私は生まれつき重度の赤面症なのですが、引きこもってからさらに悪化したと思っています。
子供の頃から顔が微妙に赤かったけど、今は末期的で常に赤面状態と言っても過言ではない酷さです。

引きこもっているので誰にも見られないのですが、本当に恥ずかしいです。

赤面症の原因は、メンタルに左右されるものだと感じていますが、気温の温度差によっても顔が赤くなってしまいます。
これは生まれつきの脳の問題と肌の弱さ、そして精神状態が関係していると思います。

でも、やはり自分は脳と精神が普通ではない、何か頭のネジが1つ無い状態で生まれてきてしまったのではないかという疑惑があります。

発達障害の先天性の脳の凹凸、生まれつきの精神の異常な弱さなどが、赤面に繋がる回路と関係しているのかもしれないということです。

何故そんな考えになってしまっているのかというと、子供の頃から明らかに自分の心の弱さと赤面症が異常だと感じていたからです。
ちょっとしたことで泣いてしまう、そして一気に顔が赤くなる。
そうなると何時間も直らない。

父親もASD、精神の弱さ、顔の赤らみがあったのですが、それがモロに遺伝しました。
でも、赤面症の異常性は、一般的な人と同じ条件とは思えないのです。

そこで今回は、発達障害と赤面症の関係性について考察していきたいと思います。

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なぜ赤面しやすい人が生まれるのか:脳の問題とは

「どうして自分だけ、こんなに簡単に顔が赤くなるんだろう」という疑問が小学生くらいから今までずっとあります。

学生時代の頃は、赤面している人はほとんど見ませんでした。
いたとしても40人のクラスに4~5人位でしょうか。
それも、それほど気にならない赤さ。

でも私の場合は違う。
顔だけでなく耳まで真っ赤になる。
色が白かったので余計目立つ。

少しでも精神の状態がおかしくなる(悲しんだり、興奮したり)と、瞬時に、簡単にリンゴ顔と言ってもいいくらいになります。
そして、2~3時間は全く治らない。
頬を触ると、熱い。もちろん耳も。

さらに、貧乏な家、変わった苗字、そして判明していない発達障害などがあり、普通の人よりも精神の状態もよろしくなかった。
その結果、周囲の人は異常者を見るような目で、敬遠されていました。

こんなだからいじめの対象になっていたし、元から弱かった心もさらに極限まで追い詰められていたのだと思う。

一般的に、赤面のしやすさは脳の欠陥ではなく、生まれつきの敏感さが強い人に見られやすい体質だと言われています。

敏感な人の特徴よくある反応
心の動きが繊細急な感情変化で顔が赤くなる
環境に影響されやすい気温・湿度の変化で血流が乱れる
他人の視線に敏感緊張がすぐ身体症状に出る
五感が鋭いちょっとした刺激で身体が反応する

確かに理屈ではそうだと思います。
でも自分の場合、明らかに普通ではないおかしな脳の状態(回路)だと思っています。

発達障害と自律神経の敏感さの関係性

医学的に言えば、発達障害と赤面症に直接的な因果関係はないようです。
しかし私には、発達障害の感覚過敏である、重度の聴覚の過敏性や肌の弱さや触覚過敏もあります。

この発達障害の過敏性が赤面症に何かしらの因果関係をもたらしているのかもしれない、という仮説を考えています。

自律神経の敏感さと発達障害は交わる部分がある?

自律神経は、気持ちが動いた時に体が勝手に反応する働きです。
緊張、興奮、ストレス、喜び、悲しみなどを感じた瞬間に、体が反応するかどうかは、この自律神経が大きく関わっています。

発達障害があると、この自律神経の敏感さの反応が強くなってしまうのかもしれないということです。

発達障害+自律神経過敏

  • 感覚が過敏になりやすい
  • 刺激を脳が強めに受け取る
  • 気持ちの切り替えが難しいことがある
  • 自律神経が乱れやすい傾向がある
  • ストレス反応が持続しやすい

完全な因果関係があるとはいえないですが、**自律神経の敏感さが発達特性と重なることで、赤面しやすさが何倍にも増幅する回路になってしまうと思っています。

感情を受け取るアンテナが高い」「自律神経の反応も素早い
この2つの性質が同じ人に宿ると、赤面が起きやすくなる

このような感じです。

「恥ずかしさ」の回路はどう違う?発達障害との可能性

私の場合、まず家が貧乏だったのでその時点で普通の人と対等では無く、劣等という気持ちを抱え続けていました。
そして、家バレしたくないという恥ずかしいマイナス思考や家庭崩壊(浮気)、ゴミ屋敷などのマイナス要素が常に頭の中にあったので、ストレスやナイーブさが強くなった。

さらに、変わった苗字なので何度も間違えて呼ばれたり、変なあだ名を付けられ、とにかく「恥ずかしい」という気持ちが心を支配し続けていました。

これが前提にあったので、少しでも自分に恥ずかしいことが起こると顔がすぐに真っ赤になる。
ASDの対人関係やコミュニケーションの変さもあって、恥ずかしい目に遭うことが多かったのです。

