今日は、2回目の歯医者へ行ってきました。
前回の様子はこちら。
22年以上引きこもっているので、本当に外出が苦痛です。
というか、外出自体が夢のような感じで、現実味が全くありません。
何故自分がここ(歯医者)にいるのか、何となく感覚で行動している感じです。
よく、何かの考え事をしていると、無意識に行動していることがあると思います。
それに近い気がします。
歯医者の受付にて
長期の真性ひきこもりで全く働いていないので、保険証を見せるのが本当に辛いです。
働いていないのがバレるからです。
でも、保険証は最初の月に見せればいいだけなので、今回は診察券だけを受付に渡しました。
私の診断書には、3割負担の最下層の保険証だということが書かれていると思います。
それでも、診察券のみで受付を済ませられるのは、気持ち的に多少マシです。
今日は待合室には誰もおらず、一人しか治療を受けている人がいないので、すぐに自分の順番が回ってきました。
歯の治療
前回は、銀歯が取れた原因の虫歯を治療と、薬を詰めた段階までです。
今回は、銀歯を作成する為の型取りを行う工程です。
適当に、歯に詰めたものを取って、型を取るだけなので、すぐに終わると思っていました。
しかし、前回の倍は大変でした。
まず、何故か麻酔をしました。
銀歯の代わりに詰めていた白い物を取る為の作業なのですが、それがかなり難しいっぽいです。
虫歯の治療に使う削り器を使って除去するので、歯や神経に痛みがこないように麻酔をしたのでしょうか。
7~8分くらい、白いのを取る為に削っていたと思います。
何度か、口の中を水ですすぐのですが、麻酔の影響で感覚が鈍ってしまい、水が飛び散ってしまいました。
ようやく、銀歯の代わりに詰めていた白いのを取れて、次に型取りを行いました。
この型の味は歯磨き粉みたいでまだマシなのですが、また白いのを詰めた時に物凄く不味い何かがありました。
口をすすいでも、なかなか取れず、かなりきついかったです。
歯の治療時の麻酔について
今回は、麻酔をしたのですが、唇から治療した歯の部分まで感覚が無いというか、痺れた感じです。
このブログを書いている段階で2時間くらい経っているのですが、一向に麻酔が切れません。
調べてみると、一般的に歯の治療で使われる麻酔は1~3時間くらいで効果が切れるようです。
子供の場合は効果が短く、大人の場合は長いとされています。
長期引きこもりで、新陳代謝も悪く、年齢による影響から、3時間くらいはかかるかもしれません。
気持ち悪い感覚が続くのがかなりきついです。
また、歯の治療時の麻酔で、うがいや口をすすぐときは気を付けた方がいいです。
感覚が無いので、口の中の水を上手く流しに出せず、ぶちまけてしまう恐れがあるからです。
歯の治療が終わって
今回は、詰めていた白いのと型取り作業だけでしたが、15~20分くらいはかかってしまったと思います。
前回は、虫歯の治療とレントゲンや白いのを詰めたりはしましたが、10分もかからなかったです。
そして、治療を担当してくれた医師に、「次回は3000円くらいかかります」と直接言われてしまいました。
突然、費用の事を言われたので、びっくりしたと同時に、悲しくなってしまいました。
私が働いていないゴミ人間だとわかっており、お金を払えるかどうか心配したのでしょうか。
しかし、担当医の人は、優しい感じで特に嫌な感じはしませんでした。
気を使って、次回の費用の事を直接言ってくれたのでしょうか。
どちらにしても、自分の引きこもり状態がバレており、恥ずかしいを通り越して、フリーズしてしまいました。
とりあえず、その時は条件反射で「あ、はい、わかりました」というようなことを言っていたと思います。
まとめ
今回は、2回目の歯医者の様子をお伝えしてきました。
普段全く外出せず、人との交流が無い、長期の真性ひきこもりが歯医者へ行くと、他人事のような感覚になります。
本当に自分が歯医者へ行って、普通に治療を終えたのか。
現実味が無いのです。
もしかしたら、脳の防衛本能が勝手に働いて、心を守るために現実感を薄めているのかもしれません。
もし現実を直視したら、恥ずかしすぎるし、メンタルが崩壊してしまいます。
ただ、発達障害のASDの想像力の欠如によって、人の気持ちを考えたり察するのが苦手な事が、逆に思い悩まずに済んでいるのかもしれません。
まさむねさん
歯科受診お疲れさまでした。
>気を使って、次回の費用の事を直接言ってくれたのでしょうか。
そうだと思います。
今は医療機関では、通常の診察・処方以上に費用が掛かる際はおおむね次回にかかる費用を説明してくれます。まさむねさんはご自身の保険証を卑下なさいますが、保険証を持っているだけ、医療機関からするとありがたいはずです。またスタッフが保険の種別で接遇や処置内容を変えることはありません。
しかし万一そのようなことをするスタッフや医療機関なら、遠慮なく他の医療機関に行かれてください。
私の知人の医療従事者の働く医療機関では、無保険の外国の人が診察に来ては治療費を払わず帰国するので困っているとも聞きます。
医療機関も昔のように、殿様商売では通用しない時代です。
無用に患者の権利を振りかざすのもどうかと思いますし、まさむねさんがそのようなことをなさるとは思いませんが、患者と医師・医療従事者の信頼関係においての関係性です。
まさむねさんにはできるだけ肩の力を抜いて、受診等医療機関に行っていただけたらと願っています。
なにより、まさむねさんのような気持で医療機関にかかる人がいることを、できれば一人でも多くの医療従事者の方に知っていただければありがたいです。
麻酔は、その日の体調や使用量によって、効きが変わることがあります。
長い時間不快な思いをされ、大変でしたね。
次回受診の際、お医者さんにそのようにお伝えになるのを、お勧めします。
麻酔は、時に過鎮静になり、呼吸困難などを引き起こすことがあります。
医師に説明するのは勇気がいるかと思いますが、歯科衛生士さんでも事務の方でも、誰かに伝えられるといいなと思います。
まさむねさんの命には代えられません。
励ましの言葉や詳しい説明をしていただき、ありがとうございます。
次回の費用についての説明が、医療機関の通常の対応であることを知り、少し安心しました。
私も含めて、本物の引きこもりの人は、病院へ行くのを必要以上に怖がっていると思います。
医師が引きこもりを卑下していないと分かっていても、どうしても劣等感を感じてしまいます。
全て自分の責任なので仕方が無いのですが。
改めて、温かいコメントをありがとうございました。