人生は、生まれた瞬間からすでに難易度が設定されていると思います。
自分では何も選べないまま、容姿・知力・家庭環境といった条件によって、その後の生き方が決まってしまいます。

何故、人は生まれながらに不平等なのだろう。
本当にずるいと思う。
でも嘆いてもどうしようもない。

鬱が悪化した時、よくこのようなことを考えてしまいます。

人生の成功には、3つの必要な柱があると思う。

1つ目は、容姿。
2つ目は、知力。
3つ目は、親ガチャ。

このどれか1つでも得た状態で生まれてこれれば、少なくとも人生が失敗する確率はかなり下がります。

でも発達障害だけは例外。
発達障害があると、どれほど美人やイケメンでも、絶対とは言わないけど人生は上手くいかない。

親ガチャも同様。
発達障害で生まれたということは、親のどちらか、もしくは両方とも発達障害の可能性が高い。
そうでなくても、何かしらの問題を抱えている確率も高い。

この場合、家族不和か家庭崩壊する未来が見えます。

子供とまともに交流出来ない、子育て力の低さ、教育をできない、普通ではない状況に置かれるなど、ネガティブな確率が高くなるからです。
もしくは私の家のようにずっと機能不全、冷戦状態となり、人生の最後までどうしようもない状態に陥る。

次に知力(IQ)。
正直、これだけは発達障害であっても例外。
IQが高ければ発達障害でも人生の成功率は高くなります。

発達障害がある成功者や有名人はそこそこいます。
もちろん、サポートや理解、運の要素などがかなり関係しますが、知力は本当に大事。
何をするにしても、知力が全てだと私は思っています。

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容姿

人生の成功における容姿の重要性はどの程度なのでしょうか。

女性の場合、7~8割は容姿次第で人生の難易度が全く違うと思う。

もし容姿が中上より上であれば、学生時代はそれだけで人間関係の半分くらいは成立する。
教師の扱いも微妙に変わるし、周囲の評価も「なんか性格良さそう」に自動補正される謎ボーナスが付く。

大学に行っても、就活において面接官の無意識バイアスに刺さりやすく、多少テンパっても「フレッシュさがいいね」とかいう意味不明な理由で受かったりする。
要するに、美人はミスが許される回数が多いのです。

社会人になっても、その外見の印象で営業先や顧客との距離を早く縮められるし、上司からも妙に気に入られやすい。

それも中身が空洞のままでは賞味期限が切れる。
容姿だけで評価されていた人間は、30代に差し掛かる頃から、「なんかこの人、見た目以外に何かある?」と問われ始める。

特に女性の場合は、年齢による評価の変化が露骨で、それまで優遇されていた分だけ、失速のショックが大きいのです。

容姿は人生の初期難易度を下げてくれるイージーモードではあるけれど、それを活かせる知性やスキルがなければ、そのモードは割と早く強制終了される。

容姿が中以下の場合、勉強や財力、コミュ力等の別の要素が必要になってくる。
後天的にスペック(内面)を積み上げなければ土俵にも上がれないという現実。

中以下の容姿の女性が生きやすくなるには、自然体であることを捨てて演技力と戦略性で勝負する必要があるのです。
でも、やらないと生き残れない。

男性の場合、3割くらいは容姿が人生にプラスに働くと思う。
何故3割なのかというと、いくら顔が良くても男の場合、財力、収入が低いと誰も相手にしないから。

容姿の良さはせいぜい学生時代まで。それ以降は容姿を生かした職業に上手くつければいいけど、ほとんどの場合コミュ力も要求されます。

さらに、容姿が良くても、頭が悪ければすべて台無し。
頭が悪いということは、必然的に収入も低い。(肉体労働や特殊な高収入を除く)

やはり男性の場合、年齢が上がる(22歳以上)につれ、容姿の重要性は落ちていき、比例して収入、地頭の良さが要求されるのです。

知力

もし自分が生まれた時点でパラメーターを選べるとしたら、知力に全振りします。
何故なら、知力=収入=人生の成功率に直結するからです。

私の人生経験上、IQが全てだと思わされました。

IQが低いと何をするにしろ理解力が低いので、時間がそれだけ奪われる。
さらに、難しいことが理解できない、脳疲労が激しくなる。

知力が低いと仕事もできない、叱責され自己肯定感も下がる。
メンタルや精神に問題も抱える。
とにかく知力が低いと、負の連鎖が続いてしまう。

逆に知力が高ければ、情報処理のスピードが速く、仕事や学習の効率が段違いに良くなる。
一度見聞きしたことをすぐに理解・応用できるため、ミスも減り、周囲からの評価も上がりやすい。

努力の成果が目に見えて返ってくるので、モチベーションも保ちやすく、結果として自己肯定感も安定しやすい。

知力は人生に大事な時間をどう使えるかという部分に直結している。
時間は全員に平等なようでいて、知力によって全く異なってしまうのです。

知力=人生の全てと言っても過言ではないと思う。

親ガチャ

人生において最初にして最大のハードルは「どんな家庭に生まれるか」という偶然の条件です。

教育、経済力、愛情、そして精神状況、運の良し悪しなど、これらは全て、子どもが自分で選べないにもかかわらず、成長の土台を決定づけてしまいます。

子供は親の写し鏡と言われているように、容姿、価値観や感情、言葉の使い方まで、コピーされる可能性が高いと言われています。

なので、人生の成功における大切な要素として「知力」の必要性と同等の重要度があります。

最悪、親ガチャに成功=子供(自分)が低レベルでも人生をまともとは言わないまでも無難に送れると思っています。

まとめ

本当は「運」の要素が人生で一番大事なのだけれど、これは不確定要素が強く、振れ幅があるので考察から外しました。
でも、生まれつき運の良い人、悪い人は確実にいます。

そして運も遺伝的要素が確実にある。
親の運の良さも子どもに伝わることはほぼ確実だと思っています。
他には、風水、姓名の字画、土地の因縁など。

何にしても、人生は生まれた時に既に決まっているということ。
運命や宿命のようなものに縛られ、自分の力で選択しているつもりでも結果は同じになる。

ここまで考えると、結局どうしようもない不平等の中で、どう生きるのか、という問いに突き当たります。
努力すらも、その人が与えられた環境や知力によって左右されるのだから、「努力すれば報われる」という言葉は半分真実で半分幻想です。

能力というパラメーターに人生を支配されるのは仕方がない。
でも、せめて自分の望まない未来への確定は止めて欲しい。

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