1年くらい前からゲームや負荷のかかる作業をしていると、突然PCが再起動するようになっていました。
ただ、修理に出すほど不便を感じていなかったし「重いアプリを使わなければ問題はない」と見て見ぬふりをし続けていました。
しかし、ついに最近ちょっとしたことでも勝手にPCが再起動するようになってしまい、限界を感じて原因を調べていました。
ブルースクリーンにはならず、画面が真っ暗になったあと、そのまま再起動してしまう状態でした。
この症状は主に電源ユニットの故障が原因だと書かれていたので、PCの酷使による電源の劣化だと思っていました。
実際に、USB機器が反応しなくなったり、高負荷時に落ちたりすることもあり、電源トラブルの典型的な症状にも当てはまっていました。
PCのハードに関しては全くの無知なのですが、電源交換はさほど難しくはないらしいので、自分でやってみようと思いました。
しかし、私のPCはBTOで配線回りがよく見えず、コンパクトにまとめられていて素人が判断できる状態ではなかったのです。
そこで、思い切ってドスパラに修理を依頼することにしました。
その前に、買ったBTOショップに修理の依頼のメールを送ったのですが、3週間くらい経っても返信が来なかったので諦めました。
現在はすでに修理されて、パソコンも無事に戻ってきています。
今振り返ると、自分で電源交換をしなくて本当に良かったです。
危うく無駄な出費をするところでした。
今回は、パソコンの再起動問題に悩み、調べ、修理に出し、最終的に原因が判明するまでの体験を書いていきます。
同じような症状で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
ドスパラに修理依頼したら、予想外の問題だった
電源が原因だとほぼ確信していたので、新しい電源と作業料金で高額になることを覚悟していました。
修理を申し込んでからしばらくすると、パソコンはドスパラに到着し、詳細な診断が行われました。
数日後、診断結果のメールが届きました。
その内容を見て、想定外の問題がわかったのです。
診断結果によると、高負荷時に再起動する症状は再現できたそうです。
しかし、原因は電源ユニットの故障ではありませんでした。
実際の原因は、「ATX24ピン電源ケーブルが奥まで差し込まれていなかった」ということだったのです。

ATX24ピンというマザーボードに電力を供給する最も重要なケーブルが、完全に固定されていない状態だったとのこと。
この状態だと、高負荷時に電圧が不安定になり、突然再起動をするようになるそうです。
ドスパラでは、そのケーブルを正しく差し直したところ、症状は改善したとメールで書かれていました。
部品の交換は不要で、修理作業自体も特に行う必要はなかったそうです。
自分なりにPCの再起動問題をかなり調べたつもりでしたが、そのような症状は見つけられていませんでした。
また、PCのハードに関して全く無知だったため、自分では気づけませんでした。
絶対に電源が壊れているものだとばかり考えていたので、完全に想定外の結果でした。
もしあのまま自分で電源ユニットを交換していたら、無駄な出費になっただけでなく、作業の失敗や原因不明でさらに鬱になっていたと思います。
自己判断で作業しなくて本当に良かったと思います。
診断料や送料などはかかりましたが、高額なパーツ交換をせずに済んだのは、不幸中の幸いでした。
よくあるPCが勝手に再起動してしまう原因
今回の経験を通して、パソコンが勝手に再起動してしまう原因について、改めて調べ直してみました。
電源ユニットの劣化・故障
もっとも多く見かけた原因が、電源ユニットの劣化や故障です。
電源ユニットは、パソコン全体に電気を供給する重要な部品です。
長年使用していると、内部の部品が少しずつ劣化し、安定した電力を供給できなくなることがあるようです。
・高負荷時に突然落ちる
・ブラックアウトして再起動する
・USB機器が不安定になる
などの症状です。
私も最初は、このパターンだとばかり思っていました。
熱によるトラブル(熱暴走)
次に多いのが、熱によるトラブルです。
CPUやGPUは、負荷がかかるとかなり高温になります。
