発達障害を簡単に表すと、「人生で苦労する脳」だと思います。

発達障害のアスペルガー(ASD)として、最底辺の人生を歩んできた当事者の私が出した結論です。

私の時代は発達障害の概念がほぼ無い時代でしたので、サポートや支援は皆無でした。
その結果、友達0知り合い0、長期ひきこもり、精神の2次障害などに陥りました。

しかし、たとえ現在のように発達障害の理解が広まっていたとしても、人生で苦労したと確信しています。
発達障害の特性は、気を付けようのない状態になるからです。

他者の気遣いがあっても、自分で発達障害の特性をわかっていても、どうしても問題が起こります。

普通の人が出来ることが難しく感じてしまう。
もしくは、困難な状態になる。

普通の人が起こさない問題行動をしてしまう。
また、五感の過敏性で辛い思いをすることもあります。

健常者が日常生活や社会において何も問題が無いのに、発達障害の人は難題となってしまうことがあるのです。
しかも治すことが出来ない脳機能の問題です。
「人生で苦労する脳」なのは否定できないと思います。

一般的に発達障害を簡単に説明すると「脳の発達に凸凹があるために、言語やコミュニケーション、学習などに困難がある障害である」です。

発達障害は、大まかに自閉症スペクトラム症(ASD)、注意欠如・多動性症(ADHD)、学習症(LD)、発達性協調運動症などのカテゴリーに分けられます。

ですが、発達障害のタイプは人によって異なりますし、誰一人として同じ症状はいないとされています。
また、それぞれの症状にも細かい問題があります。

そこで今回は、それぞれの症状について、小学生でもわかるように簡単に説明したいと思います。

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発達障害を簡潔に説明します

発達障害とは、「脳の発達に遅れや偏りがあって、言葉や人とのやりとり、勉強や仕事などに困ることが多い人のこと」です。

発達障害は一種類ではなくて、いろいろなタイプがあります。
それぞれに特徴や強みや弱みがあります。

発達障害の人は、普通の人とは違うところがあるから、時々苦労したり、悩んだりすることがあります。
でも、発達障害の人は、普通の人にはない個性や才能がある人もいます。

自分のことをよく知って、自分のやり方で生きていけるように、サポートや工夫が必要です。

次に、発達障害の代表的な5つのタイプについて、小学生でもわかるように簡単に説明していきます。

自閉症スペクトラム症(ASD)とは?簡単に説明

自閉症スペクトラム症(ASD)とは、人とのコミュニケーションや社会性に困る人のことです。

ASDの人は、人の気持ちや考えがわかりにくいです。
目を見たり、話しかけたり、挨拶したりするのが苦手です。

また、自分の興味や趣味に夢中になりすぎたり、ルーティンや習慣を変えられないことがあります。

さらに、ASDの人は、音や光などの刺激に敏感だったり、鈍感だったりすることもあります。

ASDの人は、コミュニケーションや社会性に困ることがありますが、それはASDの人の脳が普通の人とは違っているからです。
ASDの人の脳は、普通の人よりも細かいことに気づいたり、論理的に考えたりするのが得意です。

自分の興味や趣味に関しては、深い知識や独創的な発想を持っています。
自分の脳の特性を理解して、自分の得意なことを活かしていけるように、周りの人のサポートや理解が必要です。

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アスペルガー症候群とは?簡単に説明

アスペルガー症候群とは、自閉症スペクトラム症(ASD)の一種で、言語や知能には問題がないけれど、人とのコミュニケーションや社会性に困る人のことです。

アスペルガー症候群の人もまた、人の気持ちや考えがわかりにくいです。
話し方がぎこちなかったり、冗談や皮肉が通じない、というか気づけないことがよくあるのです。

また、自分の興味や趣味に夢中になりすぎたり、ルールや順序にこだわる傾向があります。
アスペルガー症候群の人も、音や光などの刺激に敏感だったり、逆に鈍感の状態の人がいます。

アスペルガー症候群の人の脳は、普通の人よりも細かいことに気づいたり、論理的に考えたりするのが得意です。
自分の興味や趣味に関しては、深い知識や独創的な発想を持っています。

