引きこもりであり、
広汎性発達障害の私は、
もう10年以上昼夜逆転の生活を
してしまっています。

そのため、病気になったり、
体調不良、太るなど、
さまざまな身体的悪影響を
受けています。

昼夜逆転の生活を改善させる
徹夜」を試してみても
効果はありませんでした。

ひきこもりや発達障害の人は
昼夜逆転の生活を直すのが
さまざまな理由から
直すことが難しいのです。

そこで今回は、
引きこもりや発達障害の人が
昼夜逆転の生活を直せない
理由、病気の影響について
お伝えしていきます。

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昼夜逆転生活が直らない理由

引きこもりや発達障害の人が
昼夜逆転生活を直せない理由は
いくつか考えられます。

引きこもりの昼夜逆転生活

引きこもりの人は、
親との関係性が上手くいっていない
人が多いと思います。

その為、家族と顔を合わせると、
申し訳ない気持ちになったり、
小言を言われてしまう心配を抱えて
しまうのです。

日中に起きて行動していると、
どうしても家族とのエンカウント率が
高く
なってしまいます。

夜中であれば、家族が寝ている間に
トイレに行ったり、
シャワーに入れるため、
必然的に夜行動になってしまい、
昼夜逆転の生活になってしまうのです。

引きこもりの人は、近所の目線も
気になると思います。

引きこもっていると、社会的地位が
下落してしまいます。

その為、自己肯定感の低下や
劣等感を抱えてしまうのです。

近所の人に対しても
物凄く恥ずかしい気持ちや、
申し訳ないという感情があります。

日中に行動してしまうと、
どうしても引きこもりである負い目を
感じてしまいます。

近所の人とエンカウントしてしまうと、
恥ずかしさから挨拶もしづらいですし、
変な噂を広められる原因にもなります。

日中にいい大人がふらふらしているだけで
怪しい人、ダメな人認定されてしまうのです。

引きこもりの人は、昼間も夜も
やりたいことや目的がなく、
時間に追われていません。

そのため、特に理由もなく
夜起きてしまうのです。

プレッシャーの少ない夜の時間
快適になってしまい、
日中に行動する意義がなくなって
しまうのです。

発達障害の昼夜逆転生活

発達障害(ASD、ADHD)の人は
先天性の脳の異常から
昼夜逆転の生活になりやすいです。

ADHDの人の多くは、睡眠障害を
抱えているといわれています。

欧州神経精神薬理学会で発表した
サンドラ・コーイ博士によると、
ADHDと睡眠障害の関係性は
表裏一体であると発表しました。

また、ADHDの人の約75%は
睡眠に必要なホルモンや脳内物質の
影響が、普通の人(定型発達)に比べ
1.5時間ほど遅れてしまうそうです。

ADHDの特性を抑える治療薬も、
眠くなったり、逆に眠くなくなる
影響を与えてしまいます。

ASDの人の場合は、脳内のセロトニン
が不足していると言われています。

そのため、体内時計が崩れやすく、
昼夜逆転の生活になりやすいのです。

また、発達障害の人がなりやすい
二次障害として「」があげられます。

鬱の人が日中に起きていて
療養していると、辛い気持ちに
なってしまいます。

みんな働いたり、学校へ行って
頑張っているのに、
自分は何をしているんだろう」と
深く悩んでしまいます。

人が活動している日中に
休んでいると、どうしても自己否定
してしまうのです。

その為、ほとんどに人が休んでいる
夜中に安心感が得られるようになり、
昼夜逆転の生活になってしまうのです。

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昼夜逆転生活で病気に

昼夜逆転の生活は百害あって一利なしです。

それでも、私は止めることができません。

引きこもりであり、発達障害(ASD)の
影響があるからです。

そのため、病気になったり、
体の調子が悪くなったり、太るなど
さまざまな悪影響があります。

私は9年位前に甲状腺機能亢進症
(バセドウ病)という病気になりました。

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の原因はASDアスペルガー

甲状腺機能亢進症になった理由は、
自律神経失調症が原因です。

引きこもりで昼夜逆転の生活になり、
自律神経が乱れてしまったのです。

また、甲状腺機能亢進症になると、
睡眠障害になりやすいとされています。

そのため、自律神経がまったく治らず、
甲状腺の病気がずっと治らないままなのです。

昼夜逆転の生活を続けると、
太陽の光を浴びる機会がほとんどなくなり、
セロトニンが生成されにくくなります。

セロトニン不足におちいると、
気持ちの低下、睡眠異常、思考力の低下など
さまざまな悪影響があります。

免疫力低下にもつながり、
病気になりやすくなるのです。

また、活動量の少ない夜にカロリーを摂取
してしまうと、基礎代謝の影響から
太ると言われています。

科学的根拠はないとされていますが、
事実だと思っています。

私は夜に食事をしていて
明らかに太ったという実感があるからです。

昼夜逆転の生活を直そうと、
1日1時間ずつ寝るのを遅らせて
いたときがありました。

そして、無理やり夜寝る生活をしていた
ときは、体重が凄く減っていたのです。

私の食生活は1日2食で、
食べる時間は起きてから数時間後と、
寝る前の6~8時間前です。

食事の時間が夜になると
大抵太ってしまうことが多かったのです。

逆に夜食べないと、痩せていきます。

具体的には、夜食べる生活では
平均体重から5~7kg増える。

夜食べないと、同じくらい痩せ続けます。

また、痩せ続けている時も
食事の量は変わらないですし、
逆に太ってしまうアイスやお菓子などを
食べていたと思います。

甲状腺機能亢進症の影響もあるとは
考えられますが、
明らかに夜食べない方が太りませんでした。

そして、昼夜逆転の生活を無理やり
直そうと昼間起きているときは、
逆に痩せ続けたのです。

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まとめ

引きこもりや発達障害の人が
昼夜逆転の生活を直せない理由は、
環境による問題と、
先天性の脳の影響です。

引きこもりの昼夜逆転生活は、
環境や意識を変える事で
直すことが可能です。

発達障害の場合は、
脳の機能異常が原因です。

自分で昼夜逆転生活を直そうと
思っても、完治させることは
難しいのです。

昼夜逆転の生活を続けていると
病気のリスクが高まってしまいます。

昼夜逆転の生活を続けて自律神経が乱れ、
病気になると、改善させることが
本当に難しいです。

そうなる前に、何か対策をすることが
必要です。

昼夜逆転の生活になってしまう人は、
働いていない、学校へ行っていないなど、
何かしらの義務がないからです。

強制的に何か日中にすることを見つけ、
行動を促すことが
昼夜逆転の生活を直すために一番必要な
ことだと感じます。

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