いつか書きたいと思っていた変わった苗字の辛さ。
小学生の5年生辺りから今現在に至るまで、ずっと珍しい苗字の影響で苦しめられ続けています。

私は父親のせいで変わった苗字です。
珍しい苗字の影響から、バカにされたりイジメなど、酷い目にあってきました。

絶対に間違えて呼ばれ、毎回自分から訂正するために言わなければならないのです。
学校の進級、新しいクラス、新しい先生、初めての病院、施設など、苗字を初めて呼ばれる環境下で、確実に間違えられて呼ばれます。
そのたびに、自分から本当の呼び方を言って訂正していました。

毎回、周囲から奇異の目で見られ恥ずかしい思いをします。
また、変わった苗字の影響で、特殊な人間として認識されてしまいます。
普通とは違うだけで、悪い意味で注目されてしまうのです。

変わった苗字だけなら、他に1~2人くらいクラスにたまにいました。
しかし、変わった苗字だけならまだマシです。
変わった珍しい苗字の本当の辛さ、恐ろしさは、他の普通の人には無い「劣等な要素」がある場合です。

変わった苗字でも自尊心や自己肯定感が高い人の場合、たいして気にはしないでしょう。
裕福な家庭、親がまとも、普通の人よりも少しだけでも誇れる要素がある家や環境下の人であれば、変わった苗字でも精神的なダメージは最小限に抑えられます。

しかし私の場合、最悪なことに普通の人には無い数々の劣等な要素があり、変わった苗字が乗算して何倍にも悪影響をもたらしたのです。

子供の頃に特に感じていたのが精神の弱さ。
これは父親による超劣等遺伝の影響です。
父親が本当にメンタルが弱い人で、精神的に軟弱でした。

母親に聞いた話で新婚旅行の出来事があります。
飛行機に乗ったそうなのですが、その時に、自分たちの席に外国人が間違えて座っていたそうです。
それを見た父は、突然逃げ出したのです。
母は自分の席のチケットを見せて、どいてもらったと言っていました。

この話を聞いて、やはり心が弱い人だったと確信しました。
そもそも、父親が明らかに発達障害(ASD)であり、頭のおかしい人でした。
人から騙され、いいように使われていました。
癌で入院して人生の最後の状態ですら、友達(悪い奴)にお金を奪われそうになる始末。

子供とのコミュニケーションが全く取れない。
子供の前で平気で浮気する。
何を考えているのかわからない。
アル中であり、お酒を飲んで酔っ払っているときだけ、何故か強気になる。

書ききれないくらい父に対して言いたいことはあるのですが、故人に対して今更酷いことは言いたくないので止めておきます。

ただ最後に言いたいのは、父親の変わった苗字、貧乏、浮気、発達障害の遺伝、家庭崩壊は本当に酷い。

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変わった珍しい苗字は、その他の普通の人には無いハンデ、劣等感がある場合、苦しみは何倍にも増します。
本当に人生において辛い思い、自己肯定感の欠如を助長し、トラウマとなるのです。

私の場合、子供の頃は精神の異常な弱さ、貧乏、家庭崩壊が変わった苗字の辛さを何倍にも増幅していました。
とにかく私はメンタルが生まれつき異常に弱く、小学生から中学1年くらいまで、三日に1度は泣いていました。
全て父親の劣等遺伝の影響ですが、貧乏な家庭、最悪な環境も原因です。

変わった苗字のせいで、新しいクラスになった時、まず間違いなく間違えられて呼ばれます。
その際、自分から本当の苗字の呼び方を言って訂正しなければなりません。
しかし私はメンタルが弱く、声も小さいので上手く先生に聞こえないのです。
何度も言ってようやく先生に通じて、理解してもらいます。

そのやり取りをクラスがシーンとしている中でするのです。
わかりますか?この辛さが。

明らかに異常な人のように思われ、普通ではないと認識されます。
確実にクラスで浮く要素となるのです。

ここから挽回するにはどうにかして普通を演じて、好奇な目で見られないようにしなければなりません。
なんとか普通の人と同じように接してほしい。
ただそれだけを願って、毎日頑張って自分なりに普通を演じてきました。
しかし、発達障害(ASD)の影響からすべてが崩壊してしまいました。
そもそも発達障害の概念が無い時代であり、普通(定型発達)の人と同じところに放り込まれ、全て最悪な方向に行ってしまいました。
結果、酷いイジメに遭い続けたのです。

