結婚前はちょっと変わった人だけど、
素直で真面目な良い人という印象だった。
少し不器用だけど、
「この人と結婚したら上手くいく!」
「ずっと大切にしてくれる!」
と思っていたのに・・・。
ASD(自閉症スペクトラム・
アスペルガー症候群)の男の人は
結婚相手として理想的で好印象を
受けることがあります。
仕事に熱心で、優しい、一途
といった特徴があります。
しかし、ASDの問題は、
一緒に暮らしていないと
気づかないことが多いです。
結婚後に夫のASDの特性から、
様々な問題が起きてしまいます。
そして、妻は心身ともに疲れてしまい、
カサンドラ症候群の精神問題から、
無気力・孤独感・絶望感を感じて
しまうのです。
外国のデータでは、
アスペルガー症候群の夫の場合、
離婚率は80%ともいわれています。
ASDの特性によって、
子育て問題、夫婦の会話、金銭感覚など
さまざまな問題が起こり、
妻が耐えられなくなってしまうのです。
ちなみに私の父親も発達障害と
診断されたわけではありませんが、
確実にASD(自閉症・アスペルガー)
だったと確信しています。
浮気、金銭問題、子どもとの
コミュニケーションの取れなさ、
将来を考えた行動ができない、
何を考えているかわからない、など
近寄りがたい人でした。
さらに、アル中、ヘビースモーカー、
ギャンブラー(結婚後5年くらいまで)、
頭がおかしいなど、
さまざまなマイナス面もありました。
それでも母はよく耐えていたと
思います。
子どものために離婚だけはしない
と心に決めていたそうです。
しかし、母も物が捨てられず、
家はゴミ屋敷でした。
個人的に、絶対に離婚して
自由になるべきだったと私は
思っています。
明らかに苦労の連続だったからです。
子供時代を振り返ってみると、
やはりASDの人とは絶対に結婚
しない方が良いと思います。
さらに頭が悪いASDだと悲惨です。
発達障害の特性の遺伝だけでも
相当な酷いハンデなのに、
頭が悪いと、IQの低さも
遺伝してしまうからです。
発達障害(ASD)でIQが低いと子供の
人生は、生まれた時点で終了しています。
全て私のことですが、
広汎性発達障害で全IQ67です。
人生で絶望の連続でした。
ですので、夫にASDが判明したら、
頭が悪い(IQが低い)のであれば
子どもができる前に
別れるべきだと私は強く思います。
今回は旦那(夫)のASD(自閉症・
アスペルガー)の症状の特徴チェックと
相談・対応方法についてお伝えしてきます。
旦那(夫)のASD(自閉症・アスペルガー)チェック
結婚前は特に気にしなかった夫の行動や
性格も、結婚後には問題になってしまう
ASD(自閉症・アスペルガー)の症状
や特徴があります。
以下の特徴や症状に当てはまるか
チェックしてみてください。
妻の苦労・大変さを理解していない
子供とのコミュニケーションがわからない
夫の役割を理解していない
子育てに興味がわかない
自分ルールがある
夫の愛情を感じない
旦那(夫)が妻の苦労・大変さを理解できない
ASD(自閉症・アスペルガー)の人は、
想像力の欠如の特性によって、
妻の状態や状況から、物事や気持ちを
察することが非常に苦手です。
妻が何を困っていて、悩んでいるのか。
何をして欲しいのか。
状況判断ができず、
進んで手伝ってくれたり、
声をかけることができないのです。
家庭の中では、夫婦の家事や子育ての
決め事(マニュアル)を明確にしていないと
ASDの旦那(夫)は何をしたらいいのか
わからないのです。
妻に優しい声をかけてあげたり、
家事を手伝うことができず、
夫婦の仲がギクシャクしてしまうのです。
子供と会話や触れ合いができない
自分なりの信念や子育て感を持っている
旦那(夫)であれば、
ASDでもそれなりに子どもとの
コミュニケーションがとれます。
例えば、自分が子供時代に親に受けた
厳しいしつけや教育などを
真似するなど。
何かしらの子供との会話のやり取りや
触れ合い方法などのマニュアルや
自分なりの決まりがあれば、ASDでも
それに沿った対応はできます。
しかし、やはりASDの特性である
想像力の問題や社会性の欠如、
コミュニケーション問題によって、
子供に違和感を感じさせてしまう親の
変な印象があります。
子供との会話や触れ合いは、
その時、場面によって臨機応変に
自分で考え、会話、行動しなければ
ならないからです。
私の父(ASD)の場合、
ほとんど会話はありませんでした。
何か会話しても、まったく盛り上がらず
業務的な会話しかなかったと記憶しています。
私自身もASDでコミュニケーションが
苦手というのはあります。
本当に父との会話や触れ合いで
楽しかった思い出がありません。
父が浮気やヘビースモーカー、アル中だった
というのもあり、接しずらい印象もありました。
夫の役割を理解していない
夫の役割は外で働いてお金を稼ぐ
だけではありません。
妻を思いやって愛情表現したり、
子育てを手伝ったり、
家事をするなど。
家庭内でも夫がしなければならない
役割はたくさんあるのです。
