発達障害のアスペルガー(ASD)の私は、子供の頃から異常に姿勢が悪かったです。
物心ついたころから、常に母親に猫背を注意されていた記憶があります。

普通に座っていても、どうしても姿勢が保てないのです。
自然と背中が丸まってしまっています。
大人になった今でも、背筋を伸ばすことが、意識していないとできません。
無意識化では常に、猫背状態となってしまっています。

その理由が、発達障害について調べていくうちに、原因が今更わかりました。

発達障害の脳の凹凸や未発達は、想像力の欠如や衝動・多動性などの思考だけでなく、体の機能すらバグってしまう酷い障害だということです。

今回は発達障害と身体のぐにゃぐにゃ問題についてお伝えしていきます。

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発達障害の人の体の機能問題について

発達障害の人は、運動能力や身体機能に関しては健常者の人とあまり変わらない人もいます。
発達障害のアスペルガー(ASD)の私も、ただ単に走ることだったり、簡単な動作の運動に対しては人並みにはできていました。
しかし、ボールを使った球技や頭を使うスポーツは本当に苦手です。
変になって笑われていたり、呆れられていることがありました。

発達障害の人は、空間認識能力が低かったり、バランス感覚がずれている「発達性協調運動障害(DCD)」があります。
このDCDの一種に、体のぐにゃぐにゃが関係していると言われています。

体のぐにゃぐにゃとは、体が思うように動かないことや、体の力の入れ具合がうまく調節できないことを表す言葉です。
体のぐにゃぐにゃは、発達障害の中でも特に見逃されやすい症状です。

なぜなら、体のぐにゃぐにゃは、運動神経が悪いだけだと思われたり、成長すれば治ると期待されたりするからです。
しかし、体のぐにゃぐにゃは、適切な支援や治療がなければ、大人になっても改善されないことが多いのです。

私も体のぐにゃぐにゃ問題が大人になっても治らず、背筋がずっと曲がったままです。
最近は、腹筋をするだけで腰が痛くなってきました・・・。

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体のぐにゃぐにゃの子どもの症状チェックリスト

体のぐにゃぐにゃの子どもは、以下のような症状が見られることがあります。
もちろん、これらの症状があるからといって、必ずしも発達障害とは限りません。
あくまで参考程度でお願いします。

・赤ちゃんの頃から、寝返りやハイハイ、つかまり立ちなどの発達が遅かった

・歩き方がぎこちなく、よくつまずいたり転んだりする

・階段の上り下りが苦手で、手すりにつかまったり、一段ずつしか動けない

・自転車に乗るのができないか、とても苦手である

・ボールを投げたりキャッチしたりするのが苦手で、避けるようにする

・紐を結んだり、ボタンをかけたり、ファスナーを上げ下げしたりするのが苦手で、時間がかかる

・絵を描くのが苦手で、線がぐにゃぐにゃになったり、色をはみ出したりする

・字を書くのが苦手で、字が汚かったり、大きさや間隔が揃わなかったりする

・はさみや鉛筆などの道具の持ち方が変わったり、力が入りすぎたりする

・食事のときに、箸やスプーンなどを落としたり、食べ物をこぼしたりする

・服の着脱が苦手で、裏返しになったり、左右が逆になったりする

・音楽やリズムに合わせて体を動かすのが苦手で、ダンスや体操などができない

・時間や距離などの概念が弱く、予定や約束を守れなかったり、遅刻したりする

・左右や上下などの方向感覚が弱く、迷子になりやすかったり、地図が読めなかったりする

・体の一部や全体を動かすときに、力の加減がうまくできず、物を壊したり、人を傷つけたりする

私は15個の質問の内、8個当てはまっていました。
3つ以上当てはまっていると要注意です。

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体のぐにゃぐにゃの子どもの対策法

当事者の私の個人的な意見としては、治すのは難しいと思っています。
常に意識をしていないと、姿勢が保てないからです。

発達障害の脳機能の問題は、現代医学では治せず、完治の方法がありません。
ADHDは症状を緩和させるお薬はありますが、発達性協調運動障害(DCD)は成長しても治らず、薬も無いからです。

ただ、子供の頃から常に意識していれば、無意識化で姿勢を保つことが出来ると思います。
身体のぐにゃぐにゃも、治すことはできませんが、改善させることも出来るはずです。

体のぐにゃぐにゃの子どもにとって、運動や手先の動きは、とても大変なことです。
しかし、それを理由に、運動や手先の動きを避けることは、かえって症状を悪化させることになります。

体のぐにゃぐにゃの子どもには、適度な刺激と練習が必要です。
以下のような対策法があります。

・子どもの興味や好みに合わせて、運動や手先の動きを楽しめるような遊びや活動を提供する。
例えば、風船バレー、ボーリング、パズル、折り紙、ビーズなどがおすすめです。

・子どものペースに合わせて、運動や手先の動きの難易度を徐々に上げていく。
例えば、ボールを投げるときは、最初は近距離から大きなボールを使って、徐々に距離を伸ばしたり、ボールの大きさを小さくしたりするといいです。

・子どもの達成感や自信を育てるために、運動や手先の動きに関する褒めや励ましをたくさんする。
「よくできたね」「すごいね」「がんばってるね」などの言葉をかけるといいです。

・子どもの体のぐにゃぐにゃに関する悩みや不安を聞いてあげる。
「どうして困るの?」「どうしたら楽になると思う?」「どうやって克服しようと思ってるの?」などの質問してみる。

・子どもの体のぐにゃぐにゃに関する専門的な支援や治療を受ける。
小児科や発達相談センターなどで、発達障害やDCDの診断や検査を受ける。
理学療法士や作業療法士などの専門家によるリハビリやトレーニングを受けてみるなど。

脳(IQ)の成長もそうですが、小さいの頃にどれだけ学習したかによって、大人になって全く違ってきます。
体のぐにゃぐにゃ問題も、子供の頃から意識的に正しい姿勢や身体の機能を使うことで、大人になっても無意識化で脳が記憶しているのです。

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まとめ

身体のぐにゃぐにゃ問題は、完治させることは難しいと思います。
でも、子供の頃から意識的にトレーニングしていれば、大人になったら苦労は減るはずです。

私の場合は、親に常に姿勢を保つように言われていましたが、猫背のままでした。
発達障害の興味の無さやこだわりなどから、姿勢を良くする意義を見出せなかったからだと思います。
さらに生まれつき胴長短足だったので、姿勢を良くしようとすると疲労が溜まってしまい、無理だったのです。

発達性協調運動障害(DCD)の子どもを持つ親御さんには、積極的に治す努力をしてあげて欲しいと思います。
当事者本人一人では、絶対に自ら自分で治そうとは思わないからです。

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体のぐにゃぐにゃは、発達障害の一種であり、遺伝や脳の構造などによって起こるものです。
治るというよりは、改善するという考え方が正しいです。

子どもの体のぐにゃぐにゃを治すのであれば、親や教師、友達などの周囲の理解とサポートが本当に必要だと思います。

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