長期引きこもりの人は、精神面はもちろん、身体にも病気を抱えてしまう可能性があります。
昼夜逆転、運動不足、食事の不衛生、目の酷使など、体の健康を害してしまう要素が多大にあるのです。

引きこもりの人は体の病気にかかっても、病院へ行かず我慢をし続けてしまいます。
外出するのが辛いだけでなく、病院で医師や受付の人に「働いていない引きこもり」とバレるのが非常に恥ずかしいからです。

病気が深刻化して体の異常が限界になるまで放置してしまうこともあります。

20年以上の引きこもりである私も、体のいくつかの病気を放置し続けています。
目の網膜の問題や頭の骨のずれ、腰の痛みなど。

そして最近、左手の痺れや軽い痛みが一週間以上続いています。
調べてみると、糖尿病や脳神経に問題があるそうです。

ここ最近、ストレスやまずい食事の影響から、チョコレートや飴を食べすぎていました。
具体的には、1日5~6個飴をなめる、チョコも小さいのを3つくらい食べていました。
しかも夜にです。

毎日軽い筋トレをしていますが、運動は全くせず、寝る以外はPCの前に座っているだけです。
ほとんど動いていない為、運動不足です。
もしかしたら、糖尿病かもしれません。
しかし、病院へは恥ずかしくて行けません。

一応、11月半ばに甲状腺機能亢進症の検査を半年に一度行っております。
そこで採血があり、血糖値も調べてくれるので、それまで左手の痺れ・痛みの原因を我慢する予定です。
心の中は不安でいっぱいです。

引きこもることによって、うつ病や不安障害、統合失調症などメンタル面の病気になることはよく知られています。
ですが、引きこもりが長期化することにより、不健康になり、体の病気にかかってしまう恐れがあります。

今回は、長期引きこもりによって引き起こされる体の病気についてお伝えしていきます。

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長期引きこもりがもたらす身体の病気について

引きこもることで、体の機能が低下し、身体に様々な悪影響が引き起こされます。

若いうちはまだ免疫機能が衰えていない為、病気にかかりずらく、誤魔化せている状態です。
しかし、長期間の引きこもり状態になってしまうと、体の老化に加え、運動不足、不衛生の生活などから、体の病気にかかりやすくなります。

具体的に長期が引きこもりがもたらす身体の病気をあげていきます。

肥満症

引きこもりの方は、外出しない為、運動不足になる、バランスの悪い食生活などから、肥満になってしまう傾向があります。
肥満は様々な身体の病気にかかるリスクがあります。

肥満が原因で引き起こされる病気には、糖尿病、心血管疾患、関節疾患、痛風、高血圧、癌などがあります。
どの疾患も完治しない、治りずらい身体の病気です。

肥満の病気は、体の違和感や痛みが起こることがあり、気づきやすいです。

骨密度の低下

引きこもりの運動不足・食生活によって、骨の密度や骨質の低下、骨がすかすか状態になるなど、体に様々な悪影響があります。
骨の強度が弱くなってしまうことで、骨粗しょう症になり骨折しやすくなってしまいます。

また体の姿勢を保つことが難しくなり、猫背になってしまう、転倒しやすくなってしまいます。

免疫機能の低下

引きこもることによる運動不足、ストレスなどにより、免疫不全になってしまう恐れもあります。
免疫機能低下によって、病気にかかりやすくなる、体調不良が引き起こされます。

また、病気や傷が治りづらくなる、ワクチンや予防接種の効き目が悪くなるとされています。

目の病気

引きこもりの人は、普段、パソコンやスマホ、本を読んだりして時間を潰しています。
また、近所の人に生存を悟られないように、部屋の電気を消して暗くしている人もいます。
引きこもることで、目の健康を著しく損なってしまう状態が多々あるのです。

私も引きこもって目の酷使をし続けた結果、目の網膜に穴が開いてしまっていました。
10年以上前に、目の網膜裂肛から、レーザー治療をした経験があります。

今も引きこもって目を物凄く酷使してしまっている状態です。
眼科へすぐに行かなければならないほど、目の末期的な問題を抱えています。

35度以上の状態で目に負担がかかる、寝起きだと左目だけ真っ赤になってしまっています。
目薬で改善はするのですが、明らかに目の網膜、神経が危険な状態です。

しかし、眼科へは恥ずかしくて行くことができません。
以前、眼科で引きこもりがバレて蔑まれて恥ずかしい目にあったからです。

睡眠障害

引きこもりの人は、普段家族と顔を合わせづらく、昼夜逆転の生活をしてしまう傾向があります。
また、近所の人に日中、家の中で活動していると知られたくない為、夜にひっそりと行動しています。

