引きこもりあるあるとして、髪の毛をどうしたらいいのか困っていると思います。
引きこもりでも外出が苦にならなかったり、対人関係がぎりぎり我慢できる人であれば、自ら髪を切りに行くことができます。
しかし、私のように真性・長期引きこもりの場合、床屋にすら行くことができません。
テレビやネットでたまに引きこもりの人を見ると、髪の毛を伸ばしっぱなしで、長い人が多いです。
長期引きこもりになると外見を気にしないので、髪問題を放置している印象です。
また、引きこもりの人はお金が無いので、髪を１～2カ月起きに切りに行くだけでも多大な出費となります。
では、床屋や美容院へ行けない「本物の引きこもり」はどうすればいいのでしょうか。
外出できない・対人恐怖症の引きこもりの髪の毛問題
髪は毎日伸び続けており、引きこもりにとって永遠の悩みといえます。
解決するには、髪を切るか、放置するかの二択しかありません。
放置した場合、様々なリスクがあります。
・毎日洗わないと不潔になる
・夏はうざったくて暑い
・寝るときに邪魔
・男の場合、見た目が悪くなる
・禿げる
髪を洗うのが大変
髪を伸ばせば伸ばすほど洗うのが大変で、めんどくさくなります。
短髪であれば、２～３分頭皮を重点的に洗えば済みます。
しかし、長髪だと髪全体も洗わなければならなくなり、時間もかかってしまいます。
水道、ガス代の増加にもつながります。
私は毎日髪（頭皮）を洗わないと、痒くなってしまい日常生活、睡眠において不快感が酷いです。
触覚過敏の影響もありますが、ほとんどの人は毎日、髪（頭皮）を洗わないと辛くなるのではないでしょうか。
髪を洗わなくても我慢できる人であればいいのですが、不潔になってしまいます。
ただ引きこもりの場合、ほとんど動いておらず汗をかかないので、１日くらいは髪を洗わなくても大丈夫かもしれません。
長い髪は夏が辛すぎる
夏の暑い季節に髪が長いと、物凄く暑くなります。
髪の毛が少しでも長いだけで、感じる暑さは１～３度くらい増します。
私の髪の毛は３～４年前まで１０ｃｍ以上ありました。
夏の暑い時期は、暑さで本当に不快でした。
その為、２ヶ月くらい外出をしない予定の時に自分で髪を切って、カミソリで剃って坊主にした経験があります。
坊主によって髪が無くなった結果、頭の熱量が大幅に下がりました。
当時、エアコンが無く、３８度の閉め切った部屋で耐え続けていました。
夏の暑さには、首周りを冷やすのが良いとされています。
熱中症宅策として、ネッククーラーなるものもあります。
髪の毛が長いと首周りまでかかって暑くなってしまう為、対策が必要です。
寝るときに邪魔
髪が長いと、寝るときに不快感が増します。
仰向けに寝ている人であれば、長い髪の毛が逆にクッション代わりになって、苦にはならないかもしれません。
横向きやうつ伏せで寝る場合、髪の毛が顔にかかったり、バラバラになって物凄く邪魔でうざったいです。
引きこもりで神経過敏になっていると、髪の毛によって安眠妨害、寝不足、睡眠障害になってしまう恐れもあります。
見た目が酷くなる
髪の毛を放置して伸ばし続けると、見た目が悪くなってしまいます。
ロン毛が似合う人であればいいのですが、男の場合、大抵似合いません。
また、引きこもりの場合、髪の毛の手入れも疎かにしている場合が多く、長い髪の毛はマイナス印象になります。
他人に見られた場合、放置された長い髪の毛によって、引きこもりとバレる可能性があります。
禿げてしまう
長い髪の毛は、禿げる原因となります。
長い髪の毛の場合、髪自体が重くなってしまい、抜ける原因となります。
毛根に負荷もかかり、抜け毛が多くなってしまう恐れがあります。
髪の毛が長いとそれだけ通気性も悪く、頭皮に汚れが付きやすい、落としずらくなり、禿げる原因ともなります。
