもすぐ無になってしまったり、悲しいこともすぐ薄まって、何も感じてないみたいな状況です。
セルトラリンの影響なのか、長年引きこもってきたことが原因なのかは分かりません。
ただ、やる気・行動力がまったく出ず、何かをやろうとしても、めんどくささや無力感で止まってしまいます。
楽しいと思ってたことも楽しめず、気力もわかず、「どうせ無理」「頑張れない」「やっても無駄」という気持ちにすぐなってしまいます。
何とかこの状態を改善したいのですが、上手く言葉で伝えるのが苦手なので、紙に書いてみました。
薬のことは詳しく分かりませんが、もう少し感情が戻ったり、意欲が少しでも出るような薬があれば、提案していただけたらと思います。
とりあえず、このように.pdfファイルにまとめて、コンビニでUSB接続して印刷して、担当医に渡しました。
担当医の反応
特に、そのような症状を改善させるお薬は無いと言われてしまいました。
しかし、とりあえず「クロチアゼパム」というお薬を処方してくれました。

クロチアゼパムは、デパスのように不安感や緊張を和らげたり、不安を軽減するお薬に似ています。
しかし、私の求めていた方向の薬ではない気がしました。
どちらかというと「意欲が戻る方向」「気力を底上げする方向」のサポートを期待していたのですが、クロチアゼパムはちょっと違うなと…。
たしかに私は不安体質ではあります。
でも今回伝えたかったのは「不安で動けない」ではなく、「何も感じなくなっていて動こうとするエネルギーそのものが湧かない」という点でした。
だから、「うーん、本当にこれで良いのかな…」というのが正直な感想です。
ただ、担当医の口ぶりからすると、今の私にはまず過度な緊張や思考の固まりをほぐすことが優先という判断だったのかもしれません。
私はたまにデパスやインデラルを飲むこともありますが、それも医師は知っているはずで、そのうえでクロチアゼパムを出したということは、
- 精神的な負荷を少しでも下げたい
- 身体面のこわばりやブロックを緩めて、動き出すきっかけにしたい
という意図があるのかな…と、あとになって少しだけ理解できた気がしました。
とはいえ今日の診察では、やっぱり温度(冷たい)のない対応に感じてしまい、「今後通いたくない」とまで思ってしまいました。
まとめ
今回は、2025年最後となる心の心療内科へ行った出来事を書いてみました。
しかし私は、昔から対人関係がうまくいかない。
運の悪さだと感じていたけど、それ以上に発達障害のASDのハンデがモロに影響しているということ。
でも、今回の担当医に至っては、全くの別の理由です。
私が最底辺のゴミ人間だから。
23年以上の引きこもりで働いておらず、障害手帳2級を所持・障害年金2級という、偏見の目で見られても仕方がない状況だからです。
「いや、そんなことない」と思われる方もいるかもしれません。
確かに今までの担当医の方は、そういう雰囲気を出されたことは無いし、心の中で思われていたとしても表には絶対に出さなかったと思われます。
しかし、今の担当医の気配や雰囲気、言葉の節々から感じる、「末期以上のどうしようもないクズを仕事だから相手しているだけ」と感じるのです。(*被害妄想ではないです)
ASDの察しの悪さや想像力の欠如のハンデをもってしてさえ、気づいてしまいます。
確かに、働いている人から見れば、真性引きこもりはゴミのような存在に映るのも仕方がないです。
さらに、心療内科の患者の中でも一番ダントツで最底辺の問題人間。
そう考えると、医師と患者という関係ですら関わりたくない、と思われてしまうのもわかる気がします。
ただ、結果だけ見ればそうなだけで、結局は生まれの親ガチャによって人生はほぼ決まっているし、発達障害の有無など、様々な事情で最底辺に落ちる人間がいるということ。
それを見下したいのであれば、してくれて構わないです。
私はずっと最底辺を我慢し続ける人生だったので、これも耐えられるはず。
自暴自棄になってもマイナスにしかならないし、感情を出さず今の状況をより悪化しないようにするだけ。
精神的にかなり辛いけれど、心を無にして少しでも普通を演じ続けるだけです。
