
発達障害と3D酔いの関係性について。
発達障害と3D酔いのしやすさには、ある程度の因果関係があるのではないかと思っています。
3D酔いのメカニズムは、視覚から得られる情報と、内耳(前庭感覚)による身体の動きの感覚が一致しないことによって、脳が混乱を起こすという状態です。
この感覚の不一致が脳に誤認されて吐き気やめまい、頭痛などが引き起こしています。
脳が勝手にセキュリティ警報鳴らしてる感じです。
そして、発達障害の人はこの問題に類似する感覚過敏や感覚統合の困難さを抱えている人も多いです。
視覚・聴覚などの感覚が普通の人(定型発達)と違う論理構造になっているのです。
そして、3D映像やゲームのような視覚入力に対して過剰に反応してしまうのかもしれないという仮説です。
かなり昔ですが、FFオンラインというゲームが人気だった頃、体験版をインストールしたことがあります。
しかし、少しプレイしてみただけで吐き気に襲われ、すぐにアンインストールしました。
あと、FPSと呼ばれるジャンルのゲームも興味はないのですが、試しにプレイしてみたことがあります。
これも5分くらいで3D酔いが起き、こちらも即アンインストールでした。
ただ、自分が発達障害と診断される前は、確かに普通の人より酔いやすい自覚はありましたが、今ほど「3D関連が絶対に無理」というほどではありませんでした。
多少気持ち悪くなっても、少し休めばある程度回復するし、慣れればどうにかなる問題程度に感じていたのです。
しかし今では、3D酔いが完全に末期症状です。
その原因は、長期の引きこもり生活も関係していると考えています。
毎日、1日中PCの前に座って、画面ばかりを見て過ごす生活。
リアルで全く活動しないで、外にもほとんど出ない生活を、23年以上続けていました。
その結果、脳の感覚処理機能が低下、もしくは壊れてしまい、動きと視覚のズレに対する許容量が限りなくゼロに近くなってしまっているという推測です。
リアルでの空間認識や運動感覚の退化が進みすぎて、バーチャルのわずかな視覚刺激すら脳が処理できず、「現実世界ですら酔う」レベルに到達してしまった、ということです。
試しに今日、3Dのちょっとしたゲームの体験版があったので、プレイしてみたのですが、3分くらいで気持ち悪くなってしまいました。
特に激しいアクションなどはなく、キャラが移動して風景がずれる感じただけ。
ほんの少しでもカメラがスライドする、視点が揺れるといった「視覚的なズレ」**が発生すると、ダメなようです。
自分の3D酔いの影響度的には、発達障害30%、引きこもり70%くらいが関係していると、個人的に思っています。
発達障害と3D酔いの関係性
発達障害、特にASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如・多動症)の人の場合、感覚処理に関する問題が、普通の人よりも3D酔いしやすい、と思います。
でも、実際に「発達障害の人は3D酔いしやすい」と断定する公式な証明はないです。
ただし、「感覚処理特性が強い人ほどVR酔いが強い」というのはよく言われています。
そして、視覚・動きの感覚などの敏感さが高い人ほど、VR・3D酔いが強く出るのです。
ASDの場合
感覚過敏/鈍麻:視覚・聴覚・前庭感覚などが過剰だったり、極端に鈍くなっている。
感覚統合の問題:視覚と体の動き、バランス感覚などの複数の感覚を統合して「現実を認識する」力が弱い場合、脳内で情報のズレが強くなる。
ようするに、ASDの人は「感覚のズレ」を普通の人の3倍くらいのズレとして受け取ってしまうことがあり、3D酔いしやすくなるのです。
ADHDの場合
ADHDの特徴である集中と注意の切り替えが難しいため、視覚的な動きやパターンに対する過剰反応や注意の偏りが起きやすいです。
身体感覚や平衡感覚が苦手な人もいて、自分の「酔い」に気づいた時にはすでに限界を超えている、というパターンもあるようです。
ADHDでは「酔いに気づくのが遅い+リセットが効きにくい」という問題となります。
引きこもりと3D酔いの関係性について
私の場合、3D酔いがここまで深刻化した一番の要因は、長期間にわたる引きこもり生活が完全に影響しています。
外にも全く出ず、家でもほとんど体を動かさず、毎日長時間PC画面を見続ける生活を、23年以上続ける異常さ。
