長期ひきこもりの人のほとんどは、収入が無く、辛い毎日を過ごしていると思います。
私も20年以上の真性・末期の長期ひきこもりですが、障害年金を受給するまでほぼ無収入でした。

長期ひきこもりは家から出られず、外で働けないのでお金を得る手段が限られてしまいます。
出来ることと言えば、内職やPCを使った在宅ワークくらいしかありません。
それも、例の流行り病の影響で、競争が激化しています。
さらに、景気の悪化も加わり、在宅での仕事自体が少なくなり、賃金も低下しました。
円安も追い打ちをかけています。

長期の引きこもりの人が、何とか家でお金を稼ごうと考えても、本当に世の中が厳しくなってしまいました。

しかし、長期のひきこもりの人は、障害年金を受給することができる可能性はあります。
私は発達障害ですが、引きこもりの影響による問題が障害年金の可否の判定が強かったと思います。

個人的な見解としては、長期のひきこもりの人は、障害年金の受給の可能性が高いと思います。
もちろんその人の症状次第ですが。
また、障害年金を申請するのもめんどくさい手続きや考えなければならないことがあります。

私は発達障害であり、さらに全IQ70以下の軽度知的障害なので、社労士の方に依頼してほとんどやってもらいました。
ただ、成功報酬や依頼料などがかかってしまいます。
頭の良い人であれば自分で調べてできると思います。

今回は、長期ひきこもりの人が障害年金を受給できるのか、について書いていきたいと思います。

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長期ひきこもりの人が障害年金を受給することは可能なのでしょうか。難しい?

長期ひきこもりということは、絶対に精神に何かしらの問題を抱えていると思います。
その精神疾患と、現在の生活状況が障害年金の可否にかかっています。

長期ひきこもりは障害年金の受給が可能?

個人的には、長期ひきこもりの60~80%くらいの確率で受給は可能だと思っています。
家から出られない、食べる・寝る以外は何も出来ない等の末期的。
全て親や身内の人にしてもらってる状態です。
また、その状態が何年も続いており、今現在もそうである必要があります。

さらに精神科や心療内科での診察で精神疾患が認められていれば、問題は無いと思います。

長期ひきこもりは障害年金の認定は難しい?

逆に長期ひきこもりの人が障害年金の申請・受給が難しいこともあります。
これは、障害年金の審査基準に達していないからです。
障害の程度や日常生活への影響を総合的に判断されます。
その境界が曖昧な状態だと審査が難しくなるのです。
また、書類の手続きも複雑です。

具体的な問題点をあげていきます。

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障害の程度や日常生活への影響が審査されるが、ひきこもりの場合は客観的に判断しにくい

引きこもりによって引き起こされる「障害の原因となる精神疾患の症状」が、個人差が大きいことが多いです。
例えば、うつ病や社会不安障害などの精神疾患を持っている方は、気分や状況によって、症状が悪化したり改善したりすることがあります。

また、引きこもりの人が家でどれだけ活動できるのか明確でないと判断基準が難しくなります。
ほとんど日常の全てを家族の人にしてもらっているのであれば問題はありません。
でも、自分で料理を作って食べられたり、お風呂に入れる、何かの手続きを一人でできれば、判定は難しくなります。

障害の程度や日常生活への影響を客観的に判断しにくくなるのが、長期ひきこもりの障害年金の認定が難しい点です。

障害の原因となった病気やけがの初診日や障害認定日が特定しにくい

次に長期ひきこもりの人が障害年金の申請・受給に難しいのが書類の手続きです。
障害年金の申請には過去の状態や現在の状況を説明しなければなりません。
長期ひきこもりになった原因や過去の自分のことを書く必要があります。

そして、長期ひきこもりだと「障害になった日にちが断定しにくい」という問題です。

障害年金を受給するには、障害の原因となった病気やけがの初診日や障害認定日が重要です。
初診日は、障害年金の種類を決める日で、障害認定日は、障害年金の受給を決める日です。

しかし、ひきこもりの場合は、障害の原因となる精神疾患の発症や悪化が、徐々に起こったり、気づかなかったりすることが多いです。
また、ひきこもりの場合は、医療機関に行くのが困難だったり、診断や治療を受けなかったりすることが多いのです。
これらのことから、ひきこもりの場合は、障害の原因となった病気やけがの初診日や障害認定日が特定しにくいのです。
そのため、障害年金の申請や審査が不利になったり、難しくなるのです。

私も社労士の方に「初診日を明確にしてください」と口を酸っぱくして言われた記憶があります。
物凄く大切な事だと言われていました。

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年金制度への加入状況や保険料納付状況が不明確な場合が多い

障害年金を申請するのに最も重要なのが、年金を支払い続けていたり、免除申請をしっかりとしているかどうかです。
私の場合は、会社を4カ月で退職するまでは年金を支払っていました。
それ以降の20年以上引きこもり状態においては、免除申請をしていました。
(厳密には親がしてくれていました)

障害年金を受給するには、年金制度への加入状況や保険料納付状況がしっかりしている必要があります。
しかし、長期ひきこもりの人は、年金制度への加入や脱退の手続きを行っていない可能性もあります。

障害年金を申請できるかどうかは、初診日時点の保険料納付状況によって異なります。
初診日とは、障害の原因となった病気やけがの診断を受けた日のことです。
初診日の前日において、初診日の属する月の前々月までの公的年金制度に加入すべき全期間のうち、その3分の2以上の期間が保険料納付済か保険料免除済であれば、障害年金を申請できます。

