今日、ついに3回目の治療で歯医者通い生活から解放されました。
3週間の長い道のりでしたが、今やっと安心できる気持ちです。

長期・真性ひきこもりにとっての最大の問題である、「外出」、「他人との接触」、「働いていない最底辺の人物としてバレる」などから解放されたからです。

一度歯医者を受診し、虫歯や何かしらの問題が見つかると、最低でも3回以上は行かなければならなくなります。
下手をすると、数カ月にわたって拘束され、毎週思い悩んでしまう状態となってしまいます。

メンタルや対人恐怖症などがある本物の引きこもりの場合、歯医者通いは辛すぎる現実です。

なので、絶対に歯医者にだけは行きたくなかった私は、1日5回以上歯磨きをし、食後もすぐにケアするようにしています。
それでも、銀歯が取れて虫歯になっていました。

調べてみると、年数による銀歯の接着の劣化や磨耗微小な隙間ができることもあり、しっかりと適切な歯磨きが出来ていないと、虫歯のリスクがあるようです。
また、定期的な歯科検診をするべきだと書いてありました。

しかし、引きこもりにとっては、必要性の無い外出は辛いので難しいです。

ただ、銀歯の治療をしたことがある引きこもりの人は、いつかは歯医者へ行かなければならない状態になるかもしれません。

そこで今回は、引きこもりと歯の問題について考えていきたいと思います。

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銀歯の治療の最終工程でトラブルに

今日は最後の工程である、銀歯を詰める作業でした。

銀歯をはめる前に、替わりに詰めている白いのを取る作業をされていたのですが、その時に横(奥)の銀歯も一緒に取れてしまいました・・・

奥の銀歯ももう2~30年くらい前に治療したので、相当劣化していたと思います。

もしかしたら、今回の銀歯と同じように、「隙間があって虫歯になってしまっていたのかも」と焦りました。
また追加で3週間、歯医者に行かなければならなくなる恐怖が襲ってきたのです。

しかし、歯科医には何も言われず、虫歯になってはいなかったようです。

ただ、その取れてしまった奥歯の銀歯もはめ直さなければならない為、20分くらい余計にかかってしまいました。

終わった後、待合室に3人くらい待たせてしまっており、本当に申し訳ない気持ちになってしまいました。

費用は、前回3000円くらいかかると歯科医に直接言われたのですが、2600円くらいでした(3割負担)。

今回、偶然一緒に取れてしまった奥の歯のケアや再度、銀歯のはめ込み料金などは含まれていませんでした。

良心的で、良い歯医者だと思います。

私が一番危惧していた最底辺の保険証での対応についても、違和感が無かったです。

ただ、心の内ではどう思っているのかわかりません。
それを深く考えるとメンタルが崩壊するので、とにかく忘れることにします。

歯医者の受診が怖い引きこもり

引きこもりにとって歯医者通いは、引きこもりを止めてリアルに復帰する初期の段階レベルの苦痛だと思います。

不安と恐怖が交錯し、心の中で大きな障壁となるのです。
外出すること自体が大変なストレスですし、さらに他人と接触することへの恐怖感が加わります。

歯医者に対する不安とその原因

引きこもりの人によって、それぞれ歯医者に対する気持ちの問題は違いますが、共通して言えるのは、「人と関わりたくない」と言うことです。

他者とコミュニケーションを取りたくないし、自分自身を見られたくない不安感が強いのです。

歯医者の環境や治療の痛みに対する不安は、微々たるものです。
もちろん、辛いことは辛いですが、そんなことよりも、引きこもりによって下がった自己肯定感によって、他人との交流が苦痛すぎます。

