先月の8月30日に心療内科への外出以来、約36日ぶりに家から外に出ました。

私は20年以上の長期の引きこもりであり、外出がほとんどできません。
厳密に言えば、多少の外出は可能です。
しかし、社交不安症や視線・対人恐怖症の影響から、精神は不安定な状態になります。
その為、どうしてもしなければならない手続きや病院以外は外に全く出ることはありません。

今回は、自立支援の更新が3カ月前に迫ってきていたので、仕方なく市役所へ行ってきました。

Sponsored Link

引きこもりの久々の外出は辛すぎる

私の外出の移動手段は自転車しかありません。
歩くとなると、家から駅まで30分くらいかかります。
立地が物凄く悪い家です。
近くには電車の線路もあり、家にいると電車の通る音が聞こえてきます。

1ヵ月以上の久々の外出なので、自転車にかけてあったカバーが埃だらけです。
更に昨日雨が降っていた為、水たまりも残っている始末。
手が汚れてしまいました。

そして運が悪く、隣の家のおじいさんがゴミ捨てに行こうとしていたのです。
明日は「びん、カン、ペットボトル、有害・危険ゴミ」の日です。
隣のおじいさんは、台車のカートに瓶や缶を詰めたものを整理していました。

仕方なく私は、それが終わるまでの時間稼ぎとして、自転車のカバーをゆっくり取っているフリをしていました。
幸い、隣のおじいさんはすぐにゴミ捨てに向かってくれて、鉢合わせにはなりませんでした。
1~2分、私が家を出るのが早かったり、遅ければ、遭遇していたと思います。

隣の老夫婦には、私が長期の引きこもりであることがバレています。
運悪く、いつも私が極稀に外出しなければならない日に限って、毎回なぜか遭遇してしまいます。
また、すれ違うとこちらを凝視してくるのも本当に勘弁してほしい。
恥ずかしいし、特殊な人を見る目で見られている気がして辛すぎるのです。

市役所の自立支援の更新

自転車で市役所へ行くまでは、特に何も問題は発生しませんでした。
ただ、久々に自転車に乗ったので、足の疲労が辛かったです。

市役所での福祉課での会話について

市役所の福祉課の人は毎回フレンドリーです。
特に嫌な対応をされたことが無く、気持ち的にプレッシャーはあまりありません。
ただ、それが演技で、心の中では蔑んでいる可能性はあります。
あくまで仕事なので、仕方なく丁寧に対応しているだけなのかもしれません。

自立支援の更新に失敗

自立支援の更新は3ヵ月前からできます。
私は1月にいつも更新されていたので、10月5日の現在では更新可能だと思っていました。
しかし、実際は11月からの更新だったのです。

自立支援医療受給者証(精神通院医療)の下の段から3番目に、「有効期間」という欄がありました。

私は書類や説明書あまり見ない性格の為、気づきませんでした。
市役所の福祉課の職員の人から指摘されて初めて、有効期間や次回の申請日が書かれていることを知ったのです。

Sponsored Link

自立支援医療受給者証の発行に必要な書類

自立支援医療を利用・更新の手続きをするには、いくつかの書類を揃える必要があります。

・身分証明書
・ハンコ
・保険証の写し
・意見書
・個人番号
・所得状況の確認ができる書類
・障害年金の証明書等

この中でお金や時間がかかってしまうのが、「医師の診断書」です。
通院している医療機関にもよりますが、私の場合は3000円~5000円くらいかかってしまっていたと思います。

例の流行り病以前は、1年更新するたびに診断書が必要でした。
今は2年に1度の提出になりました。

今回私は、診断書が必要な更新2年目です。
6カ月前くらいに心療内科の先生が間違えて自立支援の診断書を書いてしまました。
お金もかかったのですが、私は間違いを指摘できませんでした。
診断書の有効期限は3カ月であり、無駄になってしまいました。

今月の10月25日に心療内科へ行くので、自立支援の診断書を書いてもらう予定です。
しかし、約2ヵ月おきの受診の為、市役所に自立支援の書類を提出するのは12月末になってしまいます。

いつも通っている心療内科へは電車で行っています。
またすぐに行くとなると、外出するのが辛いですし、お金もかかります。

自立支援の書類は家に郵送してはくれない決まりになっています。
自分で病院へ受け取りに行かなければならないのです。

自立支援の書類の為に、仕方なく1ヶ月以内の再予約になりそうです。

自立支援の受給者証の発行には2~3ヶ月くらいかかります。
その間は、仮の受給者証のようなものが発行されるため、それほど急がなくても大丈夫かもしれません。
ですが、あまり仮の受給者証の見た目がよろしくないので、使いたくはない気持ちがあります。

Sponsored Link

市役所帰りにいつものドラッグストアに寄る

私の外出は何かの手続きや、病院以外はほぼありません。
その為、一度の外出で身の回りに必要な物も買っています。
幸い、家への帰り道にドラッグストアがある為、毎回寄らせていただいております。

今日購入したものとしては、シャンプーの詰め替え、安くなっていたボディーソープ×2、サランラップ、アルミフォイル、ガム、スナック類、歯磨き粉などです。

サランラップやアルミフォイルは、母親のご飯がまずすぎるため、捨てる為に使用しています。
私はグルメでも食通でもありません。
本当に母親の料理がメシマズなのです。

まず、味噌汁がほぼ味噌の味がしないお湯です。
というか全般的に薄味すぎます。
病院食の何倍も薄いし、味が感じられません。

そして、毎回キノコの千切りを何かに混ぜています。
これが臭くてまずくて仕方がありません。
焼きそばやサラダに入れたり、肉が柔らかくなる?そうで豚肉に混ぜる為、非常に臭みがあり不味くなります。

さらに大根の葉っぱを味噌汁や野菜炒めに混ぜており、それが本当に不味いのです。

カップラーメンやスーパーのお弁当がご馳走に感じられるくらい酷いです。

仕方なく、毎日納豆と、ドレッシングのかけないキャベツの千切りをそのまま食べています。

Sponsored Link

まとめ

外出時間は50分くらいでしたが、精神と肉体の疲労が溜まりました。

いつも外出時に飲んでいる精神安定剤である「デパス」や「インデラル」を飲み忘れてしまったため、市役所でしどろもどろになってしまいました。
また、運動不足の為、あえて陸橋を上り下りしたので疲労が溜まりました。

自立支援の更新手続きが出来ず、無駄足だったのも辛いです。
ただ、いつ自立支援受給者証を更新しなければならないのか、わかっただけでも収穫だと言えます。

毎日筋トレはしていますが、やはり体を全体的に動かして行動しないと意味が無いと思いました。
ただ、外出したくても目的がありません。
そして、近所の人の視線や邂逅を考えると、怖くて家から出られないのです。

また、例の流行り病にだけは絶対にかかることはできない。
母親が80歳を超えており、ワクチンも打っていない為、移してしまったら大惨事になりかねないからです。

何か長期の引きこもりでも外出できる目的や仕事などがあればいいのですが。

Sponsored Link