私はもう7~8年くらい心療内科へ定期的に通っています。
通院の間隔は1~2カ月起きですが、それでも行くのが本当に辛いです。

私が心療内科へ行きたくない理由は、いくつかあります。
人に見られるのが嫌なのと、担当医と会話したくない、そしてめんどくさいからです。

長期の引きこもりなので、他人との接触が本当に苦痛です。
さらに、担当医には何もかも見透かされている気がして恥ずかしいし、内心ではバカにされているのではないかと思っています。

さらに、病院まで片道1時間くらいかかってしまいます。
移動手段も自転車、徒歩、電車など、不便すぎる場所に住んでいます。

その為、毎回、心療内科へ行く日が近づいてくると、気持ちが落ち込んでしまいます。
でも行かなければならない理由があるので、仕方なく行っています。

一般的に心療内科へ行きたくない理由は何でしょうか。
心療内科へ通う人は、メンタルや心に問題があるからだと思います。

今回は、心療内科へ行きたくない理由やその気持ちについて考えていきたいと思います。

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心療内科へ本人が行きたがらない理由

私が心療内科へ行きたくない理由は、長期ひきこもりと発達障害からくるメンタルの問題があります。
恥ずかしい」、「バカにされたくない(被害妄想)」、「めんどくさい」などがあります。

心療内科へ行く理由は人それぞれであり、行きたくない原因もまた異なります。

ただ、心療内科へ行きたくないという人は、心療内科に対して何かしらのネガティブなイメージを持っていることが多いです。
例えば、以下の理由が考えられます。

心療内科への偏見や恐怖

心療内科と聞くと、どんなことを思い浮かべますか?
変な人がいるところ」「自分がおかしいと思われるところ」など、不安や恐怖を感じることはあると思います。

これらのイメージは、心療内科や精神疾患に関する正しい知識や情報がないことが考えられます。

また、心療内科へ行くということは、自分が精神的に問題があると認めることになります。
それはとても勇気がいることだと思います。

でも、心療内科へ行くことは恥ずかしいことや恐ろしいことではありません。

確かに初めて行く人は、イメージ的にマイナス感情があると思います。
そこに行くことへの恥ずかしさも感じてしまうでしょう。

私も最初の頃は、恥ずかしかったですが、いつの間にか慣れてしまいました。
何でもそうですが、人間はその環境に慣れることができます。

ただ、自分が大丈夫でも外部からの偏見を持たれる環境にいる人は辛いと思います。

心療内科は、あなたの心の痛みや苦しみを和らげてくれる場所です。
行かないで後悔するより、行って楽になった方が良いと思います。

心療内科の治療効果に対する疑問や不信感

これもあるあるだと思います。
私も7~8年くらい心療内科へ通ってますが、20年以上の引きこもりは治らないです。
さらに、発達障害の問題や心の持ちようについても、何の変化もありません。

心療内科に行っても、自分の症状が改善されないと感じることはあると思います。

「薬を飲んでも効かない」「話を聞いてもらっても楽にならない」「何年も通っているのに変わらない」など、治療効果に対する疑問や不信感を持つことはあります。

これらの感情は、心療内科の治療が目に見えないものであることや、個人差や症状の重さによって治療の期間や方法が異なることなどが原因です。

心療内科の治療には、主に薬とカウンセリングがあります。
しかし、薬やカウンセリングには、個人差や副作用や依存性などの問題があります。

自分に合っているのか、薬が効いているかどうか実感できないと、疑問に感じてしまうのです。

心療内科に行っても効果が感じられないときは、担当医に正直に話してみましょう。
症状や感想、希望や不満などを伝えることで、治療の内容や方針を見直したり、別の担当医に変えたりすることができます。

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心療内科への通院を勝手にやめてしまう

心療内科への通院が辛くて、勝手にやめてしまうこともあると思います。

「もう大丈夫だから行かなくていい」「行っても意味がないからやめたい」「行くのが面倒くさいからサボりたい」など、通院をやめる理由は人それぞれです。
ただ、心療内科への通院を勝手にやめることはお勧めしません。

心の問題を放置してしまいますし、より悪化してしまう可能性があるからです。

私も行きたくは無いのですが、無理やり行っている状態です。
「障害者手帳や年金の更新が出来なくなってしまう」、「精神安定剤を処方してもらえなくなる」からです。

実際、私の場合、他人に気を使いすぎてしまい、診療時間は2~3分程度で終わります。
大体混んでいるので、他の人の待ち時間を少しでも減らしてあげたいと思うからです。

毎回、自分に悩みや相談したいことがあっても、何も話しません。
薬の処方と、次回の予約日を話して終わります。

心療内科への通院が恥ずかしいと感じる

心療内科へ通っていることが周囲の人にバレると「恥ずかしい」と思う人が多いと思います。

私の場合ですと、自分以外の全ての人に知られること自体が恥ずかしいと感じてしまいます。
特に、親、兄弟、親戚、近所の人など、ほぼ全人類に対してです。

母親には最初からバレていますが、それでも通院日になると恥ずかしいという気持ちになります。
その他の人には、知られていません。
しかし、自分が心療内科に通い続けていることを知らたら、本当に恥ずかしいです。

特に兄弟に知られるのは、屈辱です。
姉が2人いますが、絶対に偏見の目で見られると思います。

そして次に辛いのが、近所の人です。
本当に何でこんなに噂や人のことが気になるのかというほど、観察されています。
長期の引きこもりなので、何かしでかすとでも思っているのでしょうか。

