「旦那が発達障害のアスペルガー（ASD）かもしれない」と感じることはないでしょうか。

コミュニケーションが上手く取れなかったり、変な違和感を感じる。
感情表現が少なく、何を考えているのかわからない。
こだわりが強すぎるなど。

夫がアスペルガーだと、妻はカサンドラ症候群になってしまい、精神を病んだり、疲れ果ててしまいます。
離婚の危機にも繋がることがあります。

私の父親も完全にアスペルガー症候群（ASD)の症状と一致していました。
昔の人だったので、25年以上前に亡くなっており、検査をしたわけではありません。

しかし、私にも発達障害のasdが遺伝してしまっており、症状や特徴は完全に同じです。

母親も父親のasdの症状から、本当に苦労していました。
意味不明な思い込みから、母親が浮気していると勝手に決めつけ、離婚届を出してきたこともありました。
実際は、父親自身が子供の前で堂々と浮気していました。

アスペルガーの父親は、全く子供（私）とコミュニケーションが取れない。
そして、自分勝手（こだわり）があり、融通が全く利かない人でもありました。

旦那（夫）がアスペルガーだと、妻や子供、家族全てが不幸というか、家庭崩壊してしまう可能性が高いと思います。

旦那自身がアスペルガーだと自覚していれば、対処のしようはあります。
自己分析をしっかりと行い、どうしたらいいのか学んでいれば、家庭円満とはいかないまでも、普通に見せかけることはできるのです。
要は本人の意識と努力次第です。

今回は、旦那がアスペルガーかどうかを判断する簡易的なチェックリストを作成しました。
20個の質問の内、いくつ当てはまっていればアスペルガーかどうかを判断するというものです。

旦那（夫）のアスペルガー（asd）をチェックする質問

以下は、あなたの夫がアスペルガーかどうかをチェックするための質問例です。

これらの質問は、asdの特徴や夫婦関係に影響する可能性のある問題に基づいて作成しました。

もちろん、これらの質問は完全ではなく、個人差もありますので、参考程度にご利用ください。

アスペルガー診断テスト

旦那がアスペルガーの疑いが強い場合

上記のチェック項目は、簡易的なものであり、確定的ではありません。
あくまで、目役程度ですので、本当の診断は、精神科や心療内科、専門のクリニックでの発達障害検査を受けてください。

ただ、個人的にこのチェックリストで夫がアスペルガーの疑いが強いとされたのであれば、一度、本格的な発達障害の検査を受けるべきだと個人的に思います。

発達障害（asd、adhd、ld）は、周囲のサポートや理解が無いと、人生で大変な状態に陥る可能性が高いからです。

特にアスペルガー（asd）の場合は、社会や日常、家庭において必須のコミュニケーションに問題を抱えています。
会社で上司や同僚と上手くいかない、家族間でも不仲になりやすく、周囲に多大な影響を与えてしまうからです。

私の家では、父親が完全にasdでしたので、家庭崩壊、そして父が他界するまで家庭内は冷え冷えでした。
父親の騙されやすく、何でも信じてしまう、そして頑固（こだわり）というasd特有の症状から、家族仲は終わっていました。

もし、あなたの夫や父親がasdの疑いがあるのであれば、本人に自覚してもらう必要があります。
自分の状態に気づければ、改善する為の対策を考えることができますし、周囲の人も配慮を考えることができます。

ですので、私個人としては、asdの可能性があるのであれば、絶対に専門機関で検査を受けるべきだと思います。

アスペルガーの旦那との夫婦生活におけるコツやアドバイス

父親のasdが遺伝した当事者として感じるのは、「して欲しいことは明確にはっきりと伝えて欲しい」です。

曖昧な表現や、何気なくちょっと一言軽く言われた程度では、自分に言っているのかわからないことがよくあります。

また、自分のペースを大切にしてしまうことがあるので、邪魔をされると物凄くイライラします。
何かに熱中している時は邪魔をしない方がいいです。

一般的に、旦那（夫）との夫婦生活で気を付けるべきポイントは以下の通りです。

明確にする

旦那には、感情やニュアンスを伝えるのではなく、具体的かつ明確に伝えてください。

アスペルガーの人は、言葉の裏を読んだり、相手の気持ちを察したりするのが苦手です。
なので、あなたが何を望んでいるのか、何が嫌なのか、何が困るのか、はっきりと言ってあげましょう。
例えば、「今日は疲れたから、早く寝たい」と言うのではなく、「今日は疲れたから、9時には寝る。あなたも一緒に寝てほしい」と言うといいでしょう。

こだわり（頑固）

旦那は、自分のこだわりやルーティンを崩されると不安になるので、変化に対しては柔軟に対応できるようにサポートすることが大切です。

アスペルガーの人は、自分の興味や趣味に没頭したり、決まった時間や順序で物事を行ったりするのが好きです。
だから、急に予定を変えたり、やり方を変えたりすると、パニックになったり、怒ったりすることがあります。

例えば、「今日は友達と食事に行くから、夕飯は自分で作ってね」と言うのではなく、「明日は友達と食事に行くから、夕飯は自分で作ってね。今日は一緒に食べよう」といった感じです。

 

まとめ

この記事では、旦那がアスペルガーかどうかをチェックするための簡易的な質問リストを紹介しました。
もちろん、これだけで判断するのは危険ですので、本当に心配ならば、専門の検査を受けることをおすすめします。

アスペルガーの旦那は、自分の状態に気づき、対処法を学ぶことで、家庭生活を改善することができます。

アスペルガーの旦那との夫婦生活は、一筋縄ではいかないかもしれませんが、互いに理解し合い、尊重し合うことで、幸せになることができます。

アスペルガーの人は、愛情や感謝を表現するのが下手かもしれません。
だから、あなたは、旦那からの愛情や感謝を感じられないかもしれません。

例えば、「ありがとう」と言わなくても、「今日はおいしいご飯を作ってくれたね」と言ってくれたり、「ごめんね」と言わなくても、「次は気をつけるよ」と言ってくれたりすることで、旦那の気持ちを読み取ってみてください。

アスペルガーの旦那との夫婦生活は、決して楽ではないかもしれませんが、諦める必要もありません。
あなたは、旦那の良いところや素直なところを見つけて、愛してあげてください。
旦那も、あなたの優しさや忍耐力を見つけて、感謝してくれるはずです。