もし自分が発達障害と自覚しており、
子供を持つ予定があるのであれば、
少し考えて欲しいと思います。

発達障害は親から子供に遺伝します。

自分が発達障害の特性によって
苦労してきた経験がある人なら
わかると思います。

子供に同じ体験をさせてはいけないと。

そして一生治らない脳の異常なので、
子供は生涯苦悩し続けるのです。

もちろん、親が一生サポートし続けて
子供を幸せにできる」、
子供の将来の道を示してあげられる
のであれば、問題はないと思います。

しかし、それでも子どもは普通ではない
辛さを人生で味わい続けることは
確定しています。

協調性や「みんなと同じ」であることを
求められる現代社会において、
発達障害の人が生き抜いていくのは
非常に困難なのです。

子どもに不幸な人生を歩ませることを
望む親はいないと思います。

それでも子供を作りたいと願う人も
いると思います。

そこで今回は、発達障害の人が子どもを
持つべきでない理由と、子供を持っても
良い条件をお伝えしていきます。

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発達障害の人は子どもを作ってはいけない理由

基本的に子供のスペック(能力)は
親によって決まります

身長が高い親からは、
身長が高い子どもが生まれる。

子供の肌の色も親に影響されます。

顔のパーツも親に似ます。

身体能力が高い親からは、
運動神経の良い子供になります。

そして、現代社会で生きていく上で
一番必要な脳の優劣も、
親の知能によって遺伝されるのです。

子供の知能が高ければ、
人生を成功させる確率は高くなります。
逆に平均よりも知能が低ければ、
底辺の辛い人生を歩むことになるのです。

発達障害の人は子どもを作ってはいけない
と書きましたが、
知能が低い(IQが低い)親も
子どもを作ってはいけないと
個人的に思います。

もちろん他に、絵が得意だったり、
アスリートの才能があるなど、
ある特定の分野に強みがあるのであれば、
子どもが人生を成功させることも
可能ではあると思います。

しかし、そのような才能はごく稀で、
食べていくには難しいものがあります。

やはり人生を生き抜くためには知能の
高低差が最も重要だと確信しています。

ただ、ここまでは定型発達の子どもの
問題となります。

一番最悪なのは、親の発達障害が
子どもに遺伝してしまうこと。

発達障害は先天性の脳の機能異常であり、
親からの遺伝が原因なのです。

発達障害は、子どもが生涯にわたって
苦労
してしまいます。

学生時代は、発達障害の特性によって
友達が作れず、周囲から浮いた存在と
なります。

学校生活で人との交流が
できないことほど、辛いことはないです。

特性によって嫌われ、避けられ、イジメられ
続ける毎日。

運悪く、心無い人が多いクラスになると、
絶望の連続です。

自己肯定感を失い、不登校や鬱など
様々な問題も引き起こされます。

発達障害によって子どもが辛い思いを
しているだけでなく、
親にとっても辛いと思います。

発達障害の子を育てる苦労は、
並大抵ではないからです。

私には、発達障害(の疑い)がある
弟がいます。

両親はそのことでいつも
苦しんできました。
私もそうです。

さんざん迷惑をかけられ、
自分の弟とはいえとても愛せません。

両親は、とっくの昔に絶望しきり、
老年になった今も弟を育てつつも
楽しみひとつ持つことが出来ず、
屍のようにただ毎日を
暗く悲しく過ごしています。

年とともに疲れきっており、
弟を残して死ぬのは心配だが
早く天国に行きたい、とよく口にし、
鬱状態で薬を飲んでいます。

弟自身も白い目で見られることに悩み不登校。
障害は本人にとっても不幸です。

知恵袋に投稿された文章の一部を引用
させていただきました。

子供が発達障害の場合、
親子だけでなく、家族全体に
不幸が及ぶのです。

私も姉に迷惑をかけていたと思います。

子どもの頃、近所の人とおままごとを
していました。

家族ごっこだったと思いますが、
ご飯の時間になりました。

近所の人が自分のおやつをご飯に
見立てて、出してくれました。

他の人は手を付けずに、
食べるふりをしていました。

しかし私は、何も考えずに
普通に食べていました。

そして、おかわりを要求していました。

特にお腹が空いていたというわけでは
なかったのですが、
美味しかったのだと思います。

他の人が気をきかせて、
自分の分を私にくれました。

そして、食べ終わったら
さらにお代わりといってしまったのです。

すると、「この子本当にお腹が
空いているんじゃないの?

