学校や会社、普段すれ違う人の中で
姿勢が物凄く悪い人を見かけないでしょうか。

ご年配の方であれば、年齢の影響の為、
違和感はないと思います。

しかし、子ども~中年くらいまでの人が
前かがみで背中を丸めて歩いていると、
変な人や危ない人といった印象を
受けてしまいます。

お腹の調子が悪かったり、
腰の病気など、
何らかの理由で前かがみになってしまう
こともあると思います。

しかし、特別な理由がなく姿勢が悪い人は、
発達障害のASD(自閉症・アスペルガー)
の疑いがあります。

発達障害には、体のバランスの悪さや
脳の特性の影響から、姿勢が悪くなって
正しい姿勢を保持できない
特徴があるからです。

私自身も物心つく前から姿勢が物凄く悪く、
常に猫背でした。

発達障害によくある体のバランスの悪さが
原因です。

私の場合は、胴長短足で首が異常に長く、
顔も長いです。

そのため、普通の人ができる姿勢を、
私は意識していないとできません。

自然な姿勢保持が全くできず、
絶対に姿勢が崩れてしまうのです。

今こうして文章を書いていても、
酷い猫背状態です。

その影響で、お腹が二段腹になってしまい
物凄く恥ずかしいです。

特段太っているというわけではないです。

しかし、それでも姿勢の悪さの影響から
お腹に線ができてしまい、
恥ずかしすぎます。

これも病院へ行けない理由の1つです。

発達障害のASD(自閉症・アスペルガー)は、
脳の機能異常が原因です。

しかし、発達障害はASD、ADHD、LD
の症状、感覚過敏など多数の問題を
併発していることがあります。

そして、脳だけでなく身体的にも
普通の人とは違う構造で
生まれてきてしまうということです。

目が悪かったり、平衡感覚がおかしい、
私のように胴長短足、首が異常に長い、
顔が長い、がに又、
頭が大きい(後頭部が変)など。

発達障害は遺伝の影響をモロに受けます。

発達障害の親から遺伝する確率は高いのです。

親が発達障害でなくても、年齢が高い親から
生まれる子どもは、発達障害の子供が生まれる
リスクが高まります。

ダウン症や身体機能に異常がある
ケースもあります。

そのため、発達障害の人は、
体の構造が普通の人と違うことが多いのです。

さらに発達障害の特性の影響から
姿勢が悪くなってしまうのです。

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自閉症・アスペルガーの姿勢が保てない理由

自閉症・アスペルガーの人が猫背になって
まっすぐな姿勢を保てない理由は、
普通の人とは違う身体的構造と、
気持ちの問題があります。

発達障害の人は、生まれた時点で
脳の機能異常だけでなく、
身体的に普通の人とは違う状態に
なっていることがあります。

体のバランスの悪さ、骨の歪み、
体幹の悪さ、筋力の極端な弱さなど。

姿勢を保つことに必要な体の機能が
発達していなかったり、
劣っている状態になっているのです。

そのため、本人が無意識に猫背になって
しまっているのです。

親にいくら注意されても
治すことはできません。

意識すればその時だけ姿勢をピンっと
治すことはできるのですが、
常に意識することはできず、
猫背のままなのです。

背筋を伸ばして正しい姿勢を保とうとすると、
体が物凄く疲れるのです。

普段の楽な姿勢である猫背に
慣れてしまっている為、
背筋を伸ばす姿勢は、体力だけでなく
精神的にも疲れます。

発達障害の特性が影響で
姿勢が悪くなってしまい、
猫背を治すこともできません。

ASD(自閉症・アスペルガー)は、
マルチタスクが苦手です。

そのため、姿勢を保ちながら、
何か他のことをしてしまうと、
自然に姿勢が崩れてしまいます。

学校では、授業を聞きながら
姿勢に意識することはできません。

本を読んでいたり、食事中など、
正しい姿勢を保持しながら
何か作業をすることはできないのです。

また、ASD(自閉症・アスペルガー)は
脳内の神経伝達物質「セロトニン」が
不足しています。

セロトニンは背筋を伸ばし、
維持する作用の抗重力筋があるのです。

ASDはセロトニンの異常によって
重力や引力に逆らう力が弱く、
普段から背筋を上手く保つことが
苦手なのです。

ADHDの集中力の無さによって、
姿勢を保つことも苦手です。

多動性の影響で常に
頭の中が思考で溢れている為、
身体的な問題で元から姿勢が悪いと、
意識し続けて姿勢を正すことは
難しいのです。

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まとめ

発達障害のASD(自閉症・アスペルガー)は、
先天的に体のバランスがおかしかったり、
特性の影響で姿勢を保つことが
非常に苦手です。

意思が相当強く、絶対に姿勢を正すという
気持ちを持ち続けらえる人以外は、
治すことが難しいと思います。

私も、ふと姿勢を治そうと思って
頑張っても、いつのまにか
猫背になってしまいます。

常に意識し続けない限り、
普通の人(健常者)のように
姿勢を保つことができないのです。

姿勢の悪さによって、長時間
普通に椅子に座ることも苦手です。

足を組んだり、片方の足だけ
曲げた状態になってしまいます。

体のバランスの悪さからか、
常に同じ姿勢を保つことができません。

何かに集中している時であれば、
楽な姿勢である猫背でも長時間
座っていられます。

しかし、こうして文章を書いていると
集中できていないため、
常に足を曲げたり、組んだり、
落ち着きがないです。

姿勢も物凄く悪いです。

姿勢の悪さから骨盤もかなり歪んでいると
思います。

たまに、腰に張りで刺したような痛みが
あります。

姿勢の悪さから胃や腸などの内臓機能に
悪影響があるとも思います。

胃の位置が悪くなって消化に影響したり、
腸がねじれて腸閉塞になったり。

私は、胃の調子が悪くて
毎日胃薬を飲んでいます。

便秘のときには腸の辺りが
耐えられないほどの痛みが発生します。

姿勢の悪さは、他の体の機能を悪化させる
原因にもなってしまうのです。

そして、姿勢が悪いのは
非常に恥ずかしいです。

他人から見れば、怪しい人という
印象を受けてしまいますし、
見苦しいようにも見えます。

姿勢が悪いとネガティブな印象を
相手に与えてしまうのです。

しかし発達障害の人は、
先天的に姿勢が悪くなってしまうので
どうしようもありません。

せめて、人前では背筋を伸ばすことに
意識を向け続けることでしか、
正しい姿勢を保持し続けることは
できないのです。

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