発達障害の人は、普通の人よりも謝ることが多いと感じることはないでしょうか。

発達障害は先天性の脳機能異常ですが、謝り癖は後天的なものです。
発達障害と謝り癖は、全く関係はありません。
ですが、発達障害の人は、健常者以上に苦労する為、自然とそのような心持ちになってしまうのです。

発達障害のアスペルガー(ASD)の私も、常に申し訳ないという気持ちを持って生きています。

ただ、そのような気持ちは、生まれついての感情ではないです。
生きてきた人生の中で、酷い目にあったり、劣等すぎる自分に気付いた影響です。

小さい頃は、謝り癖や、自分を卑下するような感情には支配されていなかったです。
しかし、家が貧乏、変わった苗字、最悪な環境下、頭が異常に悪い(軽度知的障害のIQ)、ゴミ屋敷、父親が発達障害、さらに私も発達障害ASD。

このような普通の人には無い、様々なハンデの影響から、自己肯定感が異常に欠如してしまいました。
その結果、大人になって、他者に物凄く気を使ってしまう性格になってしまったのです。

また、普通の人が出来ることが出来ない状態もあり、謝り癖がついてしまったのだと思われます。

今回は、発達障害の人の謝罪癖についてと、その改善方法をお伝えしていきます。

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発達障害の人がすぐ謝る心理とは?

発達障害の人がすぐ謝る心理は、自己肯定感の低さやコミュニケーションの不安からくるものであると思います。

子供の頃から普通の人が遭遇しない困難な目にあってしまう。
対人関係が上手くいかず、イジメを受けてしまったり、友達が出来ない。

全ての発達障害の人に言える事では無いですが、自己肯定感が欠如してしまうので、心が弱くなります。

その結果、発達障害の人は、自分の能力や価値に対して否定的な思い込みを持ってしまいます。
相手の反応や感情を正しく捉えられない特性もあり、すぐ謝ってしまう傾向があるのです。

自分の能力や価値に対して否定的な思い込みを持ってしまう

発達障害の人は、自分の能力や価値に対して否定的な思い込みを持ってしまいます。
例えば、以下のようなことを思っているかもしれません。

・自分は何もできない

・自分はダメな人間だ

・自分は周りに迷惑をかけている

・自分は愛されていない

・自分は必要とされていない

このような思い込みは、過去の失敗や挫折、批判や拒絶、虐待やいじめなどの経験から生まれることがあります。
また、発達障害の特性として、自分の長所や短所を客観的に評価することが苦手です。
その為、自分と他人を比較して劣等感を抱いたりしてしまうのです。

このように自分の能力や価値に対して否定的な思い込みを持っていると、自信が持てなくなります。
自分に自信が持てないと、言動に責任を持つことができなくなります。

自分の言動に責任を持つことができないと、自分の選択や判断に後悔や不安を感じるようになってしまいます。
自分の選択や判断に後悔や不安を感じると、相手に対して申し訳ないと思うようになるのです。

そして、相手に対して申し訳ないと思うと、ついつい謝ってしまうのです。

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相手の反応や感情を正しく捉えられない

発達障害の人は、相手の反応や感情を正しく捉えられないことがあります。
例えば、以下のようなことがあります。

・相手の言葉や表情や態度の意味やニュアンスを理解できない

・相手の気持ちや考えを推測できない

・相手の期待や要求を察知できない

・相手の関心や興味を共有できない

このようなことは、発達障害の特性として、非言語的なコミュニケーションのスキルが低かったり、共感力や調整力が弱かったりすることが原因です。
また、自分の感情や欲求をコントロールすることが難しかったり、自分の興味や関心に没頭しすぎたりすることもあります。

このように相手の反応や感情を正しく捉えられないと、相手とのコミュニケーションに不安や困惑を感じます。
他人とのコミュニケーションに不安や困惑を感じると、相手に対して不快な思いをさせていないかと心配するようになってしまうのです。

相手に対して不快な思いをさせていないかと心配すると、自分の言動を過剰に否定するようになります。
自分の言葉が悪いと思ってしまうと、自分の存在価値が無いと思ってしまいます。
自分の存在価値を低く見積もると、相手に対して謙虚になりすぎるようになるのです。

そして、相手に対して謙虚になりすぎると、ついつい謝ってしまうのです。

社会的なルールや常識に従うことが難しい

発達障害の人は、社会的なルールや常識に従うことが難しいことがあります。

ASDの社会性の欠如から、自分流に行動してしまったり、頑固な考えになってしまう。

ADHDは、注意力や集中力が散漫になりやすく、衝動的に行動したり、忘れ物や遅刻が多くなったりすることがあります。

これらの特徴は、社会的なルールや常識に従うことを難しくさせることがあります。
例えば、話を聞いているふりをしたり、順番を守ったり、約束を守ったりすることができないことがあります。

発達障害の人は、社会的なルールや常識に従うことが難しいことがありますが、それは決して悪意や無関心からではありません。

発達障害の人は、自分の思考や感情をうまく伝えたり、他人の思考や感情を理解したりすることが苦手なことがあります。
そのため、社会的なルールや常識に従うことの意味や必要性が分からないことがあるのです。