と言われました。

家は貧乏でした。

そして私のせいで姉に恥ずかしい思いを
させてしまったのです。

それ以降、私がおままごとに
誘われることはなくなりました。

今思うと、ASD(自閉症・アスペルガー)
の想像力の欠如から、
空気がまったく読めていなかったのです。

他にも自分のASDの特性のせいで
家族に迷惑をかけていたと思います。

そして、小学生5~6年以降は、
姉弟の会話はなくなりました。

中学生以降は、家庭崩壊しており、
家族の会話すらなくなりました。

発達障害の親が子どもを持つべきでない
理由は、親子ともに発達障害だと
二重苦になるからです。

親が発達障害だと特性によって
子育てが上手くいかないことが多いです。

また、発達障害の子供は、生涯にわたって
理解・サポートが必要です。

親が発達障害だと子供も、
辛い思いをします。

話が通じず、どう接していいのか
わからないのです。

子どもは親の背中を見て育ちます。
親が発達障害だと、
子どもに多大な悪影響を及ぼすのです。

親子が発達障害の場合、子育ての困難、
家族間の不和がどうしても
引き起こされてしまうのです。

私の家の場合は、父がASD、私もASD
母はADHDの傾向が多少あるとは
思いますが、姉達は定型発達でした。

しかし、片親や子どもが発達障害
なだけでも家庭は崩壊してしまいます。

どうしても対処が難しく、
困難な状況に追い込まれるのです。

病院で治すことはできず、
解決することは難しいです。

そのため、なるべく接しないように
するしか対策がないのです。

相手をするだけで精神を疲弊させて
しまう存在が、発達障害なのです。

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発達障害の親が子供を作ってもよい条件

発達障害の人が子どもを作ってよい
条件はいくつかあります。

両親のIQが高い
お金持ち
子育てに自信がある

この3つが子どもに発達障害が
遺伝しても良い条件です。

両親のIQが高い

親のIQの値は子どもに遺伝します。

IQが高い親からは、頭の良い子供。
IQが低い親からは、頭の悪い子供が
生まれるのです。

IQとは物事の理解力や気づき、
問題解決に向けての思考力、
人生の選択の成否など、
様々な影響をもたらします。

現代社会において、
頭の良さ(IQの高さ)=収入=人生の成功
だと私は思っています。

頭が悪ければ、勉強ができず、
資格も取れない、貧乏=人生の失敗。
になります。

発達障害の場合、IQが高くても
社会に適応する力がなくて
会社では使えない人扱いされる
こともあります。

しかし、今では発達障害の理解も
進んできており、社会(会社)での
対応も進んできています。

また、発達障害の特性を極力抑える
ことで、IQの高さ(頭の良さ)を発揮
することもできます。

IQが高い人は自分で考えて、
行動し、進むべき最良の道を選択できる。

そしてそのための勉強がスムーズにでき
人生の成功の軌道にのれるのです。

親の発達障害が遺伝しても、
IQが高ければ人生で成功する確率は
高いのです。

もちろん、ある程度の理解やサポート
がなければ難しいとは思います。

逆にIQが低い親で子供も頭が悪い、
そして発達障害の特性があると
人生が終わっています。

全て私のことですが。

お金持ち

親が発達障害で子どもに遺伝したとしても、
裕福であれば問題は軽減されます。

子どもはもちろん発達障害の特性で
人生に苦労するでしょう。

しかし、お金があれば人生を
生き抜くことはできます。

発達障害の特性で勉強や仕事が
うまく行かなかったとしても、
問題ありません。

お金があれば無理に人付き合いをしなくて
済むし、働く必要もないからです。

ただ、発達障害の特性によって
人との交流や、人生での失敗は怒ります。

メンタルがボロボロになることを
避けるのは難しいでしょう。

子育てに自信がある

親の発達障害が子どもに遺伝しても、
育て方によって、
子供の人生は大きく変わります。

発達障害の特性に理解やサポートがある
学校や家庭で育ち、
自己肯定感が育まれた子供は、
将来的に成功している人が多いようです。

発達障害は、対人関係や勉強のできなさが
問題視されています。

しかし、さらに重要なのが二次障害です。

鬱や不登校、自尊心の低下、対人恐怖症、
依存症、反抗挑戦性障害など、
さまざまな二次的問題を、発達障害の
特性のよって引き起こされるのです。

親が子供の発達障害の特性を理解し、
成長を促せる子育てをできれば、
子供の人生を成功させる可能性は
高くなるのです。

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まとめ

発達障害の人が家庭を持って
子供を作ろうと考えている人は、
大抵IQが高い人です。

発達障害があってもしっかりと働き、
社会に適応しているからです。

そのような親元で育つ子どもは、
理解やサポートのある環境であることが多く、
人生が上手くいくことが多いです。

しかし、自分が発達障害だと気付かずに、
何も考えずに子供をたくさん作る
親もいます。

そのような家庭で育った子どもは、
理解・サポートを得られず、
家庭も崩壊してしまい、
ボロボロの人生を歩みます。

子供が不幸にならないためにも、
親が子供を作ろうとするときは、
自分が発達障害かどうか、
検査を義務づけるべきだとも思います。

発達障害として生まれた子供は、
人生で多大な苦難に出会ってしまい、
本当に不幸だからです。

また、親としても発達障害の子供を
育てていくのは、並々ならぬ苦労が
あります。

発達障害の特性は、親子ともに
苦しめる脳の機能異常なのです。

「発達障害の子供でも良い」
と思っている人に言いたいことが
1つあります。

発達障害の特性の理解とサポート、
そして絶対に見捨てないなどの、
親が子供の将来を導くこと」を
忘れないでほしいと思います。

発達障害の子供は特性により、
一人では何もできません。

普通の人ができることができない、
失敗してメンタルが崩壊します。

親や周囲の理解・サポートが
絶対に必須なのです。

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