私は20年以上の引きこもりであり、毎日パソコン(PC)の前で過ごしています。
寝る時間と食事以外の1日15時間くらいはPCを触っています。
引きこもっているとすることが無いのでPCを触っていたのですが、いつの間にか依存状態となってしまいました。
PCが無いと生きてはいけない体になってしまいました。
また、PC依存症の影響から、心や体の病気にもなっています。
何の依存症でもそうですが、はまりすぎると人生を崩壊させる恐れがあります。
その中でもパソコン依存症は、危険度レベルでもかなり高い方だと思います。
今回は、パソコン依存症の特徴やかかってしまう病気についてお伝えしていきます。
パソコン(PC)依存症の特徴
パソコン依存症とは、PCを毎日長時間使用することで離れられなくなる症状です。
毎日PCを触っていないと不安になったり、何をしていいのかわからない状態になります。
ネット依存症やスマホ依存症のように、インターネットを介するという意味では似たような側面もあります。
しかし、パソコンの場合、出来ることが多岐に渡ります。
自分の好きなことがPCで見つけやすく、はまりやすい要素がたくさんあるのです。
パソコン(PC)依存症の特徴
・毎日、PCを長時間触っている
・勉強、学校、家事などを犠牲にしてしまう
・寝る時間を削ってPCを触り続ける
・身体的な問題が起こる
・メンタル(心)の病気になる
・リアルの対人関係が希薄になる
PCに長時間依存することで、他のリアルのことを疎かにしてしまいます。
末期には、心や体の病気になってしまいます。
パソコン依存症になる原因
パソコンではゲーム、動画を見る(作成)、プログラミング、チャット、BBS、スカイプ、ネット通販、ブログなど、様々な夢中になってしまう要素があります。
ゲーム依存症
パソコンはスマホやタブレットなどと違い、高性能なグラフィックや音、コミュニケーションツールなどがあります。
また、家庭用ゲーム機とは違い、ゲームのカスタマイズや設定など、自分好みに変更することもできます。
パソコンでのゲームは自由度が高く、自分の好きなようにできる面があり、はまる人ははまってしまうのです。
また、高グラフィックでできるオンラインゲームにもはまりやすくなります。
他者とのチャットやスカイプを通じて、盛り上がることができます。
最近のネットゲームは依存させようとする仕組みが多いです。
毎日プレイさせるためにデイリークエストなるものでの報酬システム。
長時間プレイさせることで得られるアイテムなど。
家庭用ゲームとは違い、ネットゲームは人を集めることが最重要です。
また、企業側は課金させるために離れられないように依存させるシステムを詰め込んでいます。
ゲーム依存症は自分のせいだけでなく、離れられなくする企業側にも責任があると思います。
SNSでのやり取り
ツイッター(X)、インスタグラム、フェイスブック、2ch(5ch)など、ネット上で他者とのコミュニケーションにも依存する要素があります。
リアルで人との交流が少なかったり、寂しいときに会話をしたいときに、SNSを通じてやり取りができます。
また、ツイッターやBBSなど、最新の情報を瞬時に獲得して、議論しあうなどの楽しさもあります。
ゲームのように性能を必要としない為、スマホやタブレットなどでも代用は可能です。
自分の好きな情報を毎日見続けたり、探したりしているといつの間にか時間が過ぎてしまいます。
youtubeでの動画を見る、動画を作成
ユーチューブでもSNSと同様に自分の知りたい、好きな情報を動画で見ることができます。
また、自分で動画を作成してユーチューブやニコニコ動画などの動画サイトに投稿することもできます。
私も一時期、自分の好きなことを動画にしてユーチューブにアップしていた時期がありました。
自分の興味がある動画を見ていると、いつの間にか毎日の日課になってしまうことがあります。
パソコン(PC)依存症の病気とは
PCを毎日長時間触り続けていると、心や体の病気になってしまいます。
私も20年以上、毎日15時間くらいPCの前で座り続けた結果、様々な病気になりました。
よくあるPC依存症からくる身体や心の病気をあげて行きます。
身体の病気や問題の特徴
・運動不足
・睡眠障害
・目の異常
・腰の痛み
・神経異常
・脳機能の低下
PCを長時間使用し、画面を見たり、椅子に座り続けると様々な身体的悪影響が出てきます。
上記にあげた特徴の全て私は当てはまっていました。
運動不足(肥満)
PCの使用は長時間拘束されることが多く、椅子や座布団に座っています。
手と腕以外はほとんど体を動かさない為、運動不足になります。
意識的に体を動かしたり、運動をしていないとカロリーを消費しない為、肥満になってしまいます。
睡眠障害
パソコンを長時間使用することで、睡眠障害が起こります。
