
前にも似たことを書きましたが、今回も書かずにはいられませんでした。
自分でも見失いそうなこのつらさを、ちゃんと残しておきたくなったからです。
数日前から、また気になり始めたことがあります。
それは、以前に冬のエアコン暖房使用について、室外機の低周波音が辛くて、控えてもらうよう手紙でお願いを出したことがあるご近所の家のことです。
季節はもう6月。まだ本格的な夏とは言いにくい時期ですが、そのお宅のエアコンの室外機が冷房運転をしているようなのです。
もちろん、冷房を使うこと自体に文句を言いたいわけではありません。
私も35度以上になったら使いますし、絶対に不満は言いません。
そして、冷房時の室外機の低周波騒音は、冬の暖房時に比べてずっと小さいと感じているからです。
体感的には、10分の1以下くらい。心身への負担もそれほどではありません。
実際に調べてみると、冷房使用時のコンプレッサーは、暖房時に比べて比較的軽い負荷で動作しているとのこと。
そのため、振動も少なく、結果として低周波音も控えめになるようです。
低周波音の発生と伝わり方について
それでも、エアコンの構造上、コンプレッサーから発生する微細な振動は、室外機の金属フレームや、それが設置されているコンクリート、建物の壁などを通じて伝わり、低周波音として共鳴・増幅されることがあります。
私の経験では、冷房時の微弱な低周波音に関しては、扇風機を回したり、自分の部屋でも冷房を付けるなどして、「相殺」することである程度の対策が可能です。
しかし、これはあくまでも冷房時限定の話です。
冬の暖房使用時のように、体の深部にまで響くような低周波振動には、同じ方法はほとんど効果がないです。
なぜ気温24度でも冷房を使っているのか?室外機の動きに疑問を感じました
最近は、日中30度近くまで気温が上がる日もあるけど、夜間は24〜25度前後と比較的快適な気温です。
私は家中を閉め切っているため、さらに温度は高いですが、それでも25度くらいでした。
それにもかかわらず、あのご近所の家では、深夜から朝方にかけてエアコンの室外機が動作しているのです。
「まさかこの気温で冷房を使っている?」と、疑問に思っていました。
除湿モードなのかなとも思いましたが、ここ数日は雨も降っておらず、晴れが続いています。
というか、除湿モードの方が低周波振動音が酷いです。
そして何より不思議なのは、室外機の挙動です。
夜中に室外機が10分おきに起動と停止を繰り返すストレス
私の体験では、冷房使用時は暖房のように頻繁なオンオフを繰り返さず、ある程度連続運転されるものだと思っていました。
ですが、そのお宅の室外機は、まるで暖房時のように、10分おきくらいで起動と停止を繰り返しているのです。
そのたびに「ぶーん……」という微弱な振動が壁を伝ってこちらに届き、しかもそれが一定ではなく時間差で不意にやってくるため、心身ともに大きなストレスになります。
ずっと続いているなら、いっそ「環境音」として割り切ることもできるかもしれないです。
でも、「来るか来ないかわからない」予測不能な振動は、精神的に本当にしんどいです。
仕方がなく、こちらも扇風機を稼働させてその音でかき消そうとします。
しかし、24度前後という涼しさの中で扇風機を使うのは体が冷えて寒いと感じることも多いです。
それでも付けていないと気が狂いそうになるため、電気代もかかりますが仕方なく扇風機を回して振動音を相殺させています。
私は昼夜逆転の生活をしており、朝6時ごろに寝るのですが、最近はその時間に枕元で扇風機を回しながら寝ています。
当然、扇風機の音で眠りが浅くなり、睡眠の質も悪化しています。
「ただ静かに暮らしているだけなのに、こんなにも苦しまなければならないのか」と、運の悪さを本当に感じています。
なぜあの家の室外機だけが低周波音を発しているのか?
私の家の周囲にも他に数件、エアコンを使用している家がありますが、そのような不快な低周波振動を感じるのは、その一軒のみ(厳密には他の2家もありますが)です。
その理由として、まず思い当たるのが室外機の設置位置と向きです。
例の家の室外機は、ちょうど私の家の方角を向いて設置されているのです。
距離にして5~6メートルほどは離れており、その一歩手前の家の柵やちょっとした物もありますが、低周波振動においては距離があまり関係ないように思います。
低周波は壁や地面を通じて伝わりやすく、遮るものがあっても“体感的な振動”として届くことがあるためです。
さらに、気になっているのは、その室外機がかなり劣化しているのではないかということです。
たぶん、長年使っており、掃除や手入れもしていないと思われます。
私自身が専門家というわけではありませんが、室外機の劣化や老朽化が、振動や騒音を増幅してしまう要因になることは、調べた範囲でも指摘されています。
加えて、設置場所のコンクリートや金属製の台座も、振動の伝播に大きく影響を与えるようです。
それらが共鳴板のように機能してしまうと、振動が強化されて周囲へ広がってしまうのだと思います。
本音としては、室外機を新しくして、向きを変えてほしい
本当に、お金を出すから、新しくエアコンを買い替えて、さらに私の家の方向に室外機を向けないで欲しい。
それくらい真剣に悩んでいます。
もし、今後どうしようもなくなったら、その様にお願いするしかない、と考えてしまっています。
実際、先日も書きましたが、キレて怒って怒鳴り込んで言いに言っても何も良い結末は迎えません。
穏便に済ませなければなりません。
しかし、そもそもそんな勇気も無いし、引きこもりということがバレバレなので、逆に言い負かされそう。
でも、ボロボロの私の精神状態でさえ、理性を失わせてしまう行動になるのが、低周波振動騒音の異次元の苦痛さなのです。
一部の人だけが苦しむのは、あまりにも不公平だと感じます
なぜ、このような低周波音や微細な振動に、特定の人だけが敏感に反応してしまうのでしょうか?
何で発達障害やHSPなどの聴覚過敏や特定の人だけが被害を受けてしまうのだろうか。
本当に酷い話だと思います。
世間一般では「気にしすぎ」「神経質」と片付けられがちですが、私にとっては心身を削るほどのダメージになります。
ただひっそりと、静かに暮らしていたいだけなのに。
それすらままならない日々に、どうしようもない無力感を抱いてしまいます。
最後に:共感されにくい悩みだからこそ、残しておきたかった
今回の記事は、愚痴のようになってしまったかもしれません。
それでも、同じように「騒音ではなく“振動”に苦しんでいる方」にとって、少しでも共感の材料や、安心に繋がる言葉になればと願っています。
もし、この記事を読んでくださった方の中に、「自分も似たようなことで悩んでいる」「誰にも理解されず孤独だった」と感じていた方がいれば、私のこの文章が、少しでも心の支えになれば幸いです。