冷却がうまくできていないと、安全装置が働いて、自動的に電源が落ちたり再起動したりします。
・ホコリが溜まっている
・ファンが正常に回っていない
・グリスが劣化している
といった場合に起こりやすいようです。
長時間ゲームをしている方や、夏場に症状が出やすい方は、この可能性も高いのではないでしょうか。
メモリやマザーボードの不具合
メモリやマザーボードの不具合も、再起動の原因になることがあるようです。
メモリにエラーがあると、
・突然フリーズする
・再起動する
・アプリが落ちる
などの症状が出ることがあります。
マザーボードの経年劣化や初期不良によって、不安定になるケースもあるようです。
このあたりは、自分で判断するのがかなり難しい部分だと感じました。
電源ケーブル・配線の接触不良
今回の私のケースです。
電源ケーブルや各種配線が、しっかり接続されていないと、電力が不安定になる。
そして、高負荷時に突然再起動してしまうとのことです。
見た目ではちゃんと配線が刺さっているように見えても、実際には奥まで刺さっていない場合もあり、素人では気づけないようです。
今回私のPCの問題の原因は
私のパソコンはBTOショップで購入したものなので、組み立てはすでに完了した状態で届いています。
そのため、購入当初から少し接続が甘かった可能性もあるのではないかと思いました。
また、このBTOPCは約3年半前に購入したものです。
長期間使用していたこともあり、経年によるわずかなズレや劣化が起きていた可能性も考えられます。
あと、月に1回ほど、電動エアダスターを使ってパソコン内部の掃除をしていました。

ホコリ対策のつもりでやっていたのですが、風量がかなり強いので、もしかするとその影響でケーブルが少しずつズレていった可能性も少しだけあるかもしれないです。
さらに、毎日PCを酷使していたので、熱や何かの影響で、少しずつ接触が悪くなっていった可能性も考えられます。
実際に振り返ってみると、最初の頃はたまに再起動する程度でしたが、徐々に頻度が増えていきました。
最後の方は、軽い作業でも落ちるようになっていたので、今思えば相当危険な状態だったのだと思います。
もしこのまま使い続けていたら、別の部品にも悪影響が出ていた可能性も考えられるようです。
今回わかったことは、配線のわずかなズレでも、大きなトラブルが引き起こされるということです。
そして、この配線のつながり具合?が素人では判断ができないということ。
でも、身をもって体験したので今後は似たような問題が起こったら、配線回りに何か原因が隠れている、ということを疑ってみたいと思います。
まとめ
今回のパソコンの再起動問題を通して、痛い出費ですが良い経験になりました。
最初はネットで調べた情報を見て、「電源ユニットの故障に違いない」と思い込んでいました。
実際に症状もそれらしく、自分ではほぼ確信していました。
しかし、実際に修理に出してみると、原因はまさかの「電源ケーブルの差し込み不足」でした。
ほんのわずかなズレが、長期間にわたって大きなトラブルにつながっていたのです。
もしあのまま自己判断で電源交換をしていたら、電源購入と接続での失敗、上手くできたとしてもATX24ピンの差込のズレに気付かず、再起動問題に悩まされ続けていました。
そう考えると、専門業者に任せて本当によかったと思います。
最後に、ドスパラから届いた診断結果と、実際にかかった費用についてまとめておきます。
診断結果のメールには、主に次のような内容が書かれていました。
・高負荷時の再起動現象は再現できた
・ATX24ピン電源ケーブルの差し込み不足が原因
・正しく接続したところ症状は改善
・USB機器の不具合は再現せず
つまり、部品の故障ではなく、配線の接触不良が原因だったということです。
特にパーツ交換などは行われず、ケーブルの差し直しのみで改善したとのことでした。
*修理にかかった費用について
今回かかった費用は、以下の通りです。
・引取修理・通常プラン:3,300円
・梱包箱代:2,200円
・詳細診断料:5,980円
合計:11,480円(税込)
決して安い金額ではありませんが、もし電源ユニットを交換していたら、これ以上の出費になっていたと思います。