長期ひきこもりの人がまずしなければならないのが、精神科や心療内科へ行って、障害の有無を調べてもらうことです。
障害年金の申請には、医師の診断書が必要となるからです。
その最初に受診した機関が初診日となります。
年金の免除申請をしていなかった場合でも、初診日時点で保険料納付済期間が3分の2以上あれば、障害年金を申請できます。

私も、年金の加入状況も社労士の方に絶対に必須なので調べてくださいと言われていました。
これがちゃんとできていないと、申請自体が出来ないからです。

申請書類の記入や提出に必要な医師の診断書や本人確認書類などを用意するのが難しい

障害年金の申請をするには、市役所や年金事務所などに申請書類を貰いに言ったり、手続きが必要となります。
長期ひきこもりの人は、対人恐怖症や社交不安症などで外出が難しいと思います。
上手くコミュニケーションも取りずらいですし、ストレスも溜まってしまいます。
また、かなりめんどくさいので、一人で調べて記載するのが本当に難しいです。

無料で障害年金の申請のサポートをしてくれる機関もありますが、あまり親身ではないと思います。
ただ、一人でやるよりかは断然効率が違いますし、わからないところも相談することは可能です。

個人的には、親や家族に手伝ってもらった方が絶対に良いです。
そもそも一人で障害年金の手続きをできるのであれば、それはある程度日常生活において困難な状況とは言えないと思うからです。

また、難しいのが診断書を書いてもらう医師の診断基準だと思います。
医師次第で、どのように診断書が書かれるのか変わってくるからです。

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ひきこもりの原因となる精神疾患の病名と障害認定基準

長期ひきこもりの人が障害年金を受給する上で、原因となる精神疾患の病名と障害認定基準について考えていきたいと思います。

長期の真性・末期の引きこもりは、絶対に何かしらの精神障害を抱えています。
引きこもりになってから精神障害を抱えてしまうこともあるし、元から精神障害があるのを気づかずにリアルで問題になって引きこもりになるパターンもあります。

どちらにしても、長期の引きこもりになると言うことは、精神障害を抱えている可能性が非常に高いと言うことです。
では、具体的に長期ひきこもりの人は、どのような精神障害を抱えていると考えられるのでしょうか。

統合失調症

幻覚や妄想などの精神症状があり、日常生活や社会生活に大きな支障がある場合、障害等級1級または2級と認定される可能性があります。
障害等級1級とは、日常生活において自立が困難であり、常時介護が必要な状態を指します。
障害等級2級とは、日常生活において自立が困難であり、一部の介護が必要な状態を指します。

双極性障害

躁状態と鬱状態が交互に現れる精神疾患で、
日常生活や社会生活に大きな支障がある場合、障害等級1級または2級と認定される可能性があります。

うつ病

気分が落ち込み、意欲や集中力が低下する精神疾患で、日常生活や社会生活に大きな支障がある場合、障害等級2級または3級と認定される可能性があります。
障害等級3級とは、日常生活において自立は可能であるが、社会生活において一部の支援が必要な状態を指します。

強迫性障害

不合理な思考や行動を繰り返す精神疾患で、日常生活や社会生活に大きな支障がある場合、障害等級2級または3級と認定される可能性があります。

パニック障害

突然の強い不安や恐怖に襲われる精神疾患で、日常生活や社会生活に大きな支障がある場合、障害等級2級または3級と認定される可能性があります。

パーソナリティ障害

人との関係や自己の感情や行動に問題がある精神疾患で、日常生活や社会生活に大きな支障がある場合、障害等級2級または3級と認定される可能性があります。

社交不安症

社交不安症は神経症の一種とされているので、残念ながら障害年金の対象にはならないようです。
神経症は一般的には「軽い」とみられており、本人次第で治療が可能だそうだからです。

しかし、社交不安症によって長期ひきこもりの原因となっている場合は別です。
社交不安症によって、上記の鬱病や統合失調症などを併発していれば問題はありません。

また、社交不安症が自分自身で改善することが出来ず、日常生活に多大な支障をきたしており、長期間その状態が続いている場合です。
長期ひきこもりの場合は、その状態ですので診断書に「精神病の病態を示している」と医師に記載してもらう必要があります。

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まとめ

この記事では、長期ひきこもりの人が障害年金を受給できる可能性や条件、申請の方法や難しさについてお伝えしてきました。

私は20年以上の真性・末期の長期ひきこもりで、発達障害や軽度知的障害もありますが、障害年金を受給することができました。
長期ひきこもりの人は、精神疾患や生活困難などの問題を抱えており、お金を稼ぐのが難しいと思います。
しかし、障害年金は、そんな人たちにとって、少しでも生活を楽にするための制度です。

長期ひきこもりだと、障害年金は2級の成否が基準だと思います。
しかし、障害年金2級でも年間で78万円程度です。
月に6.5万円程度です。
引きこもりなのでお金を使うことはほとんど無いと思います。
ですが、親や家族の支援なしでは生活が出来ない数値だと思います。
現実的に考えて、今度どうにかしないといけない、難しい問題を考えなければならないのです。

実際に長期ひきこもりの人が障害年金を申請しようと行動するとなると、とても難しいと思います。
申請書類が多数あるし、その他の必要書類も自分で集める必要があります。
また、書類に記載する内容も、しっかりと考えて現状を説明する必要があります。

一人で考えずに、親や家族、そして無料でもいいので社労士に相談してみることをお勧めします。
私も何も知らない人よりは、多少は障害年金について知っています。
コメントで質問等をしてくれれば自分のわかる範囲でお答え致します。

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