ASDの旦那(夫)は、
想像力の欠如や社会性の無さ
の特性により、
夫として何をするべきなのか
わかっていません。
家庭内での生活や問題は、
臨機応変な対応を求められる
ことが多いです。
ASDの人は、マニュアル化されて
いない、家庭内での夫のするべきこと
がわからずに、行動できないのです。
夫(旦那)が子育てに興味がわかない
ASDの夫(旦那)は、特性により
子育てをする妻の状況を全く理解
できていません。
子育てをする妻の大変さの状況を
考えられず、言われないと
手伝えないのです。
夫(旦那)の立場としては、
どうしたらいいのかわかりません。
また、子育てを手伝ってもらうに
しても、マニュアルが無く、
子供の状態・状況を判断して
的確な行動ができません。
そして自分で思いついた
やり方で子育てをしてしまい、
失敗してしまうのです。
自分ルールがある
ASDの特性こだわりがあります。
こだわりは、自分で決めた生活の
ルーティンワークと呼ばれる、
決まった行動や日課があります。
これを毎日同じように繰り返さないと
気が済まないのです。
例えば、結婚前は自由にお金が使えて
お菓子や物など好きなものを買っていました。
それが結婚後もやめられず、
出費になってしまいます。
妻に制限されてしまうと、
物凄い苛立ちやストレスを溜めてしまい、
夫婦仲も悪くなります。
また、自分なりの生活パターンがあり、
それを邪魔されると、
とても嫌な気持ちになります。
妻が何か手伝ってほしいときや、
外出したいときがあります。
前もって予定していて、
スケジュールに書いてあれば
問題ありません。
しかし、旦那(夫)が決まった行動
(ルーティン)をしているときに、
突然妻に言われたり、
予定外の頼みごとをされると
嫌な気持ちを溜めてしまったり、
拒否してしまいます。
自分ルールで決めた行動を
邪魔されるのが
本当に我慢ならないのです。
夫の愛情を感じない
ASDの旦那(夫)は、妻の気持ちを
推し量って、感情表現をすることが
非常に苦手です。
想像力の欠如や状況判断、
仕草、会話の成り行きから
妻がどうしてほしいのか
わかっていません。
妻の髪形やメイクが変わっても、
変化に気づけず、
お世辞を言うこともできません。
妻が家事で忙しくても、
「手伝おっか?」と言えません。
大変な状況を理解できず、
また、言葉も思いつかないのです。
決して妻が嫌いなわけではなく、
ASD(自閉症・アスペルガー)の
特性から、そうなってしまうのです。
普段家庭内の行動でも、
妻の微妙な変化が読み取れず、
気の利いた行動や会話ができません。
そのため、旦那(夫)が冷たく
されていると感じたり、
愛情不足におちいってしまうのです。
ASDの旦那(夫)の相談方法・機関
夫婦生活は、どの家庭でもある問題で
「みんな大変だからしょうがない」
と思ってしまいがちです。
また、友達や親族に相談しても
「うちもそうだったよ」
「誰にでもある問題」
と一蹴されてしまうことがあります。
ASDの旦那(夫)を持った人にしか
わからない苦労を、周囲の人は
なかなか理解することができないのです。
妻は「自分がもっと頑張らなきゃ」とか
「私がしっかりしていないから」と
思ってしまうこともあります。
そして精神的に追い込まれてしまい、
カサンドラ症候群となるのです。
カサンドラ症候群のメンタル問題を
抱える前に、専門の機関で相談
しなければなりません。
精神科や心の心療内科など、
メンタルの問題を相談できる専門の
医療機関を受診してください。
また、身近にある自助グループを
活用する方法もあります。
同じ悩みを抱えた妻(夫)たちが
お互いに交流して、
問題解決の糸口につながることも
あります。
複数の人と意見交換をして、
原因を究明、対策方法を考える
ことができるのです。
基本的にASD(自閉症・アスペルガー)
の人(夫)は、問題解決のための
具体的な案を提案されれば、
学習することができます。
妻が感情的に訴えても、
旦那は自分で何をどうしたらいいのか、
想像して行動することができません。
専門の機関や自助グループを通じて、
合理的に説明してもらうことも
有効的です。
口頭や感覚に訴えるのではなく、
紙面やデータなど視覚情報で
問題解決を訴えることが大切です。
ASDの旦那の対処・対応方法
ASDの旦那(夫)は特性により、
家庭の問題や妻との交流が上手く
できません。
ASDの旦那に夫らしく動いてもらう
為には、いくつかの対処・対応方法
があります。
マニュアルを準備する
基本的にASDの人(夫)は、
マニュアルが必要です。
自分が今何をすべきなのか、
何を妻が求めているのか、
状況や状態から判断することが
非常に苦手です。
家庭内での問題が起きた時や、
してほしいことなどは、
前もって行動を決めておく
必要があります。
事前の取り決めがあると
ASDの人(夫)はその通りに
行動することができます。
逆にしてはいけないのが、
口頭で説明したり、
感情的な言動で言ってしまうことです。
ASDの人は曖昧な表現や目に見えない