その為、眠る時間が不規則になる、昼の喧騒から目が覚めてしまい、睡眠障害になってしまいます。

睡眠障害は、身体や心に様々な悪影響があります。
メンタル面では、うつ病、統合失調症、不安症など精神全般に問題が引き起こされます。
身体面では、太りやすくなる、糖尿病や血圧の悪化、心臓病、脳機能の低下などがあげられます。

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引きこもりが病気になったらどうすればいい?

病気は放置して自然治癒、もしくは市販の薬で治るものと、病院へ行く必要がある病気に分かれます。

長期の引きこもりの場合、免疫機能が低下しており、自然治癒が難しい状態です。
病院へ行かなくても済む病気や体の不調でも、長引く可能性が高いです。

引きこもりが病院へ行く必要のある身体の病気になっても、なかなか行くことは難しいです。
働いていないのでお金がない、メンタルの問題から外出できない、病院で恥ずかしい思いをしたくないなど。
長期の引きこもりの場合、本当に病院へ行くことが難しくなります。

引きこもりの人が我慢できない体の異常、体の痛みなど、どうしても病院へ行かなければならない状態になったらどうすればいいのか。
結論として、勇気を出して病院へ行くことをお勧めします。

引きこもりの方は、とりあえず我慢をしてみて無理なら行くと言う思考になると思います。
ですが、その間は物凄くストレスがかかってしまい、心が病み続けてしまいます。

いつまでも体の不調から逃げ続けていても、治ることはありません。
少しでも病院へ行かなければならないと感じたら、気持ちを奮い立たせて行動してみてほしいと思います。

病気じゃないと思いたい

長期の引きこもりから、体の調子が悪くなっても「病気じゃない」と思い込みたくなります。
そのうち治る」「たまたま不調なだけ」と現実逃避したくなる気持ちもわかります。

実際、たまたま腹痛が起きただけであったり、歯がしみる、頭痛など、一時的な症状が多々あります。

しかし、長期の引きこもりの場合、体の中で悪い状態が眠っている可能性があります。

私も引きこもって20年以上健康診断を受けていない為、かなり怪しいです。
今、人間ドックを受けたら確実に病院へ通院させられる、もしくは入院の必要性が出てしまう可能性が高いです。

長期の引きこもりによって、様々な体の問題が発生してしまいます。
また、年齢による体の劣化から、より引きこもりによって病気のリスクが高まるのです。

「病気じゃない」と思いたくても、実際には何かしらの健康の問題点が身体にあるのです。

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まとめ

人間は動くことが前提で機能している生物です。
引きこもることで体の機能が低下し、脳や身体に悪影響を及ぼします。
結果、病気にかかりやすくなってしまうのです。

また引きこもることで、体だけでなく、心の病気にもかかってしまいます。
病は気から」というように、心に不安やストレスを抱え続けると、身体にも悪影響を及ぼすのです。

引きこもりニートは性格が悪くなる?人格や人柄が変わる原因とは

長期に引きこもることで、健康に様々な問題点を抱えてしまいます。
病院へ行く必要のある病気になることも多々あります。
それでも引きこもりは病院へ行くことは、メンタル、お金の問題からなかなか行動はできません。

勇気を出して病院へ行くか、放置するかの2択です。
引きこもりでも気楽に病院へ行けるシステムがあればいいのですが。

引きこもりでも、普段から部屋の中でできる運動をした方が絶対にいいです。
全く動かずにじっとしていると、本当に体の機能が低下してしまいます。

病気のリスクがあるだけでなく、脳や心にも問題が発生します。
少しでもいいので、筋トレや体を動かす何かしらの行動を毎日継続してする必要があります。

引きこもりで時間はあるのですが、めんどくさいことを継続して行うことは難しいと思います。
それでも病気へかかってしまい、病院へ行くリスクを考えると、普段から少しでも運動をした方がいいと思います。

理想は、外でランニング、ジムに通う、スポーツが出来ればいいのですが。
長期の引きこもりには、ハードルが高すぎるのが難点です。

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