発達障害の症状は人それぞれであり、誰一人として同じ状態の人はいないと言われています。
私はASDの当事者ですが、聴覚過敏が尋常じゃないレベルです。
常に物音や低周波音などを感じ取ってしまいます。
また、想像力の欠如もasdの中でも圧倒的に低すぎると感じています。
asdレベルがあるとすれば、10段階で9.8以上は確実だと思います。
発達障害は脳の凹凸や未発達の状態、IQの値によってそれぞれ症状の重さが変わってくると思います。
発達障害のadhdも、人によって特性の大きさは異なります。
そこで、adhdのレベルを診断するセルフチェックの診断テストを作成してみました。
adhdレベルをセルフチェック
adhdのレベルのチェックリストは、ICD-11(世界保健機構【WHO】)が出版した国際疾病分類の第11版(2022年1月の最新)を参照にしています。
この診断テストプログラムは、あくまで自分のadhdのレベルを知るための参考ツールですので、結果を信じすぎないでください。
1. 仕事や学校の課題に取り組むとき、集中力が途切れやすい
2. 会話や授業などで、相手の話に耳を傾けるのが難しい
3. 細かいミスをしやすい
4. 落ち着きがなく、じっとしていられない
5. 余分な動きや音を出してしまう
6. 運動やスポーツなどで、手先や体の動きがぎこちない
7. 衝動的に行動してしまう
8. 待つのが苦手で、順番を守れない
9. 話し始める前に考えるのが苦手で、口ごもったり言い間違えたりする
10. 物事に飽きやすく、新しいことに興味を持ちやすい
本当のadhdの診断は、専門医による診察や検査が必要です。
この診断テストプログラムの結果のレベルが高い場合は、発達障害の可能性があるかもしれません。
早めに医療機関に相談することをお勧めします。
この診断テストプログラムの結果が低い場合でも、adhdの症状に悩んでいる場合は、自己判断せずに医療機関に相談することをお勧めします。
adhdは誰でも当てはまる?
私がこのチェックテストを実行したところ、ADHDのレベルは3でした。
やや軽度のADHDの症状です。
心療内科の医師にもあなたはadhdではなくて、asdと言われていたので、確かにその通りの結果です。
個人的には衝動性や不注意が結構あると思っています。
ただ、それは頭の悪さ(IQ70以下)からくるものかもしれない。
もしくは、年齢の上昇によって頭の回転が悪くなり、目に見えて不注意が増えてしまったことがあげられます。
ADHDは、大人になっても症状が変わらないとされています。
しかし、年齢によっては問題の現れ方が違ってくる人もいます。
例えば、多動性は、若い頃よりも落ち着くことがありますが、不注意や衝動性は、変わらないまま残ることもあります。
そもそもadhdの要素の一端は誰にでも経験があるのではないでしょうか。
不注意が多かったり、衝動的に行動してしまうことは、誰にでもあると思います。
ただ、その頻度の差が、adhdのグレーゾーンと見られたり、軽度になっているだけです。
ADHDは、誰にでも当てはまるというわけではありませんが、人によってはADHDの特性に近い症状を持っていることがあります。
ADHDの診断基準には満たないものの、ADHDの特性によって日常生活に影響が出ている場合、グレーゾーン疑惑となります。
まとめ
発達障害の一種であるADHDは、不注意や衝動性、多動性などの症状を持つ人のことです。
ADHDのレベルは人によって違いますが、自分のレベルを知るためには専門医の診断が必要です。
この記事の「ADHDのレベル診断テストプログラム」は、ICD-11(世界保健機構【WHO】)を参照にしています。
ですが、adhdと断定するものではなく、あくまでセルフチェックの一環のテストとして、参考程度のものです。
もし、自分がADHDと感じているのであれば、心療内科や精神科、もしくは専門のクリニックなどを受診してみてください。
ADHDの確定的な診断が下りれば、適切な治療やサポートを受けることが可能になります。
ADHDだけでなく、ASDもそうですが、社会や会社において、上手くいかず退職や転職を繰り返している人が多いです。
私も発達障害ASDの影響で4カ月しか仕事が続きませんでしたし。
発達障害の症状は、本当に社会の輪で活動するには難易度が高すぎます。
ADHDの症状で日常が上手くいかないと感じたら、一度、医師に診てもらった方が良いのかもしれません。