注意欠如・多動性症(ADHD)を簡単に説明すると

注意欠如・多動性症とは、注意力や集中力に問題がある障害です。

注意欠如・多動性症の人は、物事に飽きやすいや忘れ物が多いなどの特徴があります。
例えば、授業中にぼーっとしたり、宿題を忘れたりします。

また、衝動的で落ち着きがないという特徴もあります。
待つことが苦手だったり、じっとしていられなかったりします。

注意欠如・多動性症の人は、好奇心が旺盛で行動力があります。
しかし、時には失敗やトラブルに巻き込まれたり、周りに迷惑をかけたりします。

ADHDの人の脳は、普通の人よりも刺激や変化を求める傾向があります。
ADHDの人は、新しいことや面白いことに対しては、熱心に取り組んだり、創造的に考えたりすることができます。

学習症(LD)を簡単に説明

学習症(LD)とは、読み書きや計算などの学習に困る人のことです。

LDの人は、言語や数字に関する情報を処理するのが苦手です。
文字や音声を認識したり、理解したり、表現したりするのが難しいのです。
また、計算や図形の操作などの論理的思考や空間認識にも問題があることがあります。

学習症の人は、努力しても成績が上がらないことが多く、自信がなくなりがちです。

非言語性学習障害とは?簡単に説明

非言語性学習障害とは、言語以外の学習に困難がある障害です。

非言語性学習障害の人は、空間認識や運動能力に問題があります。
例えば、地図や図形を理解することが苦手だったり、バランスやリズムが取れなかったりします。

また、社会的なルールやノンバーバルコミュニケーションにも難があります。
場面に合わせた服装や態度がわからなかったり、相手の表情やジェスチャーが読めないこともあります。

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まとめ

発達障害のそれぞれの特徴について簡単に説明してきました。

発達障害と聞くと、普通の人は「学校や仕事で困っている人」や「特別な支援が必要な人」など思い浮かべると思います。

確かにASDの場合は、対人関係が困難になる、ADHDの人は、注意力や集中力が散漫になる、LDの人は、読み書きや計算が苦手になるなど、学習に影響が出ることがあります。

ですので、発達障害を簡単に説明すると、冒頭で書いた通り「人生で苦労する脳」になります。

ただ、発達障害の人でも自分の適正に合った道に進めれば、健常者以上の生産性や活躍ができます。

極論を言えば、発達障害がある有名人でスティーブンジョブスやビル・ゲイツなど、世界を変えた人もいます。
アインシュタインも発達障害があったとされています。

発達障害の人は、普通の人とは違うところがあるから、時々苦労したり、悩んだりすることがあります。
また、普通の人にはない個性や才能がある人もいます。

アスペルガー(ASD)の当事者として、私の経験上、発達障害を簡単に説明すると「人生で苦労する脳」とはしました。
確かに大多数の発達障害の人は、その様な状態になってしまうと思います。
脳機能の凹凸や発達の関係上、それは仕方がないことです。

でも、全ての人がそうなるわけではないので、一概に発達障害の人はこうだと決めつけることはできません。

運が良かったり、親に恵まれていれば、健常者でも人生がイージーモードになります。
発達障害の人も同様に、環境や能力次第でまったく違った人生を歩んでいます。

発達障害の症状や、その当事者の人生もそれぞれ異なりますので、簡単には言い表せないと思います。

でも!個人的に発達障害の人の9割くらいは、難しい人生を送っていると思います。
これは、私がインターネットで見たり聞いたりした発達障害の人の話や、自分自身の経験からそう感じたのです。

もちろん、これはあくまで私の主観であり、客観的なデータや研究に基づいたものではありません。
発達障害の人の人生は、個人差が大きく、一概には言えないことはわかっています。

でも、私は発達障害の人の多くが、難しい人生を送っていると思います。
なぜなら、発達障害の人は、社会の中で様々な壁にぶつかることが多いからです。

これは、[厚生労働省の調査]によると、発達障害の人は、就労や結婚などの生活環境において、健常者に比べて不利な状況にあることが示されています。
もちろん、発達障害の人の人生は、個人差が大きく、一概には言えないことはわかっています。

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なので、最終的な結論として、発達障害を簡単に説明すると「生まれた時点で人生ハードモードを余儀なくされる」とします。

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