変わった苗字の場合、少しでも普通と違う要素を見せた場合、一般の人よりも何倍も悪い印象を受けます。
普通の名前の人が、普通とは違うことをして変な目で見られても、印象はそれほど残りません。
しかし、変わった苗字の私の場合、ちょっと普通とは違う変な要素を見せただけで、そのイメージは悪い方向に何倍にもなるのです。
変わった苗字のせいで、印象付けが全く違うのです。
元から変な苗字の影響で、普通とは違う区分に認識されているのに、さらに普通ではない言動をすることで、より変人と認識されてしまう。

これは実際に変わった苗字で苦労して辛い思いを体験した人でないと、本当の理解はできないと思います。

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苗字が恥ずかしい

変わった珍しい苗字は本当に恥ずかしいです。

なぜ恥ずかしいのかというと、大多数の中で呼び間違えられ、訂正しなければならないからです。
クラブやサークルなど、少数の集まりでは注目度が低く、恥ずかしさは緩和されます。
それでも初めて自分の変わった苗字を伝えるのは本当に恥ずかしいのですが・・・。

とにかく大勢の前で間違われて呼ばれ、本当の苗字の呼び方を覚えてもらわなければならない状況が辛いし、恥ずかしいのです。

大人になった今では、そのような環境がほとんどないので恥ずかしい思いをすることは稀です。

私の場合、そもそも引きこもりなので今では病院以外で辛い、恥ずかしい思いをすることはありません。
わざわざ間違えられて呼ばれても、学校や社会ではないので、病院でいちいち訂正することはありません。
恥ずかしいし、辛い気持ちはありますが、何とか耐えられる範囲です。

苗字が恥ずかしいと感じてしまう理由

自分の苗字を恥ずかしいと思ってしまう訳は、劣等感です。
自分に対して自信が無く、自己肯定感が低いので恥ずかしい感情があふれてくるのです。

変わった苗字以外が普通の人と何ら変わりがない。
もしくは普通の人よりも少し優れている、誇れる部分がある。
変わった苗字の辛さを克服する何かがある場合、恥ずかしさは緩和されます。

生まれ育った環境、親、頭の良さ(IQ)、身体能力など、自己肯定感が高められる要素があれば、人生において変わった苗字のハンデを気にしない人間になれます。

私は普通の人よりも圧倒的に劣っており、さらに発達障害、環境が最悪な状況でした。
おかげで自己肯定感は最低レベルであり、変わった苗字が物凄く恥ずかしく、今現在も苗字を呼ばれるのが恥ずかしいし、辛いです。

間違えられて呼ばれる

苗字を間違えて呼ばれることは辛いです。
訂正するのはいいのですが、恥ずかしい、めんどくさい、またかよとなります。

特に初めての人に対しては変わった苗字のせいで確実に間違えてよばれてしまう。
良くも悪くも変わった苗字の影響から、強くイメージ付けがされてしまうのです。

読み方を勘違いされて間違えらえて呼ばれる苦痛は人それぞれだと思います。
しかし、今まで経験してきた変わった苗字の辛さから、間違えられて呼ばれたとき、精神的な辛さは蓄積され、自己肯定感が低下し続けます。

なぜこれほどまでに間違えて呼ばれるだけで辛いのか。

なんというか、苗字なんか無くていいから番号とか、自分で苗字を変えられるシステムにしてくれないかな。

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イジメの原因

私は変わった苗字のせいでイジメられ続けました。
小学生の頃は、変わった苗字のせいで、変なあだ名をつけられて呼ばれていました。
それほど悪意があるあだ名ではなかったのはまだマシでした。
それでも小学生高学年になると、変わった苗字というだけで変な人という印象付けをされていました。
軽イジメにもよくあっており、三日に1度は泣かされていました。

