3月の誕生日の子どもは、どのような特徴があるのでしょうか。

私自身が3月生まれであり、子どもの頃は、様々なマイナス要素がありました。
特に脳の発達や身体能力に関しては、明らかに同学年の中でも劣っていたと思います。

学生時代の成績は常に最下位レベルだったし、体も小さかったです。

ただ、知能に関しては、3月生まれであってもそれほど大きなハンデではないと感じます。
頭の良さは、生まれた時点での親の遺伝によるIQが多大に関係しています。
さらに、幼年期にどれだけIQが高くなる教育を親がしたかどうかが鍵です。

そう考えると、3月生まれと4月生まれを比較した場合、後者が圧倒的に有利だとは思います。

しかし、私が学生の頃は、同じ3月生まれの人がいましたが、成績がトップレベルの人がいました。
なので、3月生まれであっても、親の遺伝や環境が脳の発達に大きく及ぼしているのです。
ちなみにその子の親は、お金持ちであり、教育にも熱心でした。

体の成長においても、3月生まれは不利であると言えます。

身体能力も親からの遺伝が凄く大きいです。
しかし、体の成長という意味では、3月生まれは明らかに不利であり、同学年の中で最も背が低く、体重も軽い傾向があります。

私自身は3月生まれでデメリットばかり感じていましたが、1つだけメリットもありました。
それは、年齢です。
3月生まれなので、大人になって年齢が上がるのが遅いことが、唯一のポジティブに感じられる要素です。

しかし子供の頃は、3月生まれの影響から、同年代の人に「先輩の言うことを聞け」とかなんとか言われてマウントを取られていた記憶があります。

ネットで調べてみても、3月生まれは不遇と思っている人が多いです。

今回は、3月生まれの子供の発達に関する問題、メリット・デメリットについて調べてみました。

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3月生まれの子供はどんな特徴がある?発達のメリットとデメリット

3月生まれの子供は、同学年の中で最も若いという特徴があります。
これは、発達にとって良いことも悪いこともあります。
どのような影響があるのか、詳しく説明していきます。

3月生まれの子供の性格と傾向に関する一般的な説

3月生まれの子供には、以下のような性格や傾向があると言われていますが、これはあくまで一般論であり、個人差は大きいです。
科学的な根拠や証拠はありませんので、参考程度にしてください。

明るく元気:3月生まれの子供は、春の訪れとともに生まれたことから、明るく元気な性格だと言われています。人とのコミュニケーションが得意で、友達も多いです。笑顔が素敵で、周りの人を和ませることができます。

好奇心旺盛:3月生まれの子供は、新しいことに興味を持ちやすく、積極的に挑戦すると言われています。物事を深く掘り下げて考えることが好きで、知識欲も強いです。自分の考えを表現することも得意です。

自由奔放
:3月生まれの子供は、自分のやりたいことをやりたいときにやりたいという自由奔放な性格だと言われています。束縛や規則を嫌う傾向があり、自分のペースで物事を進めます。自己主張も強く、自分の意見を曲げないこともあります。

感情豊か:3月生まれの子供は、感情豊かな性格だと言われています。喜怒哀楽をはっきりと表現し、感受性も高いです。感動したり、感謝したり、悲しんだり、怒ったり、様々な感情を経験します。そのため、感情のコントロールが難しいこともあります。

3月生まれの子供の発達のメリットとは

3月生まれの子供の発達には、メリットがいくつかあります。
その中でも、特に注目すべき点は以下の3つです。

早く社会に出ることで、自立心や責任感が育まれる。

3月生まれの子供は、同学年の中で最も若いという特徴があります。
そのため、入園や入学の時期も早くなります。

これは、親の手から早く離れて、社会のルールやマナーを学ぶ機会が多くなるということです。
自立心や責任感を育むのに有利な環境と言えるでしょう。

同級生から刺激を受けて、知的好奇心やコミュニケーション能力が高まる。

3月生まれの子供は、同級生よりも発達が遅いことが多いですが、それは逆に、同級生から刺激を受けて、知的好奇心やコミュニケーション能力が高まるというメリットにもなります。