また薄毛になってしまう恐れもあります。
髪を切る
引きこもりが外へ髪を切りに行けない場合、自分で切るか、家族に切ってもらうかのどちらかしかありません。
私は例の流行り病が日本に上陸するまで、１０００円カットに２～３ヶ月に１度行っていました。
そこは５０代くらいのおじさんが一人で散髪をしていました。
私はいつも５～６時くらいに行っていたり、会話が全くできなかったので、引きこもりと完全にバレていたと思います。
ただ、例の流行り病が蔓延しだしてから、潰れてしまいました。
それからもう４年くらいずっと母親に髪を切ってもらっています。
実は今日、髪を母親に切ってもらったので、この記事を書いています。
前回の記事
床屋に行けない長期ひきこもりニートが母親に髪を切ってもらう
床屋や美容院へ行けない引きこもりの人は、自分で切るか親や兄弟に頼むしかないと思います。
自分で切る場合、本当に難しいので変になってしまう可能性大です。
特に髪をある程度の長さで保ちたい場合、難易度が跳ね上がります。
左右対称にする技術や後ろ髪の切る難しさ、耳回りなど、自分でできる範囲を超えています。
短髪にする場合も同様に、髪の長さを一定にそろえるのが難しい為、見た目が悪くなってしまいます。
自分で髪を切るのはやはり、スキンヘッドにまでするしかありません。
私は２度くらい自分で髪を切って、カミソリで剃りました。
しかしこれはリスクがあります。
外出が本当に出来なくなるからです。
あまりにも恥ずかしすぎます。
また、スキンヘッドだと髪が伸びづらくなるのか、１ヶ月で１cmも伸びてくれなかった記憶があります。
少なくとも外出予定を２ヶ月は無い状態にしないと、恥ずかしくて外には出られません。
帽子をしても耳回りは丸見えなので、意味が無いと思います。
親や兄弟に頼む選択も難しいです。
まず、切ってもらえるかどうかわからないです。
切ってくれる人が物凄く不器用だった場合、見た目が変になってしまいます。
引きこもりの場合、ほとんど外出しないので問題はないかもしれません。
また、親や兄弟に「髪を切ってほしい」と懇願するのも辛いです。
私も母親に「髪を切って」と言うのが物凄く恥ずかしかったです。
そして実際に髪を切ってもらっている間に会話ができません。
引きこもりの申し訳なさからくるコミュニケーションの取りたくないプライド、そして会話力の無さがあります。
とにかく、引きこもりの本人が恥ずかしい・辛い気持ちになります。
まとめ
引きこもりにとって、伸び続ける髪の問題は永遠の悩みです。
一番の解決策は、勇気を出して床屋や美容院へ行くことです。
しかし、引きこもりの場合、コミュニケーションがとれないですし、お金もかかる為、行けない人が多いと思います。
結果、放置するか、自分で切る、家族や友人に切ってもらうしかありません。
放置する場合、様々なリスクから選択しない方がいいと思います。
自分で切る場合、変になってしまう可能性が高く、もっと外出しずらくなります。
最終手段として、家族に切ってもらうしかないと思います。
親や兄弟に頼むのは本当に恥ずかしいですが、長い髪の毛を放置し続けるリスクに比べたらマシなのかもしれません。
私は今日、母親に髪を切ってもらいましたが、変になってしまいました。
「１ｃｍくらいまで短く切って欲しい」と伝えたのですが、横と後ろだけしか切ってくれず、見た目が悪くなってしまいました。
ただ、スッキリしたのでよしとします。
また、１ヶ月後の心療内科まで外出予定がないので、ある程度髪が伸びて多少見た目は改善されるはずです。
他の外出が出来ない引きこもりの方は、髪の問題をどうしているのでしょうか。
気になるところです。
