
昨日、あまりにも強い眠気に襲われ、仰向けではなく、うつ伏せの体勢で仮眠を取っていました。
しかし、枕の位置が高く、首が不自然に曲がってしまったことで大きな負担がかかっていたようです。
おそらくその影響で、呼吸器が圧迫されてしまい、急に息ができなくなりました。
あまりの苦しさに目が覚め、「このまま死ぬかもしれない」と本気で思いました。
必死に息をしようとしても呼吸ができず、まるで誰かに首を絞められているような感覚が20秒ほど続きました。
なんとか少しずつ呼吸が戻り、危機を脱しましたが、「また同じようなことが起きるかもしれない」と思うと恐怖です。
おそらく原因は、毎日一言も発さずに過ごしているため、呼吸機能が衰えていること。
加えて、発達障害ASDの影響で姿勢が悪く、生まれつき首も長いので、常に前傾姿勢でPCに向かっていることも関係していると思います。
私の場合、うつ伏せで寝るときは、首と体の高さが水平でないと非常に危ないです。
枕の高さによっては、呼吸が遮断されるリスクが高くなるのです。
とりあえず、落ち着いてからふと思いました。
もしこのまま本当に死んでしまったら、毎月の支払いや身の回りの整理はどうなるのだろうと。
突然の死では何も伝えることができず、自分の生活の痕跡が残されたままになるのがとても不安です。
以前、遺書のようなものをPCのテキストファイルにまとめて保存しておきました。
現在はDドライブに移動させていますが、PCに少しでも触ったことがある人でないと、見つけるのは難しいかもしれません。
ちなみに、私が亡くなっても、身辺整理をするのは母親くらいです。
姉が2人いますが、結婚して疎遠ですし、知り合いや友達など一人もいないです。
とりあえず、誰かがPCのDドライブを開いて、遺書っぽいのを見つけて欲しいです。
ただ、windows11で標準でPCを起動するとパスワードを求められるので、それも別で残さなければなりません。
こういった場合、死後に支払いの確認や身辺整理をしてくれるサービスはあるのでしょうか?
毎月支払っている契約を特定したり、プライバシーに十分配慮しながら身の回りを整理してくれるような業者が存在するのか、とても気になります。
自分のように人とのつながりがない生活を送っていると、もしもの時に備えておくべきことが、案外たくさんあるのだと痛感します。
そこで今回は、「引きこもりが突然死んでしまう前に、事前に準備しておくべきこと」について、考えてみたいと思います。
引きこもりのまま亡くなったら、誰が何をしてくれるのか?
正直、私は運が悪いので、いつ死んでもおかしくないと思っています。
今回の件はもちろん、焦っている時などは不注意で大怪我に繋がることがよくありました。
今は家からほとんど出ないので、死ぬような目にはそうそう合わないのですが、それでも死への危機感があります。
死んだ後の事なんて考えても仕方がないとは思うのですが、それでもやはり身辺整理はしておくべきだと思います。
- 契約しているサブスク、携帯の支払い
- 自分の部屋にあるパソコンやスマホ、誰が処分するのだろうか
- 家族が見つけてくれるか分からない「大事なデータ」など
- 遺体が見つかるまで、何日も放置されるかもしれない……?
このような不安があります。
では、一体だれがどうしてくれるのか。
孤独死の現実と、遺品整理の現場
調べてみると、「身寄りが少ない」「ひとり暮らし」「引きこもり」の死後対応は、最近では「特殊清掃」「遺品整理」といった形で、専門の業者が請け負うこともあるようです。
たとえば、以下のようなサービスを提供している業者があります:
サービス名 | 内容 | 特徴 |
---|---|---|
遺品整理士認定協会 提携業者 | 遺品整理、室内清掃、契約整理など | 高齢者・孤独死対応に特化、全国対応 |
リリーフ | 死後の契約解除、重要書類の回収、パソコンの処分など | プライバシー保護に配慮、立会不要プランもあり |
みらいプロセス | 死後事務代行契約 | 生前に契約しておくと、死後に各種手続きを一括で対応 |
これらの業者では、亡くなった後に発生する「やることリスト」を、**その人の代わりに、丁寧にこなしてくれます。
「死後事務委任契約」という選択肢
「死後事務委任契約」というものもあります
これは、生きているうちに専門家(弁護士や行政書士など)と契約を結び、自分が亡くなった後の手続きを任せておく制度のことです。
- 家賃の解約や退去手続き
- 各種サブスクや公共料金の停止
- 遺体の引き取り・火葬の手配
- スマホやPCの処分
- 親族への連絡(希望すれば)
などを、当事者の意思に沿って、丁寧に進めてくれるようです。
もちろん、費用はかかりますが、「誰にも迷惑をかけたくない」「自分の大切な情報を勝手に見られたくない」という人は必須だと思います。
調べてみた結果、以下のような価格帯でした。
死後事務委任契約の一般的な費用目安
