偏差値の低い底辺の大学に行く意義はあるのでしょうか。
個人的な見解としては、「なし」だと思っています。

理由として、私は、偏差値が40~42くらいの大学へ進学し、卒業しました。
その経験上、高卒で働いていればよかったと思うからです。
無意味な時間、学費を支払ったと思っています。

資格は1つも取れなかったですし、就職のサポートも皆無だったからです。
ただ単に、学生の延長をしただけでした。

私の場合、IQが70以下の軽度知的障害であり、発達障害ASDもあります。
(当時は判明していません)
でも、周囲の人やゼミの人も低レベルであり、高卒とほぼ変わりはない状態でした。

偏差値45以下の人と言うのは、頭が異常に悪いか、もしくは勉強しないで適当に大学に入った人だと思います。
大学での意義を見出せず、ただ単に行っている人が多かった印象があります。

目的意識をしっかりと持っていれば、偏差値45以下でも行く意味はあると思います。

今回は、偏差値の低い大学へ行く意義についてお伝えしていきます。

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偏差値が45以下の低い大学へ進学する意味

冒頭でも触れましたが、偏差値の低い大学は、生徒や教員、その他もろもろの意識が低いと思います。
IQの低い学生の集まりなので、それ相応の雰囲気になっています。

また、大学の教員も低レベルだと思います。
私は情報系の大学でしたので、プログラミングを教える教員がいました。
しかし、授業内容は、プログラムが書かれた紙のコピーが配られて、ただ単にそれをタイピングして打ち込んで実行するだけなのです。

自分で考えてプログラムを作る授業はありませんでした。
いや、1回だけありました。
ただ、それも教員が一人一人のプログラムを実行して機能したかどうかを調べていたとは言い難いです。
何故なら、みんな出来る人のコピーをしていたからです。
少し、行間をずらしたり、関数を変えるくらいしかしていません。
それでも成績はみんな「優」でした。

英語の授業でも、ただ先生が黒板に書いているだけでした。
私は英語の成績が「優」でしたが、本当の英語の実力は英検3級以下です。
実は、資格を持っていないことが恥ずかしくて、大学4年になって英検の3級を受けに行きました。
しかし、見事に落ちてしまったのです。
英検3級と言えば、中学時代に女子が受かって、クラスで表彰される人がいました。
中学生以下の英語力なのに、大学では「優」を取れてしまう偏差値が低い大学の事実です。

ちなみに「」は一番良い評価です。
私の行った大学では、「優」「良」「可」「不可」の4つの段階がありました。

そもそも偏差値が低い大学は、授業のレベルが低いです。
授業の内容も低い傾向がありますが、それ以上に生徒に考えさせたり、成長させるような内容ではないと思うからです。
全て、「自主性」が求められていました。

大学4年になって就職する時期では、ゼミに入って卒業論文を書きます。
卒論でももちろん、教授の助けは得られず、自分で頑張らなければなりません。
私が入ったゼミが特に何も教えてくれない、サポートが皆無だったのも影響しているとは思います。

また、就職のサポートも皆無でした。
教授は生徒の就職をしているかどうかを非常に気にしていました。
「就職率」という数値がゼミ毎にあるからです。
でも、教授はなにもしてくれない。
全て自分で行い、自分で頑張るしかない環境でした。

他のゼミも同様に自主性が求められていたと思います。
コネがある教授もいたようですが、名のある企業は皆無だと思います。
また、私の頃は超就職氷河期でしたので、かなり厳しい状況でした。

結論として、偏差値が低い大学へ進学する意味は、個人的にはほぼ無いと思っています。
授業のレベルが低く、自分で努力、行動しなければならない。
就職も有利なことはほとんどない。

大学生として楽しみたいだけなら、行くべきだと思います。
ただ、それは別に偏差値が低い大学でなくてもいいはずです。
むしろ、偏差値が低い大学は「恥ずかしい」です。

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偏差値45以下の大学のメリット・デメリット

偏差値が低い大学へ行くメリットやデメリットは一体何でしょうか。
正直、偏差値が低い大学のメリットはほとんど無いと思います。
私の体験上、デメリットが多すぎたと感じているからです。

偏差値45以下の大学のメリット

入学試験の難易度が低く、受験科目も少ないことが多く、大学に受かりやすいという点は良いと思います。
勉強が苦手だったり、IQが低い人が大学へ行きたいとなれば、受け入れられやすいです。

