毎日、引きこもりや発達障害のニュースを
検索していると、稀に出てくる
就職氷河期世代」の記事。

5chでは記事が紹介されてから16時間位で
4スレッド目となっていました。

就職氷河期世代で苦労して
不満を溜めている人や、
煽っている人など、
未だに話題になったり、
議論の対象となっていました。

今回の記事では、7040問題に焦点が
あてられています。

7040問題とは、1993~2005年の
就職氷河期世代が就職できずに
無職・引きこもり状態になり、
現在40代、親も70代で
人生終了直前の状態を示します。

私自身も就職氷河期世代(2001年)
であり、15年以上引きこもっています。

40代になってしまい、親も70代半ばです。

まさに7040問題の当事者なのです。

Sponsored Link

就職氷河期の当時の様子

私は2002年卒業ですが、
就職活動は1年前くらいから
始めていました。

合同企業面接に何度も顔を出したり、
リクナビなどのネット情報を駆使
していた記憶があります。

しかし、何十社と受けても採用通知が
くることはありませんでした。

当時、自分が就職氷河期世代ということ
自体気づいていなかったのです。

また、偏差値40~42くらいの
Fランク大学であったこと、
1年間無職期間
(専門学校を二日で辞めて)と
1年間浪人で、普通の人より2歳年上
だったことも凄く影響していました。

そして30代後半になって判明した
広汎性発達障害と全IQ67という
酷い劣等脳もありました。

そのため、最終面接にたどり着くどころか、
3~5歩前くらいの知能検査で
95%以上落ちていたのです。

仮に私が就職氷河期世代ではなく、
今現在(2018)の大卒就職率98%に
就職活動をしても
かなりの難易度だと思います。

当時は超買い手市場であり、
企業が優秀な学生をさらに厳選して
選び放題の立場でした。

そして採用される人数も、
国が絞っていた政策をしていたこともあり、
ごく一部の優秀な人や、運の良い人、
コネのある人しかまともな企業に
就職できなかったのです。

小中企業でも、3ケタ単位の就活生の中から
採用は1ケタくらいでした。

ブラック企業やピンハネやり放題の
派遣企業がはびこっており、
経営者側の立場からすれば、
儲けるチャンスだったのだと思います。

日本ではみんなと同じ、普通であることを
求められる詰め込み教育をしてきました。

そのため、就職を考える人が大多数であり、
自分で起業したり、何か別のことをする、
という考えが浮かばないのです。

Sponsored Link

就職氷河期世代の7040問題とは?

就職氷河期と呼ばれる
1993~2005年代の人が
就職できずに、無職・引きこもりに
なり、親子ともに高齢になって
絶望的な状況を示します。

収入がないため、親の資産や年金を
頼りに生活しています。

就職氷河期の影響で、
さまざまな二次的問題を抱えてしまい、
働くことも困難です。

そのため未来もなく、
救いのない状態す。

親子ともに共倒れ間近が
問題視されているのです。

私も7040問題の当事者です。

就職氷河期の影響もありますが、
広汎性発達障害であり、
経度知的障害のIQが原因であると
感じます。

アルバイトをしても致命的な失敗を
してしまったり、
人に嫌われてしまい、
辞めるはめになるなど。

今更、人生が上手くいかなかった原因が
わかったところで遅すぎるのです。

7040問題を抱えている人は、
就職氷河期の影響以外に
本人が何かしらの問題を抱えてしまって
いる可能性が高いです。

普通の人であれば、
就職が困難でも、派遣で働いたり、
何かしらの自分の道を探しています。

しかし、発達障害や身体的問題、
鬱などの精神異常を抱えていたりすると、
普通から外れてしまい、
働くことができないのです。

そのため、7040問題と呼ばれる
無職・引きこもりの状態に
なってしまうのです。

就職氷河期世代は自己責任なのか?

私自身はバカなので、
就職氷河期世代ということ自体
気づかなかったですし、
育ってきた環境の影響で、
自己責任は物凄く強いです。

広汎性発達障害と全IQ67という
劣等脳から引き起こされる
人生の選択ミス」が多大にあったと
思うからです。

9割以上は自分が悪いと思っています。

私たちの世代は、自己責任が
強い人が多いと言われています。

その為、ほとんどの人が「しょうがない
時代が悪かった」と感じて、
人のせいにはしていないと思います。

就職氷河期の原因は、アジア金融危機や
ITバブル崩壊などです。
政府の対策も難しかったのかも
知れません。

新就職氷河期である
2010~2013年も
リーマンショックや震災などの
影響で、就職難の時代がありました。

国や政府の対策にも問題がありますが、
世界情勢の影響で不景気になって
しまうのは、仕方がないのです。

自己責任というか、
時代の流れで仕方がない、運が悪かった
と割り切るしかないのです。

Sponsored Link

まとめ

就職氷河期で無職・引きこもりに
なってしまうのは、自己責任でもあり、
国・政府の政策の問題、時代の運の悪さ
でもあるです。

人よにって自己責任にもなりますし、
環境の影響もあるので
一概にはいえません。

私の場合は、広汎性発達障害であり、
全IQ67という先天性の劣等脳の
影響で、無職・引きこもりになりました。

そのため、自己責任もあるのですが、
遺伝による脳の機能異常のため、
親を恨んでいたりします。

結局、就職氷河期であったとしても、
頭が良い(IQが高い)人や、
お金持ち(コネがある)人や、
運の良い人は、就職して普通の生活を
している人もいるのです。

しかし、そのような人は少数派なのです。

就職氷河期の影響で、少子高齢化、
働き手不足などが起きています。

政府は就職氷河期世代を
放置されてきましたが、
今更でもいいので、何か対策を
してくれても良いのではないかと思います。

Sponsored Link