モニターの光やブルーライトの影響からメラニンの低下が起こり、睡眠に悪いとされています。
寝る前にPCを使っていると、脳が覚醒状態となりなかなか眠れないことがあります。
PCを長時間使用することで、脳に悪影響を及ぼし、眠れない、寝つきが悪い、目が覚めてしまうなど、睡眠に多大な影響をもたらすのです。
目の問題
毎日PCを触り続けていると、目に悪影響を及ぼします。
PCとの距離が近いと、近視になったり、その距離感での視力、視覚に慣れてしまいます。
目が悪くなるだけでなく、距離感が掴みづらい、目が疲れやすくなるなどが起こります。
私はPCの長期使用から目を酷使しすぎて、網膜裂肛になってしまいました。
眼科でレーザー治療を行って穴をふさいでもらいました。
しかし、目の体温が上がると、光の輪が見えたり、異常が続いています。
腰の痛み
PCを長時間使用することで姿勢が固定され、腰が悪くなります。
私の場合、生まれつき姿勢が悪く猫背な為、PCを長時間使用することで腰痛を抱えてしまいました。
同じ姿勢を取ったり、姿勢が悪くなると、腰に悪いだけなく腸や下半身にも問題が出てしまいます。
便秘になったり、腹部膨満、臓器の異変など、下半身全体に何かしらの不具合が起きる可能性があります。
下半身だけなく、肩の疲労や足腰の筋力の低下など、様々な身体的問題も引き起こされます。
神経異常
PCの長時間作業は、同じ手や腕の動作を毎日する為、神経に問題が起こることがあります。
私はPCで左手をよく使う為、左手の痺れ、痛みなどがたまに起きてしまいます。
1~2週間くらいで治るのですが、酷使しすぎるとまた再発します。
脳機能の低下
PCを毎日使い続けていると、脳に問題が起こるとされています。
考える力、注意力、記憶力などの低下があげられます。
人間は体を動かす必要性がある生き物です。
PCの長期使用により運動不足となり、脳への刺激がいかなくなって脳機能が低下するのです。
とある海外の有名な本に、運動不足は脳に悪影響があるとあります。
また、頭を使う球技などをしていると、脳に良いそうです。
甲状腺機能亢進症
私はPC依存症で甲状腺機能亢進症(バセドウ病)になってしまいました。
原因はPCの過度の使用による自律神経の乱れ、昼夜逆転、睡眠異常、不衛生な生活などから、甲状腺機能亢進症になってしまいました。
この病気は一度かかると、なかなか治りません。
さらに血液検査を毎回必要する為、医療費や薬代などお金もかかってしまいます。
心の病気
パソコン(PC)を毎日長時間使用することで、メンタルが悪化し、心の病気になってしまいます。
PCのモニターのブルーライトや電磁波の影響で脳に問題が出るだけでなく、精神疾患をより悪化させる要因ともなります。
うつ病
PCに依存してしまうと、鬱病になってしまう可能性が高まります。
リアルでのコミュニケーションが疎かになってしまい、孤立してしまいます。
また、ゲームやネット上でストレスを感じ続けると、メンタルがやられてしまいます。
自己肯定感の低下
リアルを犠牲にしてPCに依存していると、現実社会で辛い思いをします。
学習能力の低下、社会活動をしない、引きこもりになるなど、自尊心が著しく低下してしまいます。
現実逃避にも繋がってしまいます。
自律神経失調症
PCの依存から生活習慣が悪くなったり、脳への悪影響から自律神経失調症になってしまいます。
主に運動不足や睡眠、モニターの刺激、ストレスなどから、自律神経失調症になりやすくなります。
不安障害
PC依存により、対人恐怖症や社交不安症などの精神疾患の病気を悪化させる原因となります。
リアルの関りが希薄になり、対人がより苦手になる、動悸や不安がより増してしまいます。
まとめ
パソコン依存症は心や体に様々な悪影響を及ぼします。
リアルを犠牲にしてしまう為、対人関係が苦手になる、私生活が疎かになってしまいます。
メンタル面でも、様々な精神疾患へのリスクがあります。
他の依存症と同様に、治さないと人生が詰んでしまう恐れがあります。
私は人間に必要な活動以外、全ての時間にPCを触っていないとダメなくらい末期的です。
結果、体やメンタルがボロボロになってしまいました。
でも止めることはできません。
毎日PCに触っていないと、何をしたらいいのかわからなくなっています。
日常においてPCを触っている時間が90%以上であり、他のことが考えられなくなっています。
やりたいことはあります。
部屋の整理整頓や身の回りの安定化など。
毎日、PCを触る時間を減らして、片付けや他のことをやろうと思っているのですが、一向に行動が出来ていません。
何故なのだろうかといつも思っています。
20年以上、1日15時間くらいPCの前に座っている影響だと思われます。
どうにかして1日5時間くらいまで落としたいのですが、どうしてもできない。
自分でも何で抜け出せないのかわからない。
私はPC依存症の中でも末期中の末期だと思います。