また、卒業しやすいのもメリットだと思います。
授業さえ休まず出ていれば、大抵の成績は「優」になります。
というか、私もテスト自体が無く、講義を聞いていればいいだけの科目が多かった記憶があります。
教員もテストがめんどくさかったのでしょうか。

卒論も、本当に適当で大丈夫でした。
作ったプログラムが発表時に作動しなくても特に問題はありませんでした。
他の人の卒論のテーマや発表も、今思うと幼稚であり、適当感満載だった記憶があります。

偏差値が低い大学の一番のメリットと言えば、自由な時間を持てる事でしょうか。
単位の取得は他の偏差値が高い大学と同レベルではあります。
月~金まで、10時から~18時くらいの授業時間を取らなければなりません。
しかし、他の大学と同様に自分次第で変えられます。
また、低レベルの大学はそこまで厳しくないので、適当でも大丈夫です。

偏差値45以下の大学のデメリット

個人的な見解としては、4年間無駄にしてしまったと思っています。
全ては自分の意識の低さが招いた結果ですが、それでも自主性が強く求められてしまうのが良くないと思います。

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授業レベルが低い

先ほども書きましたが、授業のレベルが低いです。
授業内容もそうですが、教える側もただ単に黒板に書いているだけ。
テストも無い授業が多かったので、出席だけで評価される状態でした。

本当に偏差値が低い大学は、成長がしづらい環境だと思います。

周囲のレベルも低い

偏差値が低い大学の人たちは、IQが引く人が多く、考え方の意識が低い傾向があります。
勉強に興味が無く、遊ぶことしか考えていない。
大学生としてどうすればいいのかわかっていない。

その環境に居ると、必然と自分も周囲の影響を受けてしまいます。

就職しにくい

偏差値が低い大学は、それだけで就職でお断りされてしまう企業があります。
大手企業や公務員などは、偏差値が高い大学を優先して雇用する傾向があります。
普通に考えれば、偏差値45以下の大学の生徒よりも、それ以上の大学卒業生を採りたいとは当たり前だと思います。

偏差値の低い大学だと、資格取得も個人で頑張らなければなりません。
授業では「○○の資格を取ったほうが絶対に就職に有利になる」と行っていた教員がいました。
ただ、授業内容がそれに見合っていないですし、さらに具体的な情報も皆無です。

どこでもいいのであれば、今の世の中、誰でも就職することはできると思います。
しかし、それでは大学へ行った意味が無い訳です。
偏差値45以下の大学は、就職には不利になってしまうのです。
むしろ高卒の方が良かったのではないかと思います。
ただ、高卒と大卒では給与が違うし、評価のされ方も違いますので一概には言えません。

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まとめ

偏差値が低い大学へ行く意義についてお伝えしてきました。

大学生という身分は、人生で一番楽しい時間(ゴールデンタイム)だと思います。
頭が悪くても、偏差値が低い大学であれば、ほぼ誰でも入れます。
4年間、「大学生」として楽しめる最高の時間を手にできるのが、最大のメリットではないでしょうか。

偏差値45以下の低い大学は、その後の進路で多大な苦労をしてしまうのがデメリットです。
ただ、それは自分次第だと思います。
何かに特化した稼ぐ能力があったり、資格取得のために大学時代を主体的に頑張るなど。

大学生は自由ではありますが、自分で行動して結果を残さなければなりません。
それが出来ない割合が高いのが、偏差値の低い大学のダメなところです。

私自身は、発達障害の受動型アスペルガーであり、主体性が全くありませんでした。
周囲の影響をモロに受けてしまいます。
偏差値40くらいの大学の影響から、資格も取れず、何もしませんでした。

偏差値の低い大学へ行く人は、IQの低い人が多いと思います。
私も全IQが70以下の軽度知的障害です。

なので必然的に自主性が低い人が多いと思います。
そこに偏差値の低い大学の雰囲気、授業レベル、資格取得や就職の困難さなどから、行く意味はあまり無い感じてしまうのです。

大学卒業後の人生で、かなりの差が付きやすいからです。
4年間無駄な時間を過ごすくらいなら、高卒で就職していた方が後々有利になる可能性もあります。
全ては自分次第だと思いますが、偏差値の低い大学での行動原理は難しいと感じます。

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