でも一番はやっぱり、異常なほど恥ずかしさを感じてしまう心と脳、そしてそれに反応する顔や耳の赤さ。
どう考えても、ただの赤面症ではない。

発達障害の過敏性か何かの影響から、恥ずかしさの回路が「高速」「過敏」になっていると思っています。

一般的な恥ずかしさを感じる回路

関わる脳の働き役割
扁桃体危険や不安を素早く察知する
前頭前野感情を調整する、理性でブレーキをかける
自律神経顔の血管を広げる、心拍を上げるなど身体反応を起こす

この3つが絶妙なバランスで働くことで、恥ずかしいという気持ち(感情)が沸き起こると言われています。

発達障害による恥ずかしさの関係性(医学的根拠なし)

  • 扁桃体の反応が通常より早い
  • 感情のブレーキをかける前頭前野が疲れやすい
  • 情報処理が一気に過負荷になりやすい
  • “予期不安”が強く働く場合がある

この4つが重なると、「恥ずかしい」という反応が数倍の強さで身体に出る可能性があるのです。

恥ずかしさの回路が「高速」「過敏」になっている可能性

私の場合、

  • 一瞬で赤くなる
  • そのまま何時間も引かない
  • 耳まで真っ赤になる
  • 気持ちの揺れがすぐ顔に出る

もし仮に、発達特性の影響で
・刺激の受け取りが強い ・感情の揺れが大きい ・自律神経が敏感 ・脳のフィルター機能が疲れやすい

これらが重なっていたとしたら、赤面症状が異常に強く出ることは、十分に考えられるのです。

「恥ずかしい」→「危険かもしれない」に変換されていることも

発達障害には、恥ずかしさや緊張が危険信号として脳に伝わりやすいタイプもいます。
これは異常というよりは、脳が「自分自身を守ろう」として過剰に働いているだけだと言われています。

脳が危険と勘違いすると、自律神経は以下のように反応します。

  • 顔の血管を一気に広げる
  • 心拍数が上がる
  • 手足が震える
  • 思考が止まる

要するに私の赤面症は、「恥ずかしい」ではなく「危険から守らなきゃ」という脳の勘違い反応という側面もあるかもしれないということです。
これが起こると、普通の恥ずかしさとは比にならないほど異常な赤面が起きるのです。

まとめ

今回は、発達障害と赤面症の関係性について考えてみました。

子供の頃から顔が真っ赤になってしまう辛さを常に感じ続けてきました。
今も同様の状況です。
いや、子供の頃は赤面症になったとしても、数時間後には回復していました。
しかし今は、常に顔が赤い状態。

これはたぶん、長期の引きこもりから精神が常に異常をきたした状態で、赤面症の回路と繋がり続けているのではないかと思っています。

でも一番はやはり、発達障害との関係性。
発達障害の様々な過敏性や凹凸が、赤面症を引き起こす脳の回路と繋がっているのかということです。

例えば、私は重度の聴覚過敏で少しでも重低音がすると、心臓が勝手にバクバクして顔が真っ赤になります。
他にも想定外の事が起こると脳がフリーズして何故か赤面する。

精神の揺らぎから赤面のスイッチが入っていると思いますが、発達障害がそれを引き起こす原因になっており、さらに顔や耳の熱さ、治らなさを助長しているのではないかということです。

医学的には何ら根拠はないのですが、個人的な体験としては、発達障害がもたらす赤面症もあるのではないかと思った次第です。


このブログ記事のFAQ

Q1. 赤面症は発達障害の一種なのですか?
A. いいえ、医学的には別のものです。ただし、発達障害の方の中には「感覚過敏」や「自律神経の敏感さ」が強く、結果として赤面しやすい体質になる人も多いようです。私自身もそのタイプだと思っています。


Q2. 赤面症は治りますか?
A. 完全に「治す」というよりは、少しずつ「付き合い方を変えていく」感覚のほうが現実的です。私も生活環境やストレスの少ない環境では赤みが落ち着くことがあります。精神的な安定が大きく関わっていると思います。


Q3. 発達障害があると、自律神経も過敏になるのでしょうか?
A. 科学的なエビデンスはまだ少ないですが、発達特性と自律神経の反応が重なって敏感になるケースは多いようです。私も緊張や驚きなどの刺激で、すぐ顔が熱くなるタイプです。


Q4. 赤面が起こったとき、どうすれば少しでも楽になりますか?
A. 私の場合は、冷たいタオルで軽く顔を冷やす、深呼吸をする、姿勢を整えるなどをしています。すぐには引きませんが、「今は赤くなっても仕方ない」と一度受け入れると、少し落ち着く気がします。


Q5. 同じように赤面で悩んでいる人に伝えたいことは?
A. 「あなたはおかしくない」ということです。私も長年“異常なんじゃないか”と思い続けてきましたが、これは体と心が敏感にできているだけの話です。自分を責めすぎず、少しずつ向き合っていけば大丈夫です。

 

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