納豆の「ひきわり」と「粒」、どちらが好きですか?

私は、納豆はあまり好きではないです。
ただ、どうしても食べなければならないなら、絶対に「ひきわり納豆を選びたいです。

他の人も、粒納豆よりもひきわり納豆の方が好きだと思っていたのですが、実は違うらしいのです。

こちらのサイトによると、ひきわり派は17.1%、粒派は58.7%、どちらも好きという人が24.0%だったそうです。

私はひきわり納豆の方が高級感もあり、値段も少し高めに感じていたので、人気も高いと思い込んでいました。
実際には、粒納豆の方が圧倒的に人気があるんですね。

それでも、私にとっては、食べやすさも味も、断然ひきわり納豆の方が上だと感じています。

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発達障害(ASD)と納豆の食べやすさの関係

私はASD(自閉スペクトラム症)で、重度の聴覚過敏と、ある程度の触覚過敏もあります。
特に服の肌触りなどに敏感なことが多く、日常生活でも感覚のストレスを感じる場面が多いです。

納豆を食べるときにも、その感覚の違いがはっきり出る気がしています。

私は食事の時、大体早食いになります
あまり噛まずに飲み込んでしまうことが多いのですが、ひきわり納豆はその点で非常に食べやすいです。

粒納豆はしっかり噛まないと飲み込めないし、噛んだあとの「豆の味」が強く出てしまう気がします。
そもそも納豆の味自体が好きではないので、食べる時間もかかってしまう粒の方がやはり苦手です。

また、タレの染み込み方も重要で、ひきわり納豆の方が断然しっかりタレが絡んでくれるように思います。
粒納豆はタレが弾かれるというか、味がしみにくくて、素材(豆)そのものの味が出過ぎている気がするのです。

ASD特有のこだわりが「ひきわり一択」に?

ASDの特性のひとつに、「こだわりの強さ」があります。

私自身も、一度「これは良い」と思ったら、なかなか他を受け入れられなくなります。
納豆に関してもまさにそうで、ひきわり以外はできれば避けたいという気持ちが強くなってしまいます。

ですが、母親が毎日納豆を出してくれていて、それが粒タイプの納豆なので辛いです。

もちろん、引きこもって毎日家にいるだけで迷惑をかけているので、食事についてお願いすることが申し訳なくて言えないのです。

できることなら、毎日ひきわり納豆にしてほしい…という気持ちを抱えつつ、今日も我慢して粒納豆を食べています。

納豆の「におい」もひきわりと粒で違う?

嗅覚については自分では過敏だと感じることは少ないのですが、嫌いなにおいと好きな臭いがはっきりしています。

父親がヘビースモーカーだったこともあり、タバコの臭いが物凄く嫌いです。
さらにアル中だったので、反面教師として私はお酒もたばこも一切しない人間です。

納豆のにおいについても、私はひきわり納豆の方が粒納豆よりもマイルドだと感じています。
これはあくまで感覚の話なので科学的な根拠はありませんが、匂いの「広がり方」や「残り方」が違うように感じるのです。

表現が難しいですが、「食べやすい匂い」がひきわり納豆にはあるように思います。

納豆を飽きずに食べる工夫|鰹節などのアレンジ

毎日、粒の納豆を出されているので、飽きてしまって「無の状態」で食べているような感覚になっています。

そこで、「納豆を飽きずに食べる方法」を調べてみたところ、鰹節を入れるのが良いと知りました。(お金のコスパ的にも)

  • うま味が増す:鰹節に含まれる「イノシン酸」と納豆の「グルタミン酸」が合わさることで、相乗効果が生まれ、より美味しく感じられるそうです。
  • においがマイルドになる:納豆特有の発酵臭を鰹節がやわらげてくれるそう。
  • 食感の変化:ふわっとした鰹節の感触が加わり、飽きにくくなる。
  • 栄養がアップ:鰹節にはタンパク質やビタミンB群、カルシウムなども含まれており、健康にも良いと言われています。

私は引きこもり生活をしているため買い物に行けませんが、6月16日に心療内科を受診する予定があるので、帰りに鰹節をこっそり買えたらいいなと思っています。

他にも、「ごま油+塩」、「チーズ」、「卵」、「ネギ」などのアレンジが紹介されていましたが、私は常温保存しかできない関係で、まずは鰹節から試してみたいです。

母の納豆ローテーションと、私の希望

母は納豆の種類をローテーションして出してくれていて、「梅ダレ」「鰹ダレ」「卵ダレ」の3種類を使い分けています。

個人的には、梅ダレは苦手で、卵ダレが一番食べやすいと感じています。

ただ、どのタレも毎日続くと飽きてきて、むしろ「タレ無しで納豆だけを食べた方が楽なんじゃないか」と思えています。
納豆を混ぜなければ匂いや味も控えめになるので、「そのまま食べてみようかな」と思うこともあります。

本当は、ひきわり納豆に、鰹節や少しのめんつゆを足して、自分好みの味で食べてみたいです。

まとめ|ひきわり納豆は発達障害の私に合っていた

発達障害(ASD)という特性から、味覚や食感、においに対する敏感さがあります。

早食いの私には食べやすさも重要です。

そのため、納豆に関しても、粒よりもひきわりの方が圧倒的に合っていると感じています。

タレの染み込みやすさ、噛みやすさ、匂いのマイルドさ、味の主張のバランスなど、どれを取っても、私にとっては「ひきわり納豆の方がストレスが少なく食べやすい」と思いました。

しかし、ひきわりの方が世間では人気が無いのはちょっとびっくりです。
やはり、私の感覚はズレているのでしょうか。

それでも私は、これからも自分の感覚を信じて、「ひきわり納豆」派でいようと思います。

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