8年以上通い続けている大学病院の心の心療内科の担当医が新しく変わりました。
これで3度目です。

最初の人は5~6年くらい、次の人が2~3年くらいでした。
どちらの方も別の病院へ移るとのことでした。

最初に担当してくれた人が一番、親身になってくれたというか、感じが良かったので、変わってしまった時は物凄くショックでした。

2番目の担当医の方は、なんというか良い人なのですが、自分には合っていないと感じていました。
それでも、普通に接してくれていたし、特に問題はありませんでした。

そして、今日、新しく変わった担当医の人と初対面をしてきました。

第一印象として、若い人だったので「終わったな」と思いました。
年齢的には多分20代後半から30台前半でしょうか。

私は40代半ばであり、さらに22年以上の長期ひきこもり、そして発達障害ASD、その他もろもろの問題を抱えています。

明らかに見下される存在であり、さらに若い人ということもあり、「軽蔑されているんだろうな」と感じました。

実際、私とコミュニケーションを取りずらそうな雰囲気でした。

とりあえず、私はASD(アスペルガー)のコミュニケーションの欠如や思ったことをそのまま言ってしまう想像力の欠如などがあるので、前もってシュミレートしておきました。

聞かれる質問はたぶん「睡眠問題」、「外出の有無」、私生活などだと思っていました。
なので、ありのままを伝えようと考えていました。

今回の初対談では、まず「前の担当医から聞いています」と言われました。
そして、昼夜逆転の生活の状況、そして外出の頻度について聞かれました。

就寝と起床時間を適当に答えて、外出もほとんどしていないと答えました。

「今週は外に出ました?」と聞かれたので、出ていないですと答えました。
実際には、前回の2カ月前に心療内科に外出して以来、1度しか外に出ていません。

とりあえず、私は毎回気を使って診察時間を2~3分以内に終わらせています。

なので今回、初めての担当医の方だったのですが、特に話すことも無く、鬱や精神安定剤のお薬を処方してもらうだけで終わりました。

一応、言いたいことはありました。
「重度のASDであること」を認識してもらいたかったのですが、言えずじまいでした。

聴覚過敏、社会性の無さ、集団が苦手、コミュ力の無さ、そして「初めての事」が物凄く苦手だということ。

今回、初めての新しい担当医ということで、物凄く緊張しました。
インデラルやデパスを飲んで行ったのですが、それでも動悸や緊張が収まらず、汗だくになっていました。

事務的な会話に終始していたので、どのような人なのか全く分かりませんが、とりあえず今後が物凄く不安です。

そして、何でこんなに新しい人が苦手で、異常に他人に気を使ってしまうのか。

それは、発達障害のASD(アスペルガー)の変化に対する適応力が低いというものありますが、それ以上に「自己肯定感の異常な欠如」が考えられます。

22年以上の長期ひきこもりの影響から、自分が最底辺以下の人物であることを認識しているので、他人に対して申し訳ないと思ってしまうのです。

たぶん、私が通っている大学病院の心の心療内科の中でも、最底辺だし、一番ゴミでどうしようもない人物だと思われていると感じます。

その様な人物が、新しい担当医に何か相談できる立場だと思いますか?

最底辺の人物だと自覚しているので、時間を取らせてしまうことが申し訳ないし、他にも待合室で待っている人が大勢います。

なので、何か相談や言いたいことがあっても、私は言えません。
とりあえず、お薬の処方と次回の予約日の確認といった必須事項以外のコミュニケーションは取らないように毎回、心がけています。

このような状況の中で、自分の感じている不安や孤立感をどのように乗り越えていけばいいのか、正直なところ分からない時が多いです。しかし、これらの感情を抱えながらも、何とか前に進むしかないというのが現実です。

とりあえず、新しい担当医の方と今後どうなるのかが不安です。
性格もわからないし、触れ合い方の傾向も全く分からないので、どうコミュニケーションを取ったらいいのかわからない。

私はASD(アスペルガー)の影響から、思ったことをそのまま言ってしまい、人から嫌われたり、避けられる、イジメられるなどの経験をし続けました。
なので、新しい担当医の方にも不適切なことを言ってしまい、怒らせたり、呆れられる恐れがあり、無難な受け答えしかできません。

心療内科ですので、その道のプロだとは思いますが、本質は「人」です。
好き嫌いもあるし、業務的な対応をしようとしても、「嫌い」の枠に当てはまれば、その関係はやはり冷たいものになりかねません。
しかし、そのような恐怖心を持ちながらも、心療内科へは通い続けるしかありません。

薬も処方してもらいたいし、手帳や年金の手続きの書類も書いて貰いたいからです。
前の担当医の2人の方は、快く書類を書いてくれていました。

しかし、今回若い人ということで、難色を示されてしまう恐れがあります。
その可能性は低いと思われますが、それでも感情面で「理解されないかもしれない」という不安は常に頭の片隅にあります。

特に、長期間のひきこもりや発達障害といった、見えにくい問題を抱えていると、他人に伝えることの難しさを痛感します。
私の状況を新しい担当医がどの程度理解してくれるのか、その点が今後の大きな不安材料です。

とりあえず、また2か月後に心療内科へ行きますので、その結果をご報告したいと思います。

このブログを通じて、私の経験が同じような悩みを抱える誰かの助けになれば幸いです。
そして、私たち一人一人が抱える問題に対して、もっと優しく、もっと理解し合える社会になることを願っています。

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