一番ひどかったのが中学生時代。
そもそも私の地域のクラスの年代は全国でも最悪レベルで荒れており、ゴミ屑が多かったのです。
荒れすぎていて地域の新聞にも載りました。
全校集会などの集まりがあると、体育館の2階で不良どもが騒音をまき散らす。
学校の先生は怖くて誰も注意ができない。
ガタイがいい図工の先生も手出しができず、足関節が逆に曲がる大怪我を負わされていました。

トイレにもまともに入れません。
不良どもがタバコを吸っており、見張り役がいるのです。
入ろうとすれば、袋叩き似合う、有り金を取られるなど何かしらの酷い目に遭います。
その為、使ってはいけないのですが、職員用のトイレを隠れて使っていました。

クラスの半分は不良、悪い人の集まりでした。

そのような酷い環境下で私はいじめの対象になってしまいました。
全て変わった苗字が発端です。

人の初めての印象は、見た目、苗字や名前で決まります。
情報が欠落している為、判断材料が少ないからです。

私は変わった苗字のせいで、イメージは最悪、奇異の目でまず見られます。
初めてのクラスで担任の教師や、新しい先生に間違えられて呼ばれ、訂正しなければならない。
その訂正の声が小さい、苗字の語彙が言いずらい為、私自身も言葉に詰まってしまい、上手く言えない。
クラスが静まり返り、私に注目が集まる。
奇異の目で見られ、クラスで一番の恥さらし扱いされる。
おかげで他の人が少し変でも私がスケープゴートとなり、助かっていました。

ここから挽回するには相当の努力が必要です。
普通の人と同じように接してもらうにはどうしたらいいのか。
それには普通の人には無い優れた部分を見せなければならない。

しかし私は貧乏、ボロボロの家、家庭崩壊、環境最悪の状態です。
さらに判明していない発達障害、軽度知的障害のIQ(70以下)。
そして生まれつきの精神の異常な弱さ、超赤面症。

どうすることもできませんでした。

頑張って普通にふるまってもすぐにボロが出てしまう。
結果、イジメの標的にされてしまったのです。

中学校時代のイジメについては書きたくありません。
本当に酷い目に遭い続けて、ボロボロになりました。
プロフィール辺りに少し書いてあるのでそちらを参考にしていただければと思います。

高校時代も酷かった。
変わった苗字のせいで、初めから奇異の目で見られる。
その状態から普通に持っていくのは不可能でした。

しかし、高校時代はイジメはあったけれど、中学に比べれば天国でした。
そもそも発達障害の影響から性格が変、頭のおかしい人という印象にされ、避けられていました。
休み時間になると私の周りから人がいなくなる。
明らかに変人扱い。
私自身は変わった苗字とメンタルの弱さが影響していると思っていたのですが、今考えると発達障害によるコミュニケーションの欠如が一番の原因でした。

ただ高校は中学と違い、IQに差がありません。
その為、平和だったのかもしれません。
ちなみに偏差値30台の高校です。

高校時代に話しかけられた人に言われた言葉を今でも忘れません。
卒業した中学校の名前を言っただけで、「よく生きていたね」と。
私の通っていた中学校には「絶対に近づくな」と先生に言われていたそうです。

私の精神的弱さや変わった苗字、その他の人間性を見て、その人は悟ったのでしょう。
明らかにイジメの対象になってひどい目にあわされていたのだと。

当時は変わった苗字が本当に辛くて、イジメの原因だと思っていました。
しかし、今思うと自己肯定感の無さが要因だと感じます。

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書き忘れていたこと、専門学校を2日で辞めた話

変わった苗字のせいで、人生に最悪な影響を及ぼした出来事を書き忘れていました。

それは、高校卒業後に専門学校に進学した時のことです。
私は今までの経験上、変わった苗字のせいでとにかく辛い目に遭い続けてきました。

その為、何を思ったのか、専門学校ではいつも間違われて呼ばれ続けている苗字の方で登録したのです。
もう間違われて呼ばれるのが嫌でメンタルが崩壊していたからです。

しかし、すぐにボロが出てしまいました。
1日目は、見学会と少しの体験学習みたいなことをして終わりました。
しかし、2日目に一番恐れていたクラスの自己紹介が行われました。

一人ひとり、教壇の前に立って自己紹介が順番に行われていきます。
私の番が回ってきました。

その前に、私は生まれつきの超恥ずかしがり屋であり、発達障害の影響もあり、メンタルは異常によわよわです。

発達障害の人が恥ずかしがり屋で内向的・シャイな性格なのは何故ですか?