情報に対しては、理解することが
難しいです。
ASDの人には、
視覚的な情報のやり取りが得意な
傾向があります。
紙面や携帯端末を駆使して、
説明する必要があるのです。
役割を分担する
ASDの旦那(夫)に対しては、
最初に家庭内での役割の分担を
決めておく必要があります。
ASDの人(夫)は、自分の役割は、
外で働くことだと思っている人が
多いです。
家庭内の仕事は妻の仕事ではなく、
旦那(夫)の役割と認識させる
必要があります。
ASDの旦那(夫)は、
家事も自分の仕事と認識すれば、
しっかりとこなしてくれます。
決められたことに対しては、
誠実に対応してくれることが
ASDの人の良いところでもあるのです。
ASDの旦那とトラブルを回避する
ASDの旦那(夫)と夫婦円満に過ごす
為には、妻の理解が必要です。
ASDの特性を理解して、
どのようにコミュニケーションをとれば
良いのか。
家事の役割分担、マニュアル化。
手伝ってほしいことは明確に伝える。
夫と共通の趣味を持つ。
夫の母親に相談・アドバイスを求める。
など、旦那(夫)のASDの特性や性格を
把握して、適切なコミュニケーションを
取る必要があるのです。
まとめ
ASD(自閉症スペクトラム・
アスペルガー症候群)の旦那(夫)との
結婚生活は、特性により苦労してしまいます。
妻がASDの特性に詳しくない限り、
対処するのは難しく、
家庭生活で様々な問題が起こります。
一人で悩んでしまうと、
心に負担がかかり、精神的な問題を
抱えてしまいます。
手遅れになる前に専門医やカウンセラー、
自助グループなど、相談できる場所に
悩みを打ち明けて、解決策を模索
して下さい。
私の家庭の場合は、
父がASDであり、アル中、ヘビースモーカー、
そして、浮気がありました。
家庭崩壊しており、
家でのコミュニケーションは全く無く、
常に暗い雰囲気でした。
私は学校で壮絶なイジメもあり、
二次障害をたくさん抱えてしまっていたと
思います。
夫婦仲が悪いと、子どもに物凄い悪影響を
与えてしまいます。
子供は親の背中を見て育つと言われていますが
本当にそう思います。
私は父の影響でお酒は全く飲まないですし、
タバコも吸ったことがありません。
しかし遺伝によって発達障害、そして
IQ67という酷い劣等脳があります。
せめて、家庭環境がまともであればと
思っています。
ASDの旦那(夫)をもつ大変さは
並大抵ではないと思います。
ですが、子どもの為にも、
妻が夫の特性を理解して、
行動を導いてあげて欲しいと
思います。
夫婦生活は一生のものなので、
無理そうであれば、離婚するのも
仕方がないと思います。
アメリカでASDの人の離婚率は
80%というデータがあります。
やはりASDの旦那を持つ妻の
苦労は想像以上の辛さがあるのだと
思いました。
先日離婚した夫が、アスペルガーとADHDでした。
離婚してもなお、「あの人の過去の言動は本当だったのだろうか」、「私に愛情を持っていたときがあったのだろうか」と悲しくなったり、「私は元夫のことを本当に好きだったんだ」と気づいてしまい、でも絶対にやり直せないと苦しんだりの日々で、このページに辿り着きました。
離婚という自分の選択を、間違っていなかったよ、と言っていただけたようで、少し救われました。
ありがとうございます。
離婚して、子供が2歳でも言葉が出ず、自閉症で、さかのぼって考えると、やっぱり夫が自閉症だったなと。
遺伝します。悲しいですが事実です。
子供も、言葉、相手の言葉もわからない、状況もわからない。
親の言うことさえ、何も聞けません。
元夫もコミュニケーションが取れませんでした。
結婚したら毎日生活するからコミュニケーションが取れるかと
思いましたが、取れないまま、離婚しました。
評論家気取りで、いろいろな生活上のトラブル、賃貸マンションだったので
不具合の交渉とか全部、私です。電話引くとか当たり前の生活もです。
生活も家事育児、そして仕事もその辺の女性より稼ぐ仕事でやって
来ました。夫は手伝うこともできませんでした。大きな子供の状態です。
夫のの習い事はお茶で往復6時間、週末はジムに通うなど、新生児がいても関係なしで、お茶会と称して生まれて1か月の子がいても、3日間家を空ける、2か月後また3日間空けると、子供が産まれても全く変わりませんでした。
生活力があったので、見切りました。子供に自閉症があり、今も苦労しています。
心も体も、夫がいないだけ、荷物は減りましたが、子供が自閉症で男児のため、
結局、子供との間も同じ状態です。
障害のない子をもって、障害のない夫を持つ人から、そんなのあるあると
エピソード一つ一つはそうですが、多重債務みたいなもので、さらにそれが連打していることにふつうの人は、考えが及ばないので、周囲から理解は得られません。
子供が支援級とかそういう事実だけは、多少わかるくらいです。
自閉症の男性に近づいていいことは何一つありません。
子供も遺伝するから悲惨です。育てながらどんな仕事ができるかなと考えているうちに嫌になります。