項目 | 費用の目安 | 内容の例 |
---|---|---|
契約書の作成(行政書士など) | 5万〜10万円前後 | 死後事務の範囲や希望内容を法的にまとめる契約書の作成 |
実際の死後事務代行費用 | 20万〜40万円前後 | 火葬、役所手続き、公共料金の停止、賃貸解約、荷物整理など |
火葬・納骨の手配 | 15万〜30万円程度 | 直葬・火葬式などを希望する場合 |
合計の目安 | 30万〜70万円 | 契約〜実施までを含めた総額(事前に一括払い) |
はい、無理です。高すぎる・・・。
というか私の場合、特に重要な所持品は無いのでここまで綿密に必須と言うわけでは無いです。
ただ、毎月の支払っている物(携帯、サブスクなど)を解約しておかないと、死んでからも引き落としされていたらもったいないので、それだけは確実に何とかしたいところです。
「その時」に備えておきたい5つの準備
1.パソコン・スマホのロック解除情報をどこかに記しておく
PCの中に遺書や大切な情報を保存している場合、「誰がどうやってそれを見るか?」が最大のハードルだと思います。
私の場合は、PCやスマホに無知な母親しかいないので、かなり難しい状態です。
絶対私のPCは見ないだろうし、他に誰も手を付ける人がいない。
仕方が無いので、紙に手書きで書くしかないと思っています。
どんな方法であれ、「伝える手段」を残しておく必要があるのです。
2.支払い中の契約をリストアップしておく
毎月のサブスクリプションや公共料金、通販サイトの定期便など、口座から自動で引き落とされているものの情報。
これらは、死んだあとも誰かが気づくまで延々と請求されてしまうことがあるのです。
事前にできることは……
- 支払い先のリストを作成(契約内容/会社名/支払い方法/連絡先など)
- 「支払い中のもの一覧」といった名前で、Dドライブなどに保存
- ファイル名は少し分かりやすくしておく(例:「死後_契約確認用.txt」など)
また、銀行やクレジットカード会社も、相続手続きを通して停止されるまで引き落としが続くことも。
だからこそ、何がどこから引かれているかの可視化は大切なんです。
ちなみに今私が毎月支払っているのは、「スマホ料金、光回線、chatgpt、vrew、xserver」だったと思います。
多分毎月1万5千円くらい・・・。
3.ネットアカウントの情報整理
SNS、通販サイト、クラウド保存のメモや写真、そしてYouTubeやブログなど――ネット上の情報を整理しておかなければならない。
そのすべてが「誰にも見つけられない」状態になることも、逆に「誰かが無造作に覗いてしまう」ことも考えられます。
対策としては、
- Googleアカウントは「アカウント無効化マネージャー」で設定を(死後に連絡を取る仕組みがあるようです)
- メールアドレスとログイン情報の一覧を、まとめて記録しておく
- 見られたくないフォルダやデータは、あえて「削除予約ソフト」などで処理する
「これは見てほしい」「これは見ないでほしい」――その気持ちを残しておくことが必須
4.遺書や「気持ち」のファイルを更新しておく
C,Dドライブに保存している「遺書のようなもの」。
これは本当に、すごく大切な準備だと思います。
ただ、それが昔のままだったり、何年も触っていない場合、今の気持ちや状況とズレている可能性もあります。
・書いた日付を明記しておく
・「こうしてほしいこと」「迷惑をかけたくない想い」「感謝の言葉」なども記しておく
・毎年1回だけでも、内容を読み返す
たとえ誰にも見つけられなくても、書くこと自体が、心の整理になります。
5.死後の対応をお願いできる第三者サービスを検討する
前の章でもご紹介したように、
「死後事務代行」や「遺品整理業者」を生前に契約しておくというのは、今では珍しいことでは無いようです。
- 身内と連絡を取りたくない/連絡先がない
- 残されたモノやデータを、誰にも見られずに処理したい
- 支払いの停止や退去などの手続きを自分で整理できない
気になる人は、「遺品整理 死後事務代行」「孤独死 サポート 業者」などで検索すると、 地域にも対応してくれる業者が見つかるかもしれません。
まとめ
今回は、久々に息が止まって死ぬ思いをした危機感から、「死んだ後に残してしまった毎月の支払い」が気になったので、文章として書き残しておきました。
私の場合、スマホやネット回線の料金については、母親も存在を知っているので、おそらく何かのきっかけがあれば、解約に動いてくれると思います。
ただ、私が毎日PCの前にいることは知っていても、その中でどんなサービスを契約しているかまでは、まったく伝えていません。
なので、PC内で使っている月額契約については、私が死んだあと、誰も気づくことなく引き落とされ続けてしまう可能性が高いです。
とりあえず、紙面に解約すべきものリストを書いておき、いつ死んでも大丈夫なようにはしておこうと思います。