教壇の前に立った時、既に頭が真っ白になってしまっていました。
そして、自分の自己紹介をしようと、苗字と名前を言いました。
そこで、私は登録していた苗字ではなく、本当の苗字を言ってしまったのです。
すぐに気づき、嘘の登録済みの苗字を言い直しました。

しかし、周囲のクラスの人はシーンとなっており、明らかに変な人だと思われていました。
私は恥ずかしさの余り、その後何を言っていたのか全く覚えていません。

もう絶望状態となってしまい、専門学校を二日で辞めてしまったのです。
ここが私の人生が終わってしまった分岐点だったと思います。

ちなみに学費は1年分の60万円くらい払ってしまっており、返してはくれませんでした。

変わった苗字でなければ、わざわざいつも間違われて呼ばれる呼び方の登録をしてはいませんでした。
もう変わった苗字がトラウマになっており、どうしようもなかったのです。

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まとめ

変わった珍しい苗字の人の場合、第一印象に良くも悪くも注目されてしまいます。
そこで変な様子や仕草をみせてしまうと、一気に悪いな方向に行ってしまう。
イジメや避けられる要因ともなります。

変わった苗字以外にも、普通ではないマイナスの要素、「貧乏」「頭が悪い」「親ガチャの酷さ」「発達障害」などがあると辛さが何倍もの悪影響をもたらします。
苗字が恥ずかしいだけでも辛いのに、その他の不安要素がさらにメンタルに影響し、自己肯定感が酷くなります。

私はあまりにも変わった苗字が辛くて親に何度も「苗字を変えたい」と懇願していました。
しかし、「精神が弱い」「気にするな」など、根性論だけで全く取り合ってはくれませんでした。
おかげで、毎回新しい環境や場所で辛い思いをし、メンタルは崩壊しました。

長期引きこもりになる前、あまりにも変わった珍しい苗字が辛くて、弁護士事務所に相談しに行きました。
ネットで無料で相談できるところがありました。
しかし、そこで言われたことは絶望しかありませんでした。

苗字を変えたいなら、どのような不利益をこうむり、変えたいのか。
苗字を変える理由を明白にし、「裁判に勝たなければならない」と言われました。
さらにその裁判をするにもまず、「戸籍を無くし、一人の人間になる必要がある」というようなことを仰っていました。
あまりにも難しく、個人でできる事なのか。
そして苗字を変えたいだけなのに大変な労力と時間、リスクが高すぎると思い、できませんでした。

今も変わった珍しい苗字のせいで苦しんでいます。
何で親は子供が変わった苗字で苦しむ想像ができなかったのだろうか。
そもそもうちの父親はアスペルガー(ASD)であり、母親は物が捨てられずずっとゴミ屋敷。
どちらも普通とはかけ離れており、仕方がないのだと諦めています。

昨今、キラキラネームで辛い思いをしている人がいる噂をよく聞きます。
何故、変わった名前を付けるのだろうか。
名前によって子供が辛い思い、苦しむ想像が出来ないのだろうか。
ただそれでも、親がしっかりしているならまだ救いはある。
貧乏、親の不仲で家庭崩壊、その他のマイナス要素が無く、子供に普通以上の待遇ができるなら。
子供がキラキラネーム以外で辛い思いをしないのであれば、許せる。

名前は苗字ほど呼ばれる頻度や間違えられてもそれほど気にしないのでまだマシです。
それでも好奇の目の対象になるのは確実であり、そこから子供が挽回しなければならない労力があります。

普通とは違う状態だけで、辛い目に合う世の中。
本当に生きずらいと思います。

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