今日は、半年ごとに通っている甲状腺の定期健診の日でした。
平成21年7月から甲状腺機能亢進症と診断されてから、なんともう16年以上経っています。たぶん、こんなに長期間甲状腺の病気で病院へ通っている人は日本でも私だけではないでしょうか。
はじめての発症、そして「死ぬかも」と思ったあの日
最初に症状が出たのは、平成21年。
寝起きでいきなり発症したことを覚えています。
その頃の私は、突然心臓がバクバクと速く動き出し、自分ではコントロールできない状態に戸惑っていました。
「なんでこんなに動悸が激しいの?」「このまま死んじゃうのかな……」と、本気で思っていたのを今でも覚えています。
人生で初めて味わう未知の体の異常に、ものすごく不安だったし、恐怖でいっぱいだったあの感覚は今でも忘れられません。
治療には時間もお金もかかったけれど…
発症してからは、1〜2週間おきに採血と経過報告のために通院。
そのたびに5,000円以上の医療費がかかっていた記憶があります。これがだいたい3ヶ月ほど続きました。
その後も、1ヶ月おきの通院が1年ほど続いて、やっと数値が安定してきたのは3年ほど前のこと。
長い間飲み続けていた「メルカゾール」という甲状腺のお薬も、ようやく卒業できました。
当時は、メルカゾールの他にデパスとインデラルを処方されました。
どちらも精神安定+心臓の鼓動を正常にしてくれます。
実はインデラルは、海外からの輸入でネット通販を利用して購入したことがあります。(2002年頃)
日本では販売していなかったと思います。
当時は、会社を辞めて、自分の弱すぎる心や赤面症をどうしても治したくて購入しました。
初めてインデラルを飲んだ時は感動したことを覚えています。
物凄く冷静な心になれたし、いくら運動をしても全く息を切らさず、心拍数も正常でした。
今はもう飲みなれてしまって、当時の20%くらいの効き目しかないです。
デパスは、甲状腺の病気が発症した際に初めて処方されました。
このお薬も初めて飲んだ時は、物凄く効きが良かったことを覚えています。
甲状腺の心臓バクバクが急に正常になってくれたので、本当に安堵しました。
ただ、デパスは依存性が強く、止められませんが・・・。
しかし本当に、甲状腺の病気は治りづらいです。
特に私のように、太陽の光をまったく浴びずに昼夜逆転している、いわば“真性ひきこもり”な生活スタイルでは、回復までの道のりは遠かったです。
いまも病院へ通っている理由
そんな私ですが、今でも半年に一度は病院に通っています。
正直、もう「数値が安定しているので、通院は終わりにします」と言えば、先生も「じゃあ、もう来なくていいですよ」と言ってくれると思います。
でも、実はまだ通っている理由があります。
それは……湿布薬をもらうためです…。
湿布薬が高すぎる問題
去年の冬ごろ、突然指に痛みが出て、整形外科にも通いました。
けれど原因はわからず、最終的には「もう来なくて大丈夫です」と、なんともふわっとした診断で終わってしまいました。
その時にわかったのが、関節に効く薬や湿布薬がとにかく高いということ!
薬局で自費購入しようとすると、下手したら数千円~1万円くらいします。
なので私は、甲状腺の定期健診のついでに、湿布薬を最大限度の10袋まで処方してもらっています。

3割負担でだいたい1,000円くらい。これが市販で買うと、1万円以上するので、かなり助かってます。
今日は久しぶりに外へ出て太陽を浴びました
今日は本当に久しぶりに太陽の光を浴びました。
自転車で病院まで行く20分間だけだったけど、やっぱり外の空気っていいですね。
ちょっとだけ健康になった気がしました(気のせいかもしれませんが)。
次の診察と、今後の予定
次の甲状腺の検査は、また6ヶ月後の予定です。
ちなみに、2ヶ月おきに通っている心療内科は、予約のタイミングを間違えてしまい、次は6月中旬になってしまいました。
ということで、それまでの間は外出の予定が一切なく、ちょっとホッとしています。
やりたいこと(AIで稼ぐ!)に集中したいので、外出で心身を消耗しなくて済みそうです。
引きこもり生活を活かして、マイペースに、やれることをコツコツ進めていこうと思っています。