自閉症スペクトラム(発達障害 アスペルガー ASD)の人は顔によって、人にわかってしまうのでしょうか。
一般的に、見た目や顔つきによって「自閉症の人」と判断する科学的根拠は存在しません。
しかし、私はある程度、顔を見ただけで自閉症スペクトラムっぽい人だとわかると思います。
明らかに普通の人とは違う「オーラ」のような雰囲気をかもし出しているからです。
人は、心の中で感じている思いが、顔に出ることがあります。
自閉症スペクトラムの人は、素直で純粋な為、考えや行動が顔に出やすいのです。
特に自閉症の子供の場合、うれしい、楽しい、悲しむなど、喜怒哀楽が見た目や顔つきにそのまま出ます。
発達障害でない普通の子供も、無邪気で嘘をつかない精神年齢の頃あれば、似たように表情に出てしまい、顔つきで大体わかると思います。
自閉症の子供の場合、想像力の欠如から、純粋すぎるので顔の表情を見ただけで、どんな感情をしているのかバレバレなのです。
自閉症スペクトラムの大人の場合も同様に、見た目や顔つきでわかる可能性が高いと思います。
私の勝手な偏見ですが、見た目や顔つきでなんとなくわかってしまうのです。
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自閉症スペクトラム(発達障害アスペルガーASD)の私の場合、まばたきをしない、無表情、1つの場所を凝視している、視線を合わせられない、などを自覚しています。
その為、人からよく「何を考えているのかわからない」と言われていました。
当時は自閉症スペクトラムという言葉は存在せず、ただ変な人扱いでした。
変わった人というのは、大体見た目や顔つき、表情などでわかることがありませんか?
普通ではない思考や行動をする人は、見た目や顔つきに出ている気がするのです。
それが大体、自閉症スペクトラムの人、知的に問題がある人だったりします。
また、テレビのニュースや本などで、事件を起こした人の顔写真が公開されることがあります。
見た目や顔つきで、何となくそういうことをしそうだというイメージがあると思います。
名は体を表すということわざがあるように、表情も内に抱える気持ちや感情が表れやすいのです。
自閉症スペクトラムの大人や子供は見た目や顔つきの特徴でわかる?
自閉症スペクトラム(発達障害アスペルガーASD)の子供の場合、特性によって嫌われる、避けられる、イジメを経験している人が多いと思います。
私も小学生の頃は、3日に1度は悪意のない無邪気なイジメや勝手な思い込みで泣いていました。
生まれついての精神の異常な弱さも関係していましたが。
自閉症スペクトラムの人は、子供時代は普通ではない状況に自然となってしまい、圧倒的に苦労します。
理解やサポートがない環境に置かれて続けていると、表情が暗くなったり、明らかに見た目が健常者と異なる顔つきになるのです。
先生や専門家が見れば、表情や顔つきによって、精神に何らかの問題を抱えているとわかります。
初見で見た目や顔つきなどの表情で、自閉症と判断できるかどうかは人によって違います。
自閉症スペクトラム(発達障害アスペルガーASD)の症状は、誰一人として同じ特性を持ち合わせてはいないからです。
それでも重度の自閉症スペクトラムの人の場合、見た目や顔つきが明らかに普通の人とは違う印象を受けるので、わかるとは思います。
目つきが独特だったり、不自然な表情を浮かべているなど。
子供の場合、素直であり、感情や思ったことがそのまま表情に出ます。
自閉症スペクトラムの子供は、その特徴が特性により、モロに出るのです。
大人になったら感情の抑制、気持ちをなるべく顔に出さないようにしますが、それでも普通の人に比べたら圧倒的に分かりやすいです。
子供の頃は無邪気で喜怒哀楽が顔に出やすいのですが、大人になると自閉症の場合、自分が変なことに気づくので、なんとか平静を装います。
それでも、健常者とは一線を画す顔つきや見た目になってしまいます。
自閉症の大人の場合、感情表現が苦手で表情に現れずらいです。
想像力が異常に欠如しているので、喜怒哀楽が普通の人よりも少ないです。
ある意味、冷静沈着な人と、顔から判断されることもあります。
しかし、実態は違います。
私が良く感じているのが、他の人が笑っていたり、悲しむなどのポイントがわからない、もしくは気づくのが遅い点があります。
何も思いつかない、何が楽しい、悲しいのかわからない、気づかない為、表情にも出ません。
ほぼ無表情です。
さらに過去の酷い体験から、辛かったり、楽しくても、感情を表に出すことが非常に苦手です。
大人になってからは表情の乏しさがより顕著になっています。
普通人から見れば、明らかに健常者ではないとバレると思います。
顔に出ないようにする感情の抑止力が低い自閉症スペクトラムの人は、わかりやすいです。
自閉症スペクトラムには感覚過敏の症状もあります。
強い光が苦手だったり、匂いが敏感、音が何倍にも聞こえる、触覚の過敏など。
日常、社会生活において、感覚を刺激する場面が多々あります。
感覚過敏の影響から、普通の人が平気な顔をして過ごしていても、自閉症の人にとっては辛い環境であり、表情に現れるのです。
私が昔から指摘されていたのは、目線です。
他人と目を合わせるのが生まれた時からずっとできません。
目を合わせることが苦手で、顔以外の部分を見て話していました。
意識的に目を見て話したことがあるのですが、そうすると相手の目を瞬きせずにずっと見続けてしまいます。
そして、変な人扱いされるのです。
なんというか、自分でも思うのですが、極端であり、普通にする加減がわかりません。
まとめ
自閉症スペクトラムに限らず普通ではない人は、表情でわかることがあります。
明らかに違和感を覚える顔つき、見た目、表情をされているからです。
オーラというか空気感が一般人と違うのです。
自閉症の症状は人によって違うので、顔に出たり、顔の仕草の特徴は異なります。
大体は、感情表現が苦手であり、無表情だと思います。
ただ、特性や感覚過敏によって、顔に出てしまう場面があります。
自閉症スペクトラム(発達障害アスペルガーASD)は顔つきよりも、コミュニケーションによって簡単にバレてしまいます。
思ったことをそのまま言ってしまうので、不快感を与えたり、普通の人が言わない驚くことを言ってしまうのです。
全て想像力の欠如が原因です。
自閉症の人に関わっている医療機関の人や関連施設の職員の人は、見た目でわかりやすいと言います。
一般的な意見として、
医療、福祉や保育、教育系で人事担当の経験長ければ、
会った瞬間でどうかはわかります。顔つきで。不自然な雰囲気を醸し出してる当事者が多々います。
自分は発達障害で、障害者手帳2級を持っていますが、
顔つきはあると思います。
鏡で自分の顔を見ても障害者の顔だなと思います。
自分でも嫌ですがどうにもなりません。私が出会った発達障害の方々は、目つきが独特でした。
「見開いている」とか、「軽蔑したような眼差しが常時」とか。。目の前で起きた出来事に対しての捉え方がみんなと違うからか表情が独特。
当事者の私も共感できるような内容です。
自閉症スペクトラムの人は想像力の欠如から、嘘がつけない正直者です。
表情を作ったり、誤魔化したりするのが出来ないので、わかりやすいです。
その為、自閉症の大人の場合、感情を抑えてしまう、感情表現が苦手なので「無表情」になってしまうことが多いです。