しかし、その結果、以下のようなことが起こります。

・挨拶や礼儀や敬語などの基本的なマナーを守れない

・会話のタイミングや順番や話題などのコミュニケーションのルールを守れない

・状況や場面や相手に応じた言動や態度をとれない

・自分の意見や感情を適切に表現できない

このように社会的なルールや常識に従うことが難しいと、周りの人との関係にトラブルや摩擦を生じます。
その結果、自分が悪いと思い込んでしまい、謝り癖がついてしまうのです。

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謝り癖を治す方法

発達障害の人がすぐ謝る心理は、自己肯定感の低さやコミュニケーションの不安からくるものです。
では、どうすれば謝罪気質を治すことが出来るのでしょうか。

謝り癖を治す方法は、問題となっている自己肯定感と、コミュニケーション問題を改善させる必要があります。

自己肯定感を高めることで、自分に自信を持ち、自分の言動に責任を持つことができます。
また、コミュニケーションのスキルを向上させることで、相手の反応や感情を正しく捉え、相手の期待や要求に応えることができるのです。

自己肯定感を高める方法

自己肯定感を高める方法は、以下のようなものがあります。

・自分の短所や弱みを受け入れる

・自分の興味や関心を大切にする

・自分の目標や夢を持つ

・自分の成果や努力を認める

・自分の意見や感情を表現する

・自分の選択や判断に自信を持つ

・自分の価値観や信念に忠実である

これらの方法は、自分自身を肯定的に見ることができるようにするためのものです。
自分自身を肯定的に見ることができると、自分に自信を持つことができるのです。

自分に自信を持つことができると、自分の言動に責任を持つことができます。
言動に責任を持てば、自分の選択や判断に後悔や不安を感じなくなるのです。

また自分の選択や判断に後悔や不安を感じなくなると、相手に対して申し訳ないと思わなくなります。
相手に対して申し訳ないと思わなくなると、謝りすぎることがなくなるのです。

コミュニケーションのスキルを向上させる方法

発達障害の人が一番難しい課題だと思います。
人との対話が上手くいかないから、自己肯定感が低下し、謝り癖がついてしまいます。

発達障害の人が会話スキルを向上させるのは、かなりの難易度です。
ほぼ、不可能と言っても過言ではありません。

しかし、会話においていくつかの点を注意することで、多少はマシになるかもしれません。

コミュニケーションのスキルを向上させる方法は、以下のようなものがあります。

・相手の言葉や表情や態度の意味やニュアンスを理解しようとする

・相手の気持ちや考えを推測しようとする

・相手の期待や要求を察知しようとする

・相手の関心や興味を共有しようとする

・挨拶や礼儀や敬語などの基本的なマナーを守る

・会話のタイミングや順番や話題などのコミュニケーションのルールを守る

・状況や場面や相手に応じた言動や態度をとる

・自分の意見や感情を適切に表現する

これらの方法は、相手とのコミュニケーションに不安や困惑を感じないようにするためのものです。
相手とのコミュニケーションに不安や困惑を感じないようにすると、相手の反応や感情を正しく捉えることができます。

相手の気持ちを推し量ることで、他者に不快な思いをさせないようにすることができます。
相手との関係を良好に保つことができる可能性も高まるのです。

相手との関係を良好に保つことができると、謝る頻度が減っていくかもしれません。

発達障害の人がコミュニケーションスキルを上げるのは、難しいです。
今回は、簡潔に謝り癖に対する要点だけを書きました。

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まとめ

発達障害の人がすぐ謝る心理は、自己肯定感の低さやコミュニケーションの不安からくるものであるということを、理由と例で説明しました。

そして、謝り癖を治す方法は、自己肯定感を高めることと、コミュニケーションのスキルを向上させることであるということを、具体的な方法を紹介して説明しました。

発達障害の人がすぐ謝る心理は、生まれついての性格ではありません。
しかし、成長過程において、自尊心が低下しやすいです。
他者に対して「申し訳ない」という気持ちが増大してしまうのも仕方が無いのです。

謝り癖は、「素直な人」とポジティブに捉えてもらうこともできます。
しかし、ずっと謝っていると、格下に見られてしまう恐れもあります。

そもそも発達障害の人は、他者から「問題児」だったり、「ダメな人」と思われてしまいがちです。
そのため、発達障害の人は、自分の価値を認めてもらうために、必要以上に謝ってしまうのです。

しかし、これは逆効果になることが多く、相手に迷惑をかけたり、信頼を失ったりする可能性があります。
だからこそ、発達障害の人は、謝るべき場面とそうでない場面を見極めることが大切です。

発達障害の人がすぐ謝る心理は、決して悪いことではないと思います。
自分や他者に対する思いやりや責任感の表れでもあるからです。

しかし、過度に謝ることは、自分にも相手にも良くありません。
だからこそ、自分の価値を高めることと、コミュニケーションのスキルを向上させることを目指してください。
そうすれば、発達障害の人でも、自信を持って社会に参加することができます。

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