心療内科へ通い続けている当事者としては、本当に通院が恥ずかしく、絶対に知られたくないと思っています。

一般的に心療内科への通院が恥ずかしいと感じる理由は人それぞれですが、いくつか挙げてみます。

  • ・心療内科への通院が精神的な弱さや病気の証拠だと思われることを恐れる
  • ・心療内科への通院が家族や友人に迷惑をかけると感じる
  • ・心療内科への通院が社会的な評価や信頼を失うと思う
  • ・心療内科への通院が自分の自尊心や自信を傷つけると思う

などが考えられます。

これらの理由は、心療内科や精神疾患に対する社会的な偏見や誤解に基づいていることが多いです。

しかし、心療内科は他の科と同じように、患者さんの症状や状態に合わせて適切な治療や支援を提供する場所です。

心療内科に通うことは、自分の心の問題に向き合って解決しようとする勇気や努力の表れであり、決して恥ずかしいことではないのです。

自分の症状が改善されたと錯覚する場合

心療内科へ通っていると、自分の症状が少しでも良くなったと感じることがあると思います。
でも、そこで通院を止めてしまうと自分の症状が再発したり悪化したりする可能性があります。

心療内科へ通っていると、自分の症状が改善されたと感じる理由は、いくつかあります。

  • ・薬の効果で症状が一時的に和らぐ
  • ・カウンセリングで心の悩みや感情を吐き出すことで気分が楽になる
  • ・心療内科のスタッフや他の患者さんとの交流で孤独感や不安感が減る
  • ・心療内科への通院が日常のルーティンになることで生活にメリハリがつく

自分の心や精神の問題が改善されたと思っても、自己判断はせず、担当医に相談してみてください。

心療内科への通院が負担になる

心療内科への通院は、時間や費用、交通手段などの面で負担になることもあります。

特に、心療内科が遠方にある場合や、保険が適用されない場合は、通院が困難になる可能性があります。
また、心療内科への通院が日常生活や仕事に支障をきたすこともあります。

私の場合は、電車で行っていますが、往復で600円くらいかかります。
さらに、自転車で無料の駐輪場まで行き、そこから10分くらい徒歩もあります。
駅から心療内科へも7~8分かかります。

片道1時間くらいかかり、さらに交通費もかかってしまう。
そして、自立支援で1割負担ですが、診療代や薬代で1500円くらいかかります。

1~2カ月起きに行っているので、金銭的、時間的負担が辛いです。

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心療内科をサボるのは逃げ?

心療内科をサボるのは良くない事でしょうか。
また、自分から「逃げ」ることになるのか。

心療内科への通院をやめたり、サボったりすることは、自分の心の問題を解決しようとしないことになります。

自分の心の問題から逃げることは、現実逃避と同じです。
いつまでも、心の問題を引き延ばしているだけなのです。

一時的に気分が乗らなかったり、「今日は絶対に行きたくない」、と思ったらサボってもいいと思います。

でも、ずっと放置するのは悪手です。
自然と心や精神の問題が解決されるのであればいいのです。
しかし、たいては放置し続ければするほど、悪化してしまいます。

逃げるのは悪くないと思いますが、いつかは現実と向き合う日が来ます。

心療内科へ行きたくない時は予約をキャンセルする

心療内科へ行きたくない時は、予約をキャンセルすることができます。

私も過去に3回くらい、予約のキャンセルの電話をしたことがあります。

大雨で行くのが本当に困難だった時や、例の流行り病の時期、寝坊した時など。

私の通っている心療内科は、心療日の前日までに連絡しなければなりません。

寝坊した時は、「遅れ来ても大丈夫ですよ」と言ってくれてはいました。
でも、もう気持ちが「行きたくない」となっていたので、そのまま別の日にしてもらいました。

心療内科へ行きたくない時は、予約をキャンセルするだけではなく、その理由や気持ちを担当医に伝えることが大切です。

お勧めのキャンセル理由としては以下の通りです。

  • ・気分が落ち込んでいる、不安感が強い、対人関係に悩んでいる
  • ・予定が入ってしまった、体調が悪い、交通機関が乱れている
  • ・治療に満足していない、先生との相性が悪い、費用が高い

最後の予約キャンセル理由は、今後の関係を悪化させてしまう恐れがあります。
セカンドオピニオンを考えている時の理由付けとしてください。

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まとめ

この記事では、心療内科へ行きたくない理由やその気持ちについて考えてみました。

心療内科へ行きたくないという気持ちは、誰でも1度は持ったことがあるのではないでしょうか。

「悩みや相談事を聞いてもらう」という楽しみを見出せる人もいると思います。
それでも、通院は時間もかかりますし、めんどくさいと感じると思います。

私の場合は、行かなくていいのであれば、絶対に行きたくないです。
ですが、手続きをしたり、薬の処方をして欲しいので、仕方なく行っています。

心療内科へ行きたくない時は、無理に行かなくていいです。
基本的に、心や精神に問題がある人が通っています。

ですので、予約をキャンしたり、突然行かなくなっても、病院側や担当医も、何となく察してくれると思います。

個人的に通院が辛い理由は、「恥ずかしい」ことと「時間とお金がかかる」からです。

どうしても担当医に「見下されている」、「最底辺の人間」と思われていると、考えてしまいます。
実際は、そのようなことは無いと思います。
でも、発達障害や長期引きこもりなどの理由で、劣等感が人一倍あります。

担当医だけでなく、心療内科の受付、さらには病院の精算時の会計の人にも恥ずかしい気持ちが物凄く強いです。

そして、時間とお金がかかるのも辛いです。

心療内科へ通った日は、精神と体が疲れてしまい、その日は無気力になってしまいます。
1日を無駄にしてしまう感じになるのです。

それでも、各種手続きや薬の問題から、頑張って通い続けています。

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