新しいことに挑戦したり、自分の考えを表現したりすることが好きです。
同級生とのやりとりを通して、知識やスキルを身につけることができます。

年齢が上がるにつれて、若さのアドバンテージが増す。

3月生まれの子供は、同級生よりも年齢が若いです。

これは、年齢が上がるにつれて、若さのアドバンテージが増すというメリットにもなります。

例えば、就職や結婚などのタイミングが、同級生よりも遅くなることはありません。
また、女性の場合は、美容や健康にも有利です。

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3月生まれの子供の発達のデメリットとは

一方で、3月生まれの子供の発達には、デメリットも存在します。
その中でも、特に注意すべき点は以下の3つです。

発達の差が大きく、自信を持ちにくい。

3月生まれの子供は、同級生よりも発達が遅いことが多いです。
これは、発達の差が大きく、自信を持ちにくいというデメリットにもなります。

例えば、運動や学習などで、同級生についていけないと感じたり、できないことが多かったりすると、自己肯定感が低くなったり、劣等感を抱いたりすることがあります。
自分のペースで成長することができるように、適切なサポートが必要です 。

児童手当や運転免許などの制度面で不利になる。

3月生まれの子供は、同級生よりも年齢が若いです。
これは、児童手当や運転免許などの制度面で不利になるというデメリットにもなります。

例えば、児童手当は、15歳の誕生日後の最初の年度末まで支給されますが、3月生まれの子供は、15歳になった直後に支給期間が終わります。
これは、同級生よりも11万円ほど損をするということです 。

また、運転免許は、18歳になってから取得できますが、3月生まれの子供は、同級生よりも遅くなります。
就職や恋愛などで不便に感じることがあります。


保活や学校選択などで選択肢が限られる。

3月生まれの子供は、同級生よりも年齢が若いです。
保活や学校選択などで選択肢が限られるというデメリットにもなります。

例えば、保育園に入園するためには、生後57日以上になっている必要がありますが、3月生まれの子供は、4月に入園することができません。

また、学校選択においても、3月生まれの子供は、同級生よりも成熟度が低いため、進学先や進路について判断するのが難しいことがあります。

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まとめ

3月生まれ当事者としては、デメリットばかり感じています。
特に子供の頃は、周囲の子よりも脳や体の成長という面で遅れているので、成績や社会性の無さを感じていました。

ただそれは、私自身が発達障害のASD(自閉スペクトラム症・アスペルガー)であり、軽度知的障害のIQ(70以下)が多大に関係しています。

一般的に3月生まれであっても、それほど差はなく、生まれ持った遺伝や環境による成長の差が大きいです。

常々私が思っているのは、親の遺伝子が最も重要だということです。
頭の良さ(IQ)も、発達障害の有無も、体の骨格も何もかも親からの遺伝です。

そして、環境の面も親次第となります。

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3月生まれは確かに成長の面でハンデを受けます。
特に子供の頃は、その影響が多大にあります。
しかし、大人になるにつれ、それほど気にならなくなります。

むしろ、3月生まれは同年代と比べて若いので、年を取るのが遅いし、脳や体の劣化も遅いのです。

大人になって、3月生まれの方が良かったと思えるかもしれません。
しかし、子供の頃に3月生まれの影響で失敗してしまうと、大人になって手遅れですので意味が無いです。

3月生まれの私自身としては、子供の頃に周囲よりも幼かったり、能力的な発達の遅れから、損だと感じています。
子供の頃にどれだけ健やかに育ったかが、大人になって全く違うからです。

3月生まれの影響で子供の頃に自己肯定感が育まれないと、大人になって精神的な問題を抱えやすくなります。

子供の頃の成長は本当に大切です。
何月に生まれたかによって精神的、能力的な問題を抱えてしまう影響は少なからずあります。

3月生まれは、それが特にありますので、気を付けて欲しいと思います。

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