引きこもりにとって、「他人にどう思われるのか」が一番の原因(悩み)と言えます。

引きこもりでもできる歯科受診の工夫

それでも、歯医者へ行かなければならない引きこもりは、どうすればいいのでしょうか。

私の場合は、発達障害のASDな影響から、「人の気持ちがわからない」、「鈍感」、「想像が苦手」などもあり、普通のひきこもりの人よりは行動できることがあります。

しかし、「恥ずかしい」という気持ちは人一倍あり、引きこもり=最底辺の人物という思考になっています。

引きこもりが歯医者に行く決意をして、歯科受診の為のメンタル、心の持ちようはどうすればいいのでしょうか。

心の弱さや自己肯定感の低さは、そう簡単に治すことはできません。

なので、もう吹っ切るしかないと思います。

やぶれかぶれというか、最底辺なので「失うものは何もない」という気持ちで、心を無にして行ってみてください。

実際、私も行く前は不安と辛さが物凄くありましたが、実際行ってみると、大したことは無かったのです。

そして、治療が終わった後の達成感や安心感も多少得られます。

「歯の問題を放置しないで良かった」となるのです。

手遅れになってから歯医者に行っても後悔しかない

虫歯を放置しすぎると、余計歯医者通いの日数のリスクが高まるだけです。

私も子供の頃に、虫歯を限界まで放置しすぎて治療が物凄く大変だった記憶があります。
両方の奥歯の神経を取ってしまったし、色々と大変でした。

引きこもりの場合、歯の問題から逃げ続けてしまうのは仕方がないことです。

でも、結局いつか限界が来て歯医者へ行く羽目になります。
ならば、早めに治療して、早く苦痛から解放された方が絶対に良いです。

早期治療の重要性

虫歯や歯周病は放置すればするほど症状が悪化し、治療が複雑で時間がかかるものになります。

初期段階であれば簡単な治療で済むことも、放置することで神経を取るような大掛かりな治療が必要になることがあるのです。

そして、歯の痛みを抱えたまま引きこもり生活を続けるのは、物凄くストレスがかかってしまい、心身ともに絶対に良く無いです。

早期治療を受けることで、痛みや不快感を最小限に抑え、治療期間も短くすることができます。
さらに、治療費も初期段階の方が少なく済むことが多いです。

歯医者の治療費も高くなってしまう

長期・真性ひきこもりの人は、働いていないので収入が無いと思います。
ただ、長年引きこもれるということは、多少はお金もあるかもしれません。

それでも、医療費が辛い事には変わりはないと思います。

私は、働いていおらず、ほぼ無収入ですが、障害年金の2級を受給しているので、ぎりぎりで生活はできています。

それでも、歯医者の費用は高いです。
3割負担で、最初の1回目と2回目は、1000円以上、今回は銀歯を新たに作成したので、3000円くらいかかりました。

何となく、歯磨き粉が200円と考えて比較すると辛いものがあります。

虫歯を放置すると、治療費がどんどん高くなってしまいます。

初期の虫歯であれば、簡単な処置で済み、費用も抑えられます。
しかし、虫歯が進行すると、複雑な治療が必要となり、費用も大幅に増加してしまうのです。

治療の長期化や通院回数の辛さも加わってしまいます。

ですので、歯の問題が表面化した段階で、すぐに歯医者へ行くのがベストなのです。

まとめ

引きこもりの生活を送っていると、歯の問題を後回しにしがちです。
我慢の限界まで放置してしまう人もいると思います。

でも、それが後々大きな問題となってしまいます。
ですので、手遅れになる前に、とにかく早く歯医者へ行くべきです。

そんなことを言っても、メンタル的になかなか行動できないと思います。

人が行動できるのは、「強い危機感」や「切実な必要性」を感じたときです。

ですので、歯の健康を放置することで、後々取り返しのつかない状態になることを意識して、「早く歯医者へ行かなければならない」と感じて欲しいと思います。

虫歯や歯周病を放置することで、治療がより複雑になり、時間も費用も多くかかるようになります。
また、歯の痛みや不快感を抱えたまま生活することは、心身ともに大きなストレスです。

最初の一歩を踏み出すのは難しいと思いますが、感情を押し殺してでも未来のために行動してみてください。

最後に、このブログ記事のQ&Aです

Q: なぜ引きこもりの人が歯医者に行くべきなの?

A: 歯の健康を放置すると、虫歯や歯周病が進行し、治療が複雑で高額になります。早期治療は痛みや不快感を最小限にし、費用も抑えられます。心身のストレスを減らし、生活の質を向上させるためにも早く行きましょう。

Q: 歯医者に行くのが怖い引きこもりの人が、どうやって不安を和らげるの?

A: 「失うものは何もない」と心を無にして挑むことが効果的です。事前に歯医者の雰囲気や治療内容を調べておくと安心できます(シミュレートしておく)。初回の受診で環境やスタッフを確認し、次回への不安を減らしましょう。

Q: 虫歯や歯周病を放置するとどうなるの?

A: 放置すると症状が悪化し、治療が大掛かりになり、費用も増えます。最悪の場合、歯を失うリスクもあります。早期の治療で問題を未然に防ぐことが最重要です。

Q: 引きこもりの人が歯医者に行く決意をするにはどうすればいい?

A: 「失うものは何もない」と考え、心を無にして行動します。治療後の達成感や安心感をイメージして、未来の自分のために一歩を踏み出しましょう。

*Q: 歯医者に行かないで済むために日々できるケアは?

A: 毎日の歯磨きを徹底し、食後には必ずケアを行いましょう。歯間ブラシやデンタルフロスを使い、定期的な歯科検診を受けることで大きな問題を防げます。

Q: 歯医者の治療費を抑える方法はある?

A: 初期段階での治療を受けることで、簡単な処置で済み、費用も抑えられます。定期検診を受けることで、大きな問題を未然に防ぐことができます。

Q: 歯医者に行く前に何を準備すればいい?

A: 治療の予約を事前に確認し、短時間で済むように調整します。事前に治療の流れや歯医者の雰囲気を調べて安心感を持ちましょう。リラックスする方法も試してみてください。

Q: 引きこもりの人が歯医者に行くことで得られるメリットは?

A: 歯の健康を守り、虫歯や歯周病の進行を防ぐことができます。早期治療で痛みや不快感を最小限に抑え、治療期間も短縮できます。また、治療費も初期段階の方が少なくて済みます。

Q: 歯医者に行くのを躊躇してしまう理由は?

A: 外出や他人との接触への恐怖、不安感が大きな障壁となります。自己肯定感の低さも影響し、歯医者に行くこと自体が大きなストレスとなります。

Q: 歯医者に行かないことでどんなリスクがあるの?

A: 虫歯や歯周病の進行により治療が複雑で高額になり、最悪の場合、歯を失うリスクもあります。歯の痛みや不快感が増し、生活に支障をきたすこともあります。

Q: 引きこもりの人が歯医者に行くための最初の一歩は?

A: ネガティブ思考をしない。未来の自分を守るために一歩を踏み出し、治療後の安心感をイメージして頑張ってみてください。

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