人として生まれたからには、誰でも幸せな人生を送りたいと思います。
不自由ない暮らしや、自己肯定感が満たされている毎日を過ごしたいです。
幸福感を感じていたり、精神の安定性が人生の成功であると言えます。

発達障害・自閉症の人の場合、健常者よりも人生がハードモードとなります。
特性により、普通の人が遭遇しない様々な困難にぶち当たるからです。
その為、発達障害の人が人生で上手くいく可能性が、生まれつき物凄く低いと言えます。

発達障害の人が人生で成功できない理由は様々です。
また、人生が困難になってしまう人の割合が物凄く高いです。

今回は、発達障害・自閉症の人の人生の成否について書いていきたいと思います。

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発達障害・自閉症の人生の成功率

発達障害や自閉症スペクトラム(アスペルガーASD)の人が、人生で成功する確率はどれくらいなのでしょうか。
政府の機関が調査をしているわけではない為、具体的な数値はわかりません。

ただ、発達障害の人の「年収」や「社会的状況」を考えると大体の割合が推測できます。

発達障害の人の平均年収とは?

人生の成功者として最も指標にされるのが「収入」です。
お金があれば、大抵のことは実現可能です。
またお金さえあれば、不幸や辛いことがあっても、精神的ダメージはほとんど受けません。

逆に収入が少ない場合は、人生の失敗といえます。
何をするにもお金が無いことで、ネガティブになってしまいます。
普段の生活においても欲しいものが買えず、ひもじい思いをしますし、未来も暗くなります。

発達障害の人は、人生を生き抜く上で最も大切な「収入」が物凄く低くなります。
発達障害の凹凸や未発達が原因で、現代社会に必須の人間関係を構築する能力が低く、仕事の要領が悪い、などの影響があるからです。

厚生労働省の調査によると発達障害の人の月収は、12万7千円です。
平均年収としては196.8万円となっています。

日本の平均年収は約460万円、男性567万円、女性280万円となっています。

発達障害の人の年収は一般人の半分以下であり、人生の失敗者であることがわかります。

発達障害のギフテッドの人や運に恵まれている、もしくは親が立派な場合は、収入が高く、人生が上手くいく傾向があります。
しかし、それはごく少数であり、ほとんどの発達障害の人は年収が低く、人生の敗北者であるといえます。

内閣府の発達障害の人の平均年収は、障害者雇用での給与を元にしています。
発達障害があっても、障害者手帳を取得せずクローズドで働いていたり、障害に気づかずに就労しているグレーゾーンの人は含まれていません。

しかし、発達障害の人が健常者と同じ環境で仕事をするのは、大変ストレスがかかります。
一般人と同じ給与でも、健常者の何倍もの仕事の辛さやメンタルの負担を考えると、人生の成功者に含めることはできないと思います。

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発達障害・自閉症の人の人生が成功できない理由

発達障害・自閉症の人の人生が上手くいかない理由は何でしょうか。
全て、先天性の脳機能異常が原因です。
学生時代や社会人において、何事も健常者のように振る舞えない為、普通の幸福が望めないのです。

発達障害の人の人生の失敗の指標として、「結婚できない」、「収入が少ない」、「社会的地位が低い」、「不幸な状態が続いている」、「交流が少ない」などがあげられます。

結婚を出来ない

結婚を出来ないと人生の失敗とみなすのは早計だとは思います。
昨今では、結婚をする意味や意義を見出せず、結婚をしない人が増えています。
一人でいる方が気楽であったり、お金を自分の為だけに使うことができるからです。

昔(4~50年前)は、親や知り合い伝手でなんとなくで結婚していた時代でした。
しかし、今は情報が溢れており、結婚に対するネガティブな意見や異性に対する問題などがわかるようになりました。

結婚することが人生の幸せであるとは明確には言えません。
ただ、将来や老後を考えた場合、家庭を持って人生の最後を迎えたいと思う人は多いのではないでしょうか。

発達障害の人の場合、結婚できる割合が健常者よりも低いです。
障害者研究所の調査では、約8~9割が結婚できていないそうです。

発達障害の人は、異性との交流が脳機能異常の影響から上手くいきません。

発達障害・自閉症は恋愛できない!?難易度が高くて無理・諦める!

また、年収が低く将来性も無いので、結婚する対象として見てもらえないのです。

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社会的地位が低い

発達障害の人は特性上、人の上に立つような地位に行ける可能性は低いです。
コミュニケーション能力が低いことや、上司として適していないからです。
いくら能力が高くても、総合的な判断から出世はしずらいのです。

不幸な状態が続いている

発達障害の人は特性により、学生時代から不幸な状態が続いています。
その為、自己肯定感が物凄く低いです。
大人になっても発達障害のハンデから、うつ病や何かしらの精神疾患を抱えやすくなります。

また発達障害の人は、引きこもりになりやすいとされています。
引きこもりの8割は何かの精神問題を抱えているそうです。

内閣府の調査では、引きこもりの3割は発達障害だと示しています。
またイギリスでは、発達障害の人の5~10%は引きこもりになるそうです。

社会に出られず引きこもり状態は、人生において最も辛い状況です。
ほぼ全ての人から蔑まれる対象であり、人生の汚点として残ってしまうからです。

人との交流が無い

人は一人では生きていけないと言われています。
健常者の人の大半は、一人の状態を好まず、寂しい気持ちを抱えると思います。
友達や恋人がいない状態は、人生の失敗であると言えます。

発達障害の人は、人との交流が苦手で友人や知り合いすらも出来づらいです。
相談しあえる相手や彼氏彼女の関係も作れない為、辛い人生となります。

例外的に、受動型・孤立型アスペルガーの場合は、一人を好みます。

一人でも寂しくない孤立型アスペルガーの特徴・原因

対人関係が逆に煩わしくなり、一人でないと辛い状況なのです。

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まとめ

発達障害・自閉症の人の人生が上手くいく割合はどれくらいでしょうか。
一般的な人の人生が成功する要素を「収入」と「社会的地位」として考えると、発達障害の人はほぼ皆無であると言えます。

発達障害の人の年収は健常者の半分以下、社会人としての立ち位置も最底辺です。

ここでは「発達障害」のみの問題として、人生の幸福度を考察しています。

生まれた環境が良かった、IQが高い、運がいい、容姿が整っているなど、発達障害と関係が無い要素を除外しています。

発達障害の症状のみの単体で考えた場合、どう考えても人生が上手くいく確率は物凄く低いです。

個人的な発達障害の人の人生が上手くいく割合は、1割以下であると思っています。
極論を言えば、ほぼすべての人が人生に失敗していると思います。

人生の成功の定義は人それぞれですので、一概には言えません。
ただ、個人的には「お金」と「自尊心」だと思います。
どれも発達障害の人が得られにくい要素です。

一例として著名な人の人生の成功者としての条件を調べてみました。

世界一の投資家ウォーレン・バフェット「成功の物差しは身近な人が幸せで、自分を愛してくれているかどうか

ビル・ゲイツ「成功とは人間関係や価値あるものを残すこと

作家スティーブン・R・コヴィーは、「成功とは優れた人格を持つことだった

彼らは既にお金や名声を稼いだ後の「成功の気づき」です。
共通して言えることは、「精神の状態」だといえます。
発達障害の人は特性上、難しく、健常者向けの教訓だと思います。
発達障害の人に定型発達と同じようなことは困難なのです。

結論として、発達障害として生まれた時点で敗者であり、過酷な人生が決定しているのです。

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