
やってしまった。
勝手な自己判断で抗うつ剤のお薬(セルトラリン)を止めてみてしまいました。
結果、離脱症状っぽいのが出て苦しんでいます。
本当にバカだと思う。
私はいつも、思いついた事をそのまま実行してしまう。
発達障害ASDの謎の衝動性。
衝動性はADHDの症状だと思っている人も多いと思いますが、ASDにもあります。
ただ、脳内の思考が違うだけです。
ADHDは「やりたい・我慢できない」が動機になるのに対して、ASDは「即断行動」は、突如思い浮かんだことが、そのまま現実になるようなものです。
私は大体、「思い立ったが吉日」的な行動をとってしまいます。
ただ単に脳内であらゆる可能性や分岐、帰結が考えられず、いつも空虚だからです。
そして今回突然、「鬱の薬を止めてみよう!」と思ってしまい、断薬したのです。
抗うつ剤を勝手にやめた結果・・・
抗うつ剤のセルトラリンを飲むのをやめてから3日が経ちました。
そして今日、離脱症状のような副作用が出てしまい、心と脳が苦しいです。
具体的には、不安感が急激に強まりました。
「抗うつ剤を勝手にやめたらどうなるんだろう?」と不安になり、ネット検索をしてみたところ、「絶対に自己判断でやめてはいけない」という記事がたくさん出てきて…。
そして心配になってしまい、パニック障害の一歩手前の状態になってしまいました。
パニック障害は本当にヤバいです。
呼吸が浅くなり、脈拍も無くなった感覚になり、「これから死ぬんじゃないか」という恐怖が襲ってきます。
動悸が止まらず、思考がおかしくなる。
本当に辛いです。
とっさにインデラルやデパスを飲んだので落ち着きましたが、パニック障害の症状がモロに出ていると、精神安定剤はほぼ効かなくなります。
パニック障害だけは二度となりたくない。
そして、睡眠障害の悪化。
私は睡眠障害を常に抱えていますが、さらに悪化してしまいました。
離脱症状で睡眠障害がさらに悪化
今回の断薬によって、私がもともと抱えていた睡眠障害がさらに悪化してしまいました。
まず、なかなか眠れない。
いつもそうですが、さらに眠れなくなった。
そして、30~1時間おきに目が覚める。
いつもは1~2時間おきくらいに目が覚めてしまうのですが、さらに早まりました。
夢(それも悪夢寄り)を見る頻度も明らかに増えました。
目が覚めたときに夢の内容を覚えていることが多く、内容もネガティブなものばかり。
なぜこんな夢ばかり見るのかはわかりませんが、これも断薬による離脱症状の一部かもしれないです。
最後に、布団から出られなくなったことが一番、悪化したことです。
いつもは目が覚めると、5~10分くらいで起きれるのですが、昨日、今日と3時間くらいずっと布団から出られませんでした。
気合を入れて出ようとすれば多分布団から出られたとは思います。
しかし、何故かずっとごろごろしてしまう。
例えるなら、、「冬の朝に布団から出たくない気持ち」に似ているのですが、もっと重たくて、生きる気力そのものが薄れているような感覚でした。
おそらく、離脱症状によってやる気やエネルギーが極端に低下していたのだと思います。
たった3日飲まなかっただけで、ここまで辛くなるとは…
たかが鬱の薬を3日間、自己判断で飲まなかっただけです。
それなのに、これほど心身に負担がかかるとは、想像すらしていませんでした。
「少し様子を見ようかな」「もう効いてないかも」という軽い気持ちが、まさかここまでの地獄につながるとは…。
自分の甘さと無知を思い知らされる体験となりました。
抗うつ剤の飲み忘れ|1日忘れても大丈夫?と思っていたけれど…
鬱の薬を飲み忘れることはたまにあります。
それでも私は1日だけだったので、特に影響はありませんでした。
一般的に、抗うつ剤は1日くらい飲み忘れた程度では、そこまで大きな副作用や離脱症状が出ることは少ないとされています。
私自身も、これまでに何度かうっかり飲み忘れたことがありましたが、その都度「まぁ大丈夫か」と軽く考えて過ごしてしまっていました。
実際、その程度の飲み忘れで強い体調の変化を感じることはほとんどないです。
「ちょっと気分が重いかな?」程度でしょうか。
しかし今回は、三日意図的に飲まなかったことにより、恐ろしい離脱症状が出てしまいました。
でも、まだ三日なので大した副作用では無かったのではないかとも思います。
もし1週間くらい飲まなかったらどうなるのだろう。
かなり怖いです。
抗うつ剤を止めるタイミングっていつなんだろう?

※この画像は私が医師の処方に従って服用している薬の説明書です。薬は個人によって合う・合わないがあるので、同じ症状でも自己判断で服用せず、必ず医師に相談してください。
私はいきなり思いついて、鬱のお薬を飲むのを止めてみました。
しかし、ただ単に思いついただけでなく、一応動機はあります。
もう長期間飲んでいるので、なんとなく効果が無いような気がしていましたし、止めてもいいかな?的な軽んじた思考からです。
実際、抗うつ剤を止めるタイミングは、「絶対に医師に相談すること」だそうです。
確かに、今回たかだか3日飲まなかっただけで、これほど苦しむとは思ってもみませんでした。
勝手な自己判断を行ってしまうのは危険すぎます。
また、抗うつ剤を自己判断で中断してしまうと、心身に強い反動が現れるだけでなく、再び服用を始める際にも、治療効果を安定させるまでに時間がかかってしまうようです。
そして、飲むのを再開しようとしても、これまで積み上げてきた回復のプロセスが無駄になる可能性すらあるとのこと。
特に抗うつ剤は、効果がじわじわと現れるタイプの薬です。
再開してもすぐには効いてこないため、もとの状態に戻るまでにまた何週間も苦しい時間を過ごさなければならない。
いろいろ調べてみてわかってたのは、うつ病というのは本当に奥が深く、そして複雑な病気だということ。
体調が良くなったからといって、必ずしも「もう薬はいらない」というわけではないのです。
で、結局のところ――抗うつ剤をやめるタイミングって、いつ? どうやって?なんだろう。
それは人それぞれ違うようです。一つだけ共通している大事な答えは、「自分一人で決めるべきではない」ということ。
医師と相談し、自分の状態を考えながら、少しずつ調整していく。それが、後悔のない「抗うつ剤を止めるタイミング」の唯一の道だと今は思います。
まとめ:薬をやめたい気持ちと、向き合い方
今、三日ぶりにセルトラリンを飲んでいますが、1時間くらい経過して、ちょっとした頭痛が出ています。あとちょっと気持ち悪い・・。
これは、服用を始めた頃にも感じていた症状に少し似ている気がしますが、今のところは軽いもので済んでいます。
正直、今でもうつ病のお薬を止めたい欲求があります。
なんというか、試しにADHDのお薬(ストラテラ)を飲んた時のような違和感や、化学物質をずっと体内に取り込んでいる不安があります。
鬱のお薬ってずっと飲み続けていいものなのだろうか。
薬に頼らない生活を送りたい。
「本来の自分でやっていきたい」、と思う気持ちは自然な感情だと思います。
しかし今回の断薬の副作用は辛かった。
ちょっと考え込んだり、不安を感じると、それが増大されている。
そこから、少しでも油断するとパニック障害が発動する怖さがある。
一体、私はどうやって鬱の薬を飲むのを止めることができるのだろうか。
とりあえず、6月半ばに3カ月ぶりに心の心療内科へ行くので、相談してみたいと思う。