現実世界での移動、視線の切り替え、身体のバランス調整といった**「当たり前の感覚トレーニング」が皆無になった。
その結果どうなったかというと、普通に備わっていた視覚と身体感覚をすり合わせる能力が、弱体化したのではないかと思っています。
3D酔いは、視覚情報と前庭感覚のズレが原因だと言われていますが、引きこもり状態では「身体を動かしながら景色を見る」という体験が圧倒的に不足しています。
ようするに、脳が「動いている自分」と「見えている世界」を一致させる練習を、何十年もしていない状態です。
そこに突然、
・視点が滑る
・カメラが揺れる
・自分は動いていないのに世界だけが動く
といった3Dゲーム特有の視覚刺激が入ってくると、脳が完全にパニックを起こしてしまう。
「これは現実じゃない」「でも目にはそう見えている」この矛盾を処理する余力が、もう残っていないのだと思います。
昔は多少気持ち悪くなっても休めば回復していましたが、今は一度ズレが起きると、脳がそれをリセットできない。
引きこもりによって感覚が鈍ったというより、感覚の許容量が極端に狭くなってしまった、という感覚のほうが近いです。
まとめ
今回、発達障害(ASD・ADHD)と3D酔いの関係性、さらに自分の長期の引きこもり生活による感覚の変化について、実体験を交えながら整理してみました。
現在、私は3D(VR)酔いが末期的でもうそれらを楽しむことができない体になってしまったようです。
先ほど5分ほどプレイして3D酔いしたゲームも、30分ほど昼寝して戻ってきても、いまだに気持ち悪さや、目のあたりの違和感が残ってしまっています。
そういえば、小学生の頃から乗り物酔いもひどく、電車の中で吐いた経験もあります。
そしてそのときも、揺れや音だけでなく、車内の独特な匂いにかなり敏感だったことを覚えています。
乗り物酔いもやはり三半規管が原因だと思うのですが、それ以上に私は「匂い」の影響を受けているようです。
電車もそうなのですが、バスや普段使われていない車の匂いなどもダメです。
揺れ、音、匂い、その他の何かなど、すべて発達障害の感覚過敏が関係していて「様々な酔い」を引き起こしているのだとほぼ確信しています。
嗅覚過敏については自分には無い症状だと思っていたけれど、過去の匂いによる乗り物酔い経験から、やはりあるのではないかと思っています。
特に、いつもと違う場所や匂いにものすごく敏感です。
発達障害の感覚過敏は、本当に生きる上でハンデにしかならない問題だと改めて身にしみました。
発達障害・引きこもりと3D酔いの関係まとめ表
| 観点 | 内容 |
|---|---|
| 3D酔いの基本メカニズム | 視覚情報と前庭感覚(内耳・身体の動き)の不一致により、脳が危険と誤認して吐き気・めまい・頭痛を起こす |
| 発達障害との共通点 | 感覚過敏・感覚統合の困難さにより、感覚のズレを過剰に受け取ってしまう |
| ASDの影響 | 視覚・聴覚・前庭感覚の過敏/鈍麻、感覚統合の弱さによりズレが強調されやすい |
| ADHDの影響 | 注意の偏り・切り替えの困難さにより、酔いに気づくのが遅く、回復もしにくい |
| 発達障害と3D酔いの関係 | 公式な断定的証明はないが、感覚特性が強い人ほどVR・3D酔いが出やすい傾向が指摘されている |
| 過去の3D体験 | MMO・FPSなどを短時間プレイしただけで強い吐き気が発生し、継続不能 |
| 昔と今の違い | 昔は休憩すれば回復・慣れの余地があったが、現在はほぼ耐性ゼロ |
| 引きこもり期間 | 約23年以上、外出・運動ほぼなし、長時間PC画面を見る生活 |
| 引きこもりの影響 | 空間認識・運動感覚・感覚統合の「実地トレーニング」が極端に不足 |
| 現在の状態 | わずかな視点移動・カメラ揺れでも即座に3D酔いが発生 |
| 脳の状態の推測 | 感覚処理能力が低下・許容量が極端に狭まり、ズレをリセットできない |
| 発達障害と引きこもりの影響割合(自己評価) | 発達障害:約30%/引きこもり:約70% |
| 乗り物酔いの既往 | 小学生時代から重度の乗り物酔いあり |
| 嗅覚の影響 | 揺れだけでなく、車内や特定の場所の匂いにも強く反応 |
| 感覚過敏の総合影響 | 揺れ・視覚・音・匂いなど複合的要因で「様々な酔い」を引き起こす |
| 現在の結論 | 発達障害の感覚特性+長期引きこもりにより、3